ベル・ヒルのセカンド的ピノノワール
ベル ヒル オールド ウィカ パス ロード ピノノワール [2018]

オールド・ウィカ・パス・ロードは、ニュージーランドを代表する造り手のひとつ、ベル・ヒルのセカンド的ピノノワールです。

■生産者のコメント
　果実の甘い香りと共に擦ったマッチの香り、冷涼な海風を感じさせる青系果実、淡い色調とは裏腹に繊細だけど力強い香りが感じられます。

ジューシーな果実の核は一貫性と方向性があります。余韻は長く、継ぎ目のない塩味が感じられます。抽出は繊細ですが洗練されており、口の中に緊張感を伴う滑らかな飲み心地があります。

■畑について
2019年のオールド・ウィカ・パス・ロード ピノノワールは、ベル ヒル・ヴィンヤードの区画Shelf(シェルフ)、Quarry(クォーリー)、Slope(スロープ)の厳選された5樽のブレンドです。

■醸造について
ほとんどの果実は除梗され、果実のみを多く含みます。区画Quarryで収穫されたピノノワールのクローンAM10/5と、区画Shelfで収穫された1998年植えられたピノノワールの発酵には少量の全房が使われています。

発酵期間は26-30日間です。発酵前は低温浸漬、発酵後は温かい温度にて浸漬を行います。バスケットプレスした後、フレンチオーク(新樽100％)で12か月熟成後、滓を取り除き、ブレンドして、8か月間タンクにて熟成させた後、瓶詰めされました。アルコール度13％。生産数1366本。


■ベル・ヒルについて
ベル・ヒルは、1997年にオーナー夫婦のマーセル・ギーセンとシェルウィン・ヴェルデゥイゼンによって、ニュージーランド/ノース・カンタベリーのウェカ・パス地区に創立された極小のブティック・ワイナリーです。

ベル・ヒルの造るワインは、メーリングリストだけで完売してしまうワイン・ラヴァー垂涎の的であり、同時にニュージーランドだけでなく世界で最も渇望されている存在なのです。