マウントフォードのアルザスオマージュ

フジイの日々
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オンラインWassy’sのフジイです。

 

この間飲んだワインが、
「うまっ」と好みにドンピシャでした。

マウントフォード エステイト オマージュ シングル ヴィンヤード[2012]

 

マウントフォードはニュージーランド南島、
ノースカンタベリーのワイパラにあるワイナリーです。

 

1991年に設立され、ブルゴーニュと同じ
石灰質を含んだ粘土質の土壌で
上質なピノノワールとシャルドネが育てられています。

 

もしかしたら、
KOYAMA WINES」の小山竜宇(コヤマ・タカヒロ)さんが
関わるワイナリーとしてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

マウントフォードは、
小山さんが、ニュージーランドに渡り
大学で栽培・醸造を学ばれたすぐ後に
勤務を開始したワイナリー。

 

自身のワイナリー「KOYAMA WINES」の設立とともに
一旦離れたのち、
昨年2017年、マウントフォードの前オーナーから
ワイナリーを引き継ぎ、
小山さんがオーナー兼醸造家に就任されたことも
大きな話題となりました。

 

さて、このワイン、
使用されているのは、
ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、ピノグリ、リースリング。

 

フランス・アルザス地方の高貴品種と呼ばれるぶどうたちです。
マウントフォードの畑の一角で、
アルザスの醸造家マルセル・ダイスのワイン造りの様に、
同じ畑に一緒に植える「混植」によって育てられています。

 

しっかりと熟れた白桃やライチ、トロピカルフルーツ、
石灰のようなニュアンスや白い花など、
香りがゆたかで、ぶどうそれぞれの特長が良く出ているように
感じます。

 

味わいもしっかりしていて、いろんなフルーツの層が
幾重にも重なっているようです。

 

2012ヴィンテージ、5年ほどの熟成を経ているので
いろんな要素がバランスよくまとまっています。

 

個人的に、「いつでも」は難しい価格帯ですが、
今の私の好みにピッタリ寄り添ってくれる嬉しさもあり、
また買おうと思っています♪

 

 

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