チリその他Other Chile

色は明るいチェリーレッド。チェリーやイチゴ、ブラックベリーなどの果実から、すみれや地中海のハーブのような香りまで、非常に複雑な香りがある。ミディアム・ボディできめ細やかなタンニンとはっきりした酸が、しっかりとした骨格と余韻を造り上げている。

グレープフルーツ、ピーチ、アプリコットの凝縮したフレーバーとミネラル感。フルボディで芳醇なアロマとしっかりとしたボディが特徴。クリスピーな酸と長い余韻を持つ。

土壌：花崗岩ベースの砂の多いローム質土壌

天然酵母醗酵 フレンチオーク樽（500Ｌ、ＭＬＦ30％） フレンチオーク樽 9カ月（500Ｌ、新樽比率30％）

明るい赤紫色でリムはバイオレット。ブラックベリーやブルーベリー、プラム等の黒い果実の香りが幾層にも重なりかすかにミントのアロマも感じられます。口に含むと程よいボリューム感とベルベットの様ななめらかなタンニンが感じられ、エッグタンクや澱との接触から来る凝縮感もありながら、エレガントなスタイルに仕上がっています。

完熟したブラックベリーにスパイシーなサンダルウッドや森林の香り。カベルネ フランのグリップのあるタンニンが果実味を引き立て、シルキーで長い余韻に続く。手摘みブドウをフレンチオーク樽で１８ヶ月間熟成。ロス リンゲス地区の痩せた花崗岩質土壌のバイオダイナミック栽培畑で密植、一株あたり１ｋｇの低収量。

ブラックベリーにスパイシーなサンダルウッドや森林の香り。カベルネ フランのグリップのあるタンニンが果実味を引き立て、シルキーで長い余韻に続く。フレンチオーク樽で１８ヶ月間熟成。ロス リンゲス地区の痩せた花崗岩質土壌のバイオダイナミック栽培畑で密植、一株あたり１ｋｇの低収量に抑えられる。

酸が高く整ったテクスチャーを持ちます。鮮度の高い鮮やかな赤 紫の果実を感じ、ハーバルな要素やアーシーさ、細かに溶け込んだタンニンが魅力です。

土壌：粘土交じりの海洋石灰質

ステンレスタンク（10％全房醗酵） セメントタンク 20ヵ月

カシス、ブラックベリー、ラズベリーのアロマに微かなミネラルが伴い、凝縮感のある果実にグルナッシュ由来のジューシーさが心地よいアクセントを加えている。高密植でバイオダイナミック栽培される自社畑ブドウをフレンチオーク樽で１８ヶ月間熟成、無濾過で瓶詰め。

赤い果実のアロマにスミレ、コショウが混じり、チョコとスパイシーなオークの風味が味わいをバランスよくまとめている。しなやかな骨格と複雑さがあり、タンニンを伴う持続的な余韻がある。有機栽培 バイオダイナミック栽培のブドウを天然酵母で自然発酵。樽熟成14ヶ月。

赤果実やストロベリー、紅茶、ザクロ、森林、春先の芝、セージ、腐葉土などのアロマが広がります。細やかなタンニンとミネラリックな質感を持ち、いきいきとした赤果実が見事です。

土壌：赤い酸化した花崗岩質土壌

ステンレス＆コンクリ―トタンク（天然酵母、全房100％） トーストしないフードレ（大樽）、コンクリートタンクでそれぞれ12カ月

シグノス・デ・オリヘンとは「その土地の印、サイン」の意味。

チリのワイン産地の中でも最も冷涼な地域の一つとして知られるヴァレ・カサブランカは、寒流のフンボルト海流の流れる太平洋にほど近いエリア。その冷涼なカサブランカのブドウに焦点を当て、そこに育つ品種の個性をボトルに詰めたのが、このシグノス・デ・オリヘンです。

冷涼な土地でゆっくりと育ったブドウは、酸が豊富で、多くのアロマを蓄えた、宝物のようなブドウです。そして、有機栽培・バイオダイナミック農法だからこそ表現できる、真の品種の個性が表現できると確信しています。

ラベルにはその品種に相応しいシンボルマークが印として描かれています。

アメリカンチェリーのような色。ブラックベリーのような果実の香りが中心でその後タバコの葉や黒コショウのような複雑な香りを感じます。口に含むと、まろやかでジューシーなワインにしてくれる滑らかなタンニンのバランスの良さを感じます。

ペアリング
ラム肉や、チーズとチャイブを詰めたマッシュルームのオーブン焼き、チョコレート・トリュフなどとよく合います。

■テイスティング・コメント
凝縮した藍色に近い紫がかった赤色。ブラックベリーやプラム、ブルーベリーなどの黒い果実のフルーティな香りが中心となり、その後にかすかなフローラルなアロマが感じられます。口に含むとオリーヴや白い花の香りが感じられ、シルキーな口当たりとほどよいボリューム感を持つフィニッシュの長いワインです。

■ヴィンテージについて
太平洋のフンボルト海流の冷気の影響を受ける。一定の湿度が保たれ、平均気温は夏で25度、冬で14度ほど。2020～2021年シーズンは雨の多く寒い冬に始まり、降水量も前年より多い230mm。春は寒く数回か霜が降りたが、シラーは発芽が遅い品種の為、影響は無かった。完熟のプロセスは春から夏の穏やかな気温の為前年よりゆっくりと進み、結果、収穫も遅れたが、バランスの良い完璧なブドウが収穫されました。

