ジェイといえば泡。でも、白も赤もなかなか良かった話

j の日々
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カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。

先日、布袋ワインズさんの試飲会で、
あらためて「ジェイ ヴィンヤーズ アンド ワイナリー」のワインを飲む機会がありました。

ジェイといえば、やはりスパークリング。
1986年にジュディ・ジョーダン氏が設立した、ソノマ郡ロシアン・リヴァー・ヴァレー拠点のワイナリーで、
上質なスパークリングで知られる生産者です。

なので今回も、正直なところ最初は「やっぱり泡が良いんだろうな」と思っていました。
でも、実際に4種類を飲んでみると、印象に残ったのはそれだけではありませんでした。

「ジェイ、白も赤もええやん
しかも、ただおいしいだけではなく、食事と一緒に楽しみたくなる味わい!」

派手すぎず、でも果実味はちゃんとある。
飲みやすいのに、印象がぼやけない。
そんなワインがそろっていて、「ジェイ=泡」というイメージだけで見てしまうのは、ちょっともったいないなと思いました。

今回は、試飲した4本を順番にご紹介します。

まずはやっぱりこれ。
【ジェイの顔ともいえるスパークリング】
ジェイ カリフォルニア キュヴェ スパークリング [NV]

ジェイといえば、やっぱりこのスパークリングです。

シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを使い、瓶内二次発酵後に24か月熟成。
そう聞くだけでも、ジェイがこのワインを大切に造っていることが伝わってきます。

実際に飲んでみると、まず感じたのは、さわやかさと華やかさのバランスの良さ。
フローラルな印象がありつつ、泡はきめ細かくてクリーミー。
黄桃や洋梨、黄色い熟した果実のニュアンスに、ほんのりトースト香も重なって、
飲みごたえもしっかりあります。

乾杯の一杯で終わらせるには、ちょっともったいないですね。
前菜から魚料理、肉料理、場合によってはデザートまで、かなり幅広く寄り添ってくれそうでした。

こういうスパークリングって、「特別な日に開けるもの」というイメージもありますが、
これはむしろ“ちょっといい日にしたい日”に開けたい一本かもしれません。
そんなふうに思わせてくれる、ジェイらしい一本でした。

【日本の食卓にもすっとなじみそうな、やわらかピノ・グリ】
ジェイ ピノグリ カリフォルニア [2024]

今回、ちょっと意外なおいしさだったのが、このピノ・グリです。

ステンレスタンクで醸造され、マロラクティック発酵は行わず、
果実のフレッシュさを生かしたスタイル。

口当たりはやわらかく、ほんのりとした甘みを感じさせながら、
白桃やパイナップルのようなフレッシュな果実味が広がります。
でも、ただやさしいだけではなく、ほどよい酸味と後半のほろ苦さ、
ミネラル感もあって、味わいにちゃんと輪郭があるんです。

ピノ・グリという品種自体、日本ではまだそこまで馴染みが深いわけではないかもしれません。
それでも、このワインを飲んだときