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パラダイス リッジParadise Ridge

最も数奇な運命を生きた薩摩のラスト・サムライ、『長澤鼎(ながさわ かなえ)』が残したソノマのヴィンヤード

パラダイスリッジ イメージ写真

長澤鼎は1800 年代中期、幕末の薩摩藩から12歳の若さでイギリスに留学した。

藩の財政悪化等により仲間達が次々に帰国する中、数名の同士とともにその後アメリカ東海岸からカリフォルニアに渡りその後ソノマにワイナリーを設立、フィロキセラ禍や禁酒法、日系人に対する様々な差別などの苦難に耐え商業的な大成功を収めた彼はやがて「ブドウ王(Grape King)」と呼ばれ、州内の10大ワイナリーに名を連ねるに至った。

米国内のコンクールで 入賞するなどさらにその知名度を高めたKanaye Nagasawaが造るワインは、当時アメリカのワインなど見向きもしなかったイギリス市場に初めて輸出された名誉ある1本となった。

ソノマのサンタローザ市は現在のワイン産業に大きな影響を与えた彼の偉業に敬意を表し、長沢が遺したワイナリー跡地を"Nagasawa Community Park"として今に残し、かつての円形納屋は、"Round Barn"の名で地元っ子に愛されている。彼が所有した土地の一部は現在パラダイス・リッジ・ワイナリーが継承し、その偉業に感銘を受けたオーナーにより彼の名を冠したシャルドネが毎年少量造り出されている。

かつて米国内で広まった日系人差別の歴史の中で全てを没収され、この偉大なサムライストーリーは闇に葬られたが、1983年レーガン大統領来日の際の公式スピーチにおいて長沢の多大なる功績を取り上げた事をきっかけに、50年の時を経て多くの日本人の知るところとなった。 2014年 鹿児島県いちき串木野市に開館した薩摩藩英国留学生記念館には、長沢の苦難の歩みとともにパラダイス・リッジのワインが展示されている。

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