ニュージーランドワインとカリフォルニアワインのオンラインWassy’s店長ハダノリ(@最近は危機感が高まりまじめにテイスティング)です。
テイスティングコメントを決まった形で書くのは、習慣にするのはめんどくさいけど、
めんどくさーい、めんどくさーーい。めんどくさーーーーい!を乗り越えるとちょっと楽しくなります
最近乗り越える事が出来そうな私です。
トレフェッセン シャルドネ 2009
世の中のトレフェッセンのイメージは上質な赤ワイン(↓haloね)なのですが、
私のイメージは爽やかなリースリング生産者・・・なのです。
なぜなら2009年の夏・・・・
ブログはここらへん。
40度を超える気温の中、外出たらあかんでーー。という暑さの中、、、、
カラッカラ
太陽発電大活躍
↑ 自社のワイナリーの電力はもちろん、余った電力は売ってるんだそうです。
ココはエコなワイナリーとしても有名。
で、
ワイナリーもどっての、ドライリースリング
世界で一番美味しいワインを遂に発見した!と思ったモン(笑)
お話しはシャルドネにもどります。
ど素人な事言いますよ。皆さん用意は良いですか?
・・・・・このボトル、濃そうやん。樽たるのマロマロっぽいイメージやん。
はずかしーーーー プロがそんな事言うたらあきません!
では、ハダノリのテイスティングコメント。
レモンの皮、オレンジ、などのシトラス系にはじまり、川沿いで太陽光線を
あびたような小石の香り、ミネラルの雰囲気。そのあと、ヴァニラやはちみつ
メロンの中心部に似た、やさしくまろやかな甘い香りが立ち昇り、ほんのりと
まだ完熟する前のマンゴーの様なグリーンな香りも見つけることができます。
さまざまな、個性のある香りを一つづつ探し出すのが楽しくなるような
複雑味を香りだけでも十分に楽しめます。
そう、この時点で、
あれ? 樽たるマロマロの甘いシャルドネチガウやん。と気がつきます。(気付いてよかったよぉ)
そして、テイスト。
辛口!爽快できもちのよい酸味がイキナリ舌の上をころがります。この酸が絶妙。
ワインは酸!と言っちゃーすべてが終わるのですが、、、ワインは酸味です(終わらせた!)
ボリュームのある香りとは裏腹に、テイストはそれほど重みを感じません。なめらかに
舌から喉へ滑りぬけていきます。ここで注目すべきは、その艶!ワインの艶です。
水のように流れるのではなく、ほんの少し粘性があり、舌にからみつくので、口中では
長く長く、その美しい香りとフレーヴァーを楽しむ事ができます。でもあくまで、滑る抜ける
感じ、ねっちょりしませんよ。爽快感が満点です
テイスティング用なので、グラスにはほんの少ししか注がなかったのですが、
すぐに次を注ぎ足してしまいました。
そして、、、、お腹すいた。
何かを食べたくなる、食欲をわかせるワインです。
決っして派手ではないけど、心に残るワイン。ミネラルを存分に感じます。
今飲んでも美味しいですが、5年くらい熟成させることも可能かなー。
今の時期、すこし冷やしめで飲むのがお薦めです♪
追記:2日目のテイスティング
1日目よりも、樽の甘さを感じました。2日目のほうがずっとふくらみを感じます。
次の日に少しイメージが変わるワインって得した気分がします
で、ワイナリーの資料を読みました。
この2009年はやはり涼しいヴィンテージだったんですね。
マイルドな気候のシーズンだったので、ぶどうはじっくりとゆっくりと
リラックスして熟成。ストレスなしで育ちマシた。
通常よりも、ぶどうの糖度も低かったみたいです。
マロラクティック発酵もひかえめ。新樽も17%しか使用しなかったそうです。
↑ おっ。私の予想もいい所いってるやん♪
ちなみにワイナリーのテイスティングノートはこんなかんじ↓
ひじょうに美しいフレッシュ感をもち、ゴールデンアップルやスパイシーな梨そしてシトラスフルーツとフローラルな香りが複雑なアロマを折り重ねています。ほのかに樽由来のトーストやクローブの香りもあり、バランスが整っています。
活き活きとしたりんごやレモンライムのフレーヴァーはとってもクリスピーでややスパイシーな後味がミネラル感ととも口中をリフレッシュさせます。
今飲んでも美味しいですが、長く瓶熟も可能です。
そっかーー。私のテイスティングノートには
ゴールデンアップルとかスパイシーペアは出て来-へんかったなぁーーー。
まだまだボキャブラリーが足りないっ!
美味しいワインをいただくと、テイスティング能力もあがるよねーーー。
・・・・と信じたい
さーて、今日はランキング投票だけじゃなく、
お買物もぽちっとね。
■トレフェッセン シャルドネ エステート[2009]
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