カリフォルニアワインとニュージーランドワインのオンラインWassy’sのフジイです。
実店舗ワインストアWassy’sでの勉強会にて…。
・(右)ファースト・プレス シャルドネ ナパ・ヴァレー[2011]
・(左)ロバートモンダヴィ プライベートセレクション シャルドネ[2012]
テイスティングは、もちろんブラインドで。
フジイは、左側のロバートモンダヴィ プライベートセレクション シャルドネ[2012]から先にテイスティング。
「レモンなど柑橘系の香り、洋ナシ、ほんのりミントのような香りもあるのかなぁ。味わいは、さわやかな酸とコクも程よくありフルーティ。
フルーツ感の豊かな香りとコクの感じから『カリフォルニアのシャルドネかな?』」と。
次に、右側のファースト・プレス シャルドネ ナパ・ヴァレー[2011]。
まずは香りから…とグラスに鼻を近づけたのですが、「……。 わからない…。」
全然香りが取れなかったんです。
「知っている香りだと思うのに、何の香りなのかがわからない」
けれど、何か答えないと、と焦りながら「フルーツ感は控えめ、お漬物のような香り、味わいは丸みのある酸と穏やかな苦み、熟成し始めのイメージ」としか言えず、頼りない小さな声で「ニュージーランドのシャルドネ」と回答。
同じく勉強会に出席しているスタッフは、フジイにとってワインの先輩ばかり。
嗅いでも考えても感じ取れなかった香りの要素が次々に。
ヴァニラ、ローストした樽、洋ナシ、桃などなど。
さて、店長ハダノリから明かされた正解は「両方、カリフォルニアのシャルドネ」でした。
今日のテーマは、「スタイルの違いを知ること」
「同じカリフォルニアでシャルドネから作られているのに、『フルーツ感の豊かなもの』『樽香のきいたドライなもの』とこんなに違う」
「今回は、この違いに気付いてほしかった」と店長ハダノリ。
そして、フジイのコメントについては、「確かにお漬物のような香りがするワインもある。けれどこれは違う」としっかり修正してもらいました。
ホントはわかりやすい比較だったのかも知れないですが、フジイは今日も苦戦。
ワインの道のりは長く、けれど試験はすぐそこに。
日々、鍛練あるのみです。
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