レイト・ハーベスト特有のドライフルーツの風味、極甘口ながら黒ぶどうのタンニンと適度な酸味が味わいの骨格となり、飲み飽きないスタイルとなっている。
ドライ・クリーク北部に位置するLily Hill Vineyardのブドウを100%使用。この地域は夜の気温が低く保たれ、ブドウは酸度を失う事なくゆっくりと樹の上で熟してゆく。Brix40にも達したブドウから生まれる極甘口の赤ワイン。果実の風味を壊さぬよう樽熟は最小限にとどめる。契約畑/発酵:ステンレスタンク熟成:フレンチオーク(古樽)にて8ヶ月
■ワイナリーについて
UCデイヴィスで学び、ファー・ニエンテ、シュラムスバーグなどカリフォルニアの著名ワイナリーで修業を積んだマイケル・ダッシュはその後クラウディ・ベイ、Ch.・ラフィット・ロートシルトのラボで経験を重ね、帰国後リッジにて名匠ポール・ドレイパーのアシスタントワインメーカーを務めた輝かしい経歴を持つ。一方妻のアンはボルドー大学で学び、Ch.・ラ・ドミニクで伝統的なワイン造りを学んだ。そして彼らは出会い、結婚し、カリフォルニアにて自らのワイナリーを立ち上げた。ブドウの熟度は過熟ではなくあくまで適熟。そして樽の風味を極力付けないよう大樽など伝統的な手法を応用し小ロットで仕込む。発酵は野生酵母、濾過やオリ引きはまったく、もしくはほとんど行わない。彼らのジンファンデルはパワフルではなく、あくまで食事にマッチするエレガントなスタイル。ラベルの猿と魚は違う土壌で育った2人が協力している様を示す。2018年にはマイケルの出身大学の後輩に当たるルネー・カルデロンがワインメーカーを務める。(2013年からDashe Cellarsにて従事)
- Dashe Late Harvest Zinfandel[2018]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ドライクリークヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン甘-辛: 甘口
- ジンファンデル
- 375ml