カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
先日、モトックスさんの試飲会に参加してきました。
世界中のワインを取り扱うモトックスさんだけあって、
今回の出展数は200アイテム以上。
いやもう、さすがです。
とはいえ、試飲会の時間は限られていますので、
すべてをじっくり…というわけにはいかず、
今回は駆け足でのテイスティング。
いくつか「これは改めてご紹介したいな」と思うワインがありましたので、
何回かに分けてブログでご紹介していこうと思います。
その第一弾は――やっぱり、ランソン。
「ランソン(Lanson)」は1760年創業の老舗シャンパーニュ・メゾン。
シャンパーニュでは珍しく、マロラクティック発酵(酸をまろやかにする工程)を
行わないスタイルを守っています。
そのため、シャープで引き締まった酸が特徴で、
キリッと爽やか、それでいて熟成による旨味も感じられる、
ランソンならではの個性があります。

シャンパーニュ・ランソンの入門となる1本
● シャンパーニュ ランソン ブラック クリエイション [NV]
ランソンのスタイルを知るなら、まずはこの1本。
きめ細かな泡とともに、青りんごの爽やかな香りが立ち上がり、
口に含むと、引き締まった酸にブリオッシュやトーストを思わせる香ばしさ、
心地よい酵母のニュアンスが重なります。
余韻には、ほんのりとオレンジピールのようなビター感が残り、
シャープさとコクのバランスが見事な「これぞランソン」と言いたくなる味わいです。

● シャンパーニュ ランソン ホワイト ラベル セック [NV]
白桃や梨、フレッシュなリンゴをかじったような、みずみずしい果実の香りが印象的。
口当たりはなめらかで、やさしい甘みを感じつつも、
後口はだらけず、ランソンらしいすっきりとしたキレが心地よく残ります。
食前酒としても、軽めのデザートと合わせても楽しめる1本です。

● シャンパーニュ ランソン ロゼ クリエイション [NV]
グラスからは、いちごやラズベリーを思わせる華やかな赤い果実の香り。
見た目は可憐ですが、飲むと甘さに寄らず、すっきりとキリッとした辛口。
果実のチャーミングさと、ランソンらしいシャープな酸が心地よく調和した、
ロゼのイメージをいい意味で裏切ってくれる1本です。

● シャンパーニュ ランソン ブラン・ド・ブラン [NV]
レモンや洋梨を思わせるクリアな香りに、
きめ細かな泡が口の中でやさしく広がります。
繊細な印象でありながら、飲み進めると芯のある力強さとコクが感じられ、
クリーミーな余韻とともに、酸と塩味(えんみ)のバランスの良さが際立ちます。
シャルドネらしいピュアさと旨味があり、食事との相性も抜群です。

● シャンパーニュ ランソン ヴィンテージ [2013]
熟した果実や白い花、りんごやオレンジピールのニュアンスが幾重にも重なり、
そこにアップルパイやシナモンを思わせる香ばしさが加わります。
口に含むと、旨味・酸味・えんみ・トースト香が一体となって広がり、
厚みのある飲みごたえとクリーミーな質感が印象的。
時間をかけてゆっくり楽しみたくなる、ヴィンテージらしい奥行きを備えた1本です。

● シャンパーニュ ランソン ノーブル シャンパーニュ [2005]
凝縮感のある風味とともに、長く続く余韻が印象的。
ブリオッシュやトースト、アーモンド、蜂蜜を思わせる複雑な香りが重なり、
なめらかな口当たりの中に、ミネラル、旨味、塩味が美しく溶け込んでいます。
上級レンジらしい風格があり、じっくり向き合って飲みたい1本です。

● シャンパーニュ ランソン ノーブル シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン [2005]
凝縮した果実のニュアンスに、張りのある酸とミネラルがきれいに重なり、
きりっとした表情を見せながらも、奥行きのある複雑味を感じさせます。
きめ細かな泡と上質な酵母感が口の中に広がり、
余韻の長さと完成度の高さは、まさに“別格”。
試飲の場でソムリエの方々が思わず声を漏らしたのも、納得の1本です。



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