カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
ワインの輸入元・WINE TO STYLEの青木さんが、
またまた試飲ワインを持ってきてくださいました。
2週間に1度くらいのペースで新着とかヴィンテージ変更を届けてくれるので、
私たちにとっても小さな楽しみのひとつになっています。

2023 ジョッシュ・セラーズ リザーヴ ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ
グラスに注ぐと、赤い実の可憐な香りがふわり。
ザクロやチェリーのニュアンスが広がり、やわらかな口当たりに穏やかな酸が寄り添います。
輸入元のコメントでは
「瑞々しいレッドチェリーや赤スグリ、スミレの花の香り。
フレッシュな果実感とビロードのような余韻」と紹介されていました。
落ち着いてからもう一度ゆっくり味わいたいと思わせる、しなやかなピノ。
食卓では、ハーブを効かせたグリルチキンや、軽やかな和の肉料理と好相性。
肉じゃがなんかもぴったりだと思います。
ピノのやさしさが料理を引き立ててくれますよ~。

2021 ジョッシュ・セラーズ リザーヴ バーボン・バレル・エイジド ジンファンデル カリフォルニア
「バーボン樽熟成」と聞くと、重厚で甘やかなイメージ。
ところが、実際に飲んでみるとびっくりするほどきれいな仕上がり。
ブラックベリーの濃縮感に黒コショウのスパイスがアクセント。
タンニンはやわらかで重さはなく、全体のバランスの良さが際立ちます。
輸入元のおすすめはローストチキンやグリル野菜ですが、
私はスペアリブやジンギスカン、焼肉なんかにも合わせたいなあ…と密かに思っています。
そして定番でオンラインワッシーズでも大人気
ジョッシュ セラーズ カベルネソーヴィニヨン リザーヴ パソ ロブレス [2022]
豊かな果実味とほどよい樽香が調和した、堂々としたカベルネ。
しっかりとした骨格がありながら、親しみやすく食事に合わせやすいのが魅力です。
ワッシーズでも人気の理由がよく分かります。

ジョッシュ・セラーズは、
長年ソムリエとして活躍してきたジョセフ・カー氏が
「いつかは自分のワインを造りたい」という夢を実現し、
2008年に設立したワイナリーです。
肩肘張らず、家族や仲間と囲む時間を彩ることを大切にしており、
アメリカ国内でもトップクラスの人気を誇ります。
以前ワッシーズに来店された国際セールス担当のデイナ・ライオルさんによると、
人気の秘密は熟成方法の工夫にあるそうです。
リザーヴ・シリーズではしっかりと樽熟成を行いますが、
スタンダードレンジでは「スティーヴ」と呼ばれる木片を使用して
香りや味わいを調整しています。
つまり今回試飲したリザーヴはすべて本格的な樽熟成というわけです。
価格はスタンダードより1,000〜1,500円ほどアップしますが、それでも十分にお値打ち感があります。
今回の試飲では、ピノのしなやかさとジンファンデルの懐の深さをあらためて実感。
どちらも「料理と一緒に楽しんでこそ真価を発揮する」タイプのワインでした。
ぜひ皆さまも、ジョッシュのワインをお楽しみください。



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