ベッドロックの魅力にはまる、ボルドー・ブラン・スタイルの希少な白ワイン!!
「このボルドー・ブラン・スタイルのワインには特別な思いがあります。2021年は特別な年となりました。1892年の歴史的な現存する書類に、現ベッドロック・ヴィンヤード(その当時はジョージ・ハースト上院議員/カリフォルニアの父とも呼ばれ、息子のウイリアム・ランドルフ・ハーストはサンフランシスコ・エクザミナー紙のオーナーとして有名が所有していたマドローン・ランチと呼ばれた畑)に、セミヨンが植樹されていたという記録がありました。それから、129年を経た2021年に、自社畑ベッドロックの一画に近年植樹したセミヨンが非常に良好な状態でワインに出来る段階にまで生育し、この2021年に約7割使用することができた記念すべきヴィンテージです(今まではベッドロックのセミヨンの若木少量と買い葡萄で造っていました)。」とオーナー・ワインメーカーのモーガン・トウェイン・ピーターソンは語っています。
このキュヴェ・カラタスのワイン名は、モーガンの愛犬 Caritas/カリタス(グレート・ピレニーズ)に因んで命名しました。ベッドロック創業(2007年)よりも前から共に過ごした相棒。モーガンの結婚式の前日(2019年6月)に13歳で、モーガンの将来を奥様と息子に託して亡くなりました。今でも、このワインには毎年特別な思いと感謝を込めて造っています。
セミヨンから和梨、柑橘類のニュアンスが良く表現され、口当たりがなめらかで重厚な果実味を内包しますが、ソーヴィニヨン・ブランが加わることで、香り立つスパイシーさと爽快な酸が演出され、このワインを重くなり過ぎず、切れ味良くしています。熟成させても面白いですが、若いうちに飲んでも十分に楽しめる豊かさとキレがある仕上がりとなっています。
ボルドー・ブランの定石通り、フレンチオーク樽(フランスのシルヴァン社製)とフランスのタランソー社製のパンチョン(500L、一部新樽)にて発酵・熟成しています。フレッシュさとパワーをキープするため、マロラクティック発酵は行っていません。
■ベッドロックについて
ベッドロックは、レーヴェンスウッドのジョエル・ピーターソンを父に持ち、5歳から英才教育を受けた「モーガン・トゥワイン・ピーターソン」が創業したワイナリーです。
1981年生まれ、5歳からワインのブラインド・テイスティングでメルロとジンファンデルをききわけ、ドメーヌ・デュジャックの全房醗酵に学び、ソノマのサンジャコモの葡萄でピノ・ノワールを造り、有名レストランでオンリストされるという天才ぶりを示したモーガン・トゥワイン・ピーターソン。
大人になっても、その多才ぶりは健在、大学卒業後、ワイン・セールスをしっかりと経験し、満を持して自身のワイナリー「ベッドロック」を2007年に創業しました。「夢は大きく、でも生産量は少なく。」に、こだわりのワインを造り上げています。2017年、アメリカで数少ないマスター・オブ・ワインをワインメーカーとして初めて取得。年ごとに、多種のワインを造っていますが、ジンファンデルを中心に限定アイテムのみ日本に正規輸入されています。
- BedRock Cuvee Karatas White Wine Sonoma[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- セミヨン68%、ソーヴィニヨンブラン32%
- 750ml