■畑について
沿岸山脈の麓の広がるカサブランカのラ・ヴィニジャ・ゾーンにあるラ・ケブラーダ・ヴィンヤード。海抜380ｍの位置にあります。

■土壌について
深い花崗岩由来の崩積土。粘土質成分は少なく砂質ローム質。結果、根が地中深く伸びる。弱酸性（pH6.1～6.3）、有機物は少なく、中庸な肥沃度で塩分濃度は低い。

■醸造について
手摘みで収穫されたブドウは、重みでブドウが潰れないように小型のケースに入れられ、ワイナリーに運ばれた後、直ちに冷却されます。選別はコンベアベルトの上で2回行われます。１回は房選り、２回目は除梗後の果粒の選別をします。その後ブドウを破砕して重力の力でコンクリートと木製タンクに移し、約2日間6～8度で低温浸漬させます。その後温度を上げ天然酵母によるアルコール発酵が始まり、温度は20～24度に保たれ、同時にポンプオーバーも行われます。その後ワインは卵型セメントタンクとコンクリートタンクの中で5カ月熟成され、その間にマロラクティック発酵が自然に始まります。人為的な清澄作業は行われず、ボトリング前に1ミクロンのフィルターでろ過されます。


■サルヴァヘについて
有機栽培、バイオダイナミック農法でブドウを栽培し続けてており、これらの農法で栽培するブドウは年々健康で病害虫に強いブドウになっていくそうです。その強靭なブドウから造られたワインはSO2を使用しなくてもとても美しいワインに変化します。冷涼なカサブランカでゆっくりと成長したシラーをメインに、エレガントで味わい深いワインがまた一つ誕生しました。

「Salvaje （サルヴァへ）」はスペイン語で、「野生」の意味。

複雑に重なりあうアロマと酵母香。長期熟成が魅せる本格派の瓶内二次醗酵スパークリング。新鮮な柑橘果実の味わいとふくよかな熟成香が見事。きめ細かな泡を持つ納得の１本です。

土壌：水はけのよい石混じりの沖積土壌

瓶内二次醗酵/ステンレスタンク（ＭＬＦ無） 瓶熟 60カ月

グレープフルーツ、ピーチ、アプリコットの凝縮したフレーバーとミネラル感。芳醇でありながら柑橘系のアロマが特徴です。しっかりとした酸と長い余韻が続きます。

土壌：花崗岩ベースの砂の多いローム質土壌

フレンチオーク樽（500Ｌ、ＭＬＦ無し） フレンチオーク樽 12カ月（225Ｌ、300Ｌ/新樽比率15％）

ダークチェリーや完熟プラム香を持ち、甘いスパイス香のアタックが印象的。タンニンがボディ、ストラクチャーに長い余韻を持たせ、酸がフルーティな特徴をバランスよくまとめています。

土壌：粘土、砂質、石灰交じりの痩せた堆積土壌

ステンレスタンク フレンチオーク樽 12カ月（225Ｌ/新樽比率 35％）

印象的なアロマティックなアロマ。やや厚みのあるボディと引き締まった酸にハーブやトロピカルフルーツのニュアンスがパレットで広がり、長くエレガントな余韻が続きます。

土壌：花崗岩、崩石土壌

天然酵母醗酵、全房プレス、フレンチオーク樽（250Ｌ＆500Ｌ、ＭＬＦ無し） フレンチオーク樽 6カ月（250Ｌ＆500Ｌ、新樽なし）

パタゴニア地域の冷涼なシャルドネ。白桃や白い花、グレープフルーツのニュアンスと鉱物を感じる強いミネラル。フレッシュな酸と果実味のバランスに優れた白ワインです。

土壌：火山性の堆積土壌

ステンレスタンク ステンレスタンク70％ フレンチオーク30％ それぞれ 14カ月（225Ｌ/新樽なし）

グレープフルーツ、ピーチ、アプリコットの凝縮したフレーバーとミネラル感。芳醇でありながら柑橘系のアロマが特徴です。しっかりとした酸と長い余韻が続きます。

土壌：花崗岩ベースの砂の多いローム質土壌

天然酵母醗酵 フレンチオーク樽（500Ｌ、ＭＬＦ無し） フレンチオーク樽 12カ月（225Ｌ、新樽比率30％）

ベリーやチェリー、プラムの強いアロマ。心地よいスパイス香やローストしたピーマンの香も漂います。細やかなタンニンを持ち、深くエレガントでいきいきとした果実味が特徴です。

土壌：粘土 砂質が入り混じった花崗岩質の土壌

ステンレスタンク（野生乳酸菌でＭＬＦ） フレンチオーク樽 27カ月（新樽比率15％）後にステンレスタンク 6カ月

赤果実やストロベリー、紅茶、ザクロ、森林、春先の芝、セージ、腐葉土などのアロマが広がります。細かなタンニンとミネラリックな質感を持ち、いきいきとした赤果実が見事です。

土壌：石英が混じった花崗岩質土壌

天然酵母使用、30％全房、70％全粒にてステンレス＆コンクリ―トタンク醗酵 トーストしないフードレ（大樽）、エキポシ樹脂