ワインメーカーになるきっかけは、「アワビ」でした(笑)

サトウの日々
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カリフォルニアワインとニュージーランドワインの専門店、
オンラインWassy’sのサトウです。
今回は、ワインの生産者さんとご一緒にスタッフディーナーをしたときのお話です。

魚の上に猿が乗っているなんとも言えないインパクトがある絵です。
一度見ると、忘れられそうにありません
今回は、この絵がラベルのワインを造っているダッシュセラーズから、
オーナー兼ワインメーカ―のマイケル・ダッシュさんがいらっしゃいました。

マイケルさんは、
カリフォルニアのワイン学の名門カリフォルニア大学デービス校を卒業し、
ワインの修行をするのなら、世界各地のTOPクラスのワイナリーでしたいと考えて、
ボルドーのラフィット・ロートシルト、
ニュージーランドのクラウディ・ベイ
カリフォルニアのリッジ・ヴィンヤーズ
シュラムスバーグ、ファー・ニエンテで修行をしたそうです
中でも、リッジ・ヴィンヤーズは9年と長く、
長い間、大塚製薬の社員として勤めていたとおっしゃっていました。
(リッジヴィンヤードのオーナーは大塚製薬だったりするんですね。)
リッジヴィンヤードでの影響が、マイケルさんの中で大きかったようで、
独立してからは、ジンファンデルをメインにワイン造りを行っています。
そんなマイケルさんに、「ワインの道にはいるきっかけは何?」
と、聞いてみると、
「アワビ!!」
あわびって、どういうことと詳しく伺ってみると、
昔、海でダイビングをして、アワビを採るっていうアルバイトをしてたんだそうです。
ちょうどその仕事中、ワインメーカーに声をかけられました。
「ワインと引き換えに、アワビを譲ってくれないか!」と、
そのとき、そのワインメーカーと話をして、
ワインメーキングって面白そうと興味をもったそうです。
そして、カリフォルニア大学デービス校に入学する前から、
ワイナリーでアルバイトをはじめたそうですよ
人生のターニングポイントって、どににあるかなんて、
分かんないもんですね!!
ですが、まさかのきっかけに笑ってしまいました。
今回は、そんなマイケルさんが造る
ダッシュセラーズのワインを、テイスティングさせていただきました。

どれもよかったのですが、
気になるワインは、やはりジンファンデルでした。
・ダッシュセラーズ ジンファンデル ドライクリークヴァレー2009
・ダッシュセラーズ ジンファンデル レ・アンファン・テリブル2010
このふたつのワインを飲み比べできたことが面白かったです
違うところは、
オーガニック畑のブドウを使っているかと
マセラシオン・カルボニックを行っているかという部分だそうです。
レ・アンファン・テリブルの方が、
オーガニック畑のブドウを使用し、
マセラシオン・カルボニックを行っています。
マセラシオン・カルボニックについて調べてみました。
ボジョレー・ヌーヴォーでよく用いられる方法で、日本語で、炭酸ガス浸潤法というそうです。
タンクにブドウを破砕せずにいれ、密閉しタンクの中に炭酸ガスを充満させ数日置く方法で、
ブドウの果粒中で、細胞内発酵が起こり、短期間で色素を重点的に抽出できます。
この方法で造られると、色の濃さのわりに渋味が少ない赤ワインが得られ、
キャンディーのような独特の香りをもつそうです。
同じジンファンデルというブドウ品種をつかっているのに、
こんなに味わいが変わるんだと驚きました。
個人的な感想ですが、
ドライクリークヴァレーは、凝縮した果実味があふれる味わい。
レ・アンファン・テリブルは、はじめて飲むタイプのジンファンデル。
軽快で、タンニンはやわらかく、甘酸っぱくフルーティ、チャーミングな味わい
という風にかんじました。
どちらも、また飲んでみたいなぁ~と思うワインでした
今週も、気持ちがあまり乗らず、たるんでました。
微妙に減少して体重は、87.5kgでした。

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