カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
先日、WINE TO STYLEさんの試飲会におじゃましてきました。
会場に入ると、ひときわ目を引くコーナーが・・・なんと
スポッツウッド と アイズリー・ヴィンヤード の2つの名門ワイナリーでした。

Spottswoode(スポッツウッド)
セント・ヘレナに居を構える、ナパ・ヴァレーを代表する家族経営ワイナリー。
創業者メアリー・ノヴィン・スティーヴンスが築いたこの地は、
1970年代からオーガニック栽培に取り組み、現在は娘たちがその志を受け継いでいます。
“エレガンスと誠実さ”を大切にするそのスタイルは、ナパの中でもひときわ上品。
この日は副社長の ヘザー・ピーターソン・ハーシュさん も来日されており、
穏やかな口調でワイナリーの哲学を語ってくださいました。
その落ち着いた佇まいは、まるでワインの味わいそのもののよう。
スポッツウッドの試飲ワインは
ソーヴィニヨン・ブラン 2024(ナパ/ソノマ)
爽やかでやわらか、酸の角がとれたバランスの良い1本。
ハーブの香りが控えめで、柑橘や白い花のような繊細な印象。
冷製パスタやカプレーゼ、出汁巻き卵にも合いそう。
リンデンハースト カベルネ・ソーヴィニヨン 2021
果実味と柔らかさが共存。力強さの中に親しみやすさがあり、
リブロースのステーキやビーフシチューに絶対合います。
エステート カベルネ・ソーヴィニヨン 2021
これぞスポッツウッド。エレガンスと構成美の極み。
カシスやスミレ、シダーウッドの香り。酸味とタンニンが完璧なバランスで、
余韻は長く、静かな力強さを感じます。


Eisele Vineyard(アイズリー・ヴィンヤード)
ナパ北部・カリストガの銘畑。
1971年に初めて単一畑名でボトリングされて以来、
“ナパ最高峰のテロワール”として数多くの造り手に愛されてきました。
現在はボルドーの名門「シャトー・ラトゥール」のオーナー、
アルテミス・ドメーヌが運営。
精密でクラシカル、そんな言葉が似合うワインです。
アイズリー・ヴィンヤードの試飲ワインは
ソーヴィニヨン・ブラン 2021
青さ控えめで、熟れたレモンや洋梨の香り。
まるで上質なロワールを思わせる上品な味わい。
鯛のカルパッチョや和風サラダと相性抜群。
アルタグラシア カベルネ・ソーヴィニヨン 2021
ボルドーを思わせる骨格と端正な酸。
若さの中に深みがあり、時間とともに花開くタイプ。
ローストビーフやポルチーニのリゾットと合わせたい。
カベルネ・ソーヴィニヨン 2021
ナパの粋。柔らかな口あたりの奥に、
果実とミネラルの層が幾重にも重なります。
余韻は長く、静かに続きます。
シラー 2021
意外なほどやさしいタッチ。
ラベンダーやブラックペッパーの香りがふんわり広がり、
焼き鳥(タレ)や煮込みハンバーグにも合いそう。



スポッツウッドの「静かなエレガンス」、
アイズリーの「精密ともいえる美しさ」。
どちらもナパの多様性と奥深さを感じさせる、すばらしいワイナリー。
入荷が楽しみです(≧◇≦)


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