商品情報
カリフォルニアのシャルドネの頂点に君臨する、オーベールの自社畑シリーズ。「パーク・アベニュー・ヴィンヤード」の希少なシャルドネが、少量入荷しました。この逸品が生む特別なひとときを、どうぞお楽しみください!
■生産者のコメント
グラスからは風味豊かでエキゾチックなニュアンスが立ち上り、ユズ・オイルやパッションフルーツ、レモングラスの香りが特徴的です。
口当たりは軽やかでフレッシュさがあり、アーモンド・クロワッサンや熟したアプリコットの風味が加わることで、引き締まった口当たりと豊かさが感じられます。さらに、後から現れるオレンジ・オイルやホワイトペッパーが更に複雑さを加え、繊細な酸味が口内で広がりながら、ワインの長い余韻を引き立てています。
わずかに靄がかって見えるのは、ノンフィルター製法による旨味がそのまま保たれている証拠です。
■栽培について
カリフォルニア州ソノマのソノマ・コーストに位置する自社畑「パーク・アベニュー・ヴィンヤード」は、ローレンとCIXという2つの自社畑の間にあり、フォレストヴィルの町を見下ろす小高い丘の上に広がっています。
畑の土壌は、ローム質のゴールドリッジが主体で、下層には古代の海底で堆積した土壌が隆起して広がっています。主にハイド・クローンが植えられており、一部にはモンラッシェ・クローンが、101-14と420Aの台木に接ぎ木されています。
この畑は、エステート・ヴィンヤードとしては4番目に植樹されましたが、ワインがリリースされたのは5番目となります。ローレンと同じ丘陵地に位置し、日照条件も似ていますが、下層土壌に広がる古代の海底由来の特徴が、ローレンの土壌とはっきり異なっています。
オーベールは2013年にこの畑を購入しました。それ以前、この約5haの土地はリンゴ畑として使用されており、隣人が所有していましたが、彼の逝去に伴い譲られました。畑まで続く長い道があることから、「パーク・アベニュー」という名前が付けられました。
■醸造について
夜間の涼しいうちに収穫を行い、5~6時間以内に樽に入れることを目標としています。収穫したブドウは冷蔵車で直ちにワイナリーに運び込まれ、選果・圧搾の後、フレンチオーク樽(約80%が新樽、約20%が1年使いの樽)に入れられます。自然酵母100%で発酵を進め、約10か月をかけて第一次発酵(アルコール発酵)と第二次発酵(マロラクティック発酵100%)を行います。
澱が自然に沈殿するのを待った後、樽を選別してステンレスタンクに移し、4~5か月間落ち着かせます。その後、毎年12月に人工的な清澄処理やフィルターを使わずにボトリングを行っています。
樽での発酵と熟成、ステンレスタンクでの熟成を合わせて、約15か月の時間をかけて丁寧に仕上げています。アルコール度15.0%。
■オーベールについて
マーク・オーベール氏は、25年以上にわたり、カルトワインのワインメーカーとして活躍してきました。ピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアント・ファミリーなど、名実ともに有名なブランドを手がけ、その実力を認められています。
オーベール・ワインズは1999年に設立され、2010年には自社の醸造設備を構えました。現在、ナパ・ヴァレー、カーネロス、ソノマ・コーストにある単一畑から、シャルドネとピノ・ノワールを生産しています。
マーク・オーベール氏が追求するシャルドネは、100%フレンチオーク樽で発酵・熟成(高い新樽率)させた贅沢なフルボディでありながら、バランスがとれたフィネスとエレガンスを体現するワインです。そのスタイルは、マーカッシン、コングスガード、ピーター・マイケル、キスラーと並び、「カリフォルニアのシャルドネの頂点」に位置しています。
基本情報
英語名 |
Aubert Chardonnay Park Avenue Vineyard Sonoma Coast[2022] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト |
生産年 |
2022 |
生産者 |
オーベール ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 |
品種 |
シャルドネ100% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:96点ワイン・スペクテイター:97点ワイン・インディペンデント:96-98点 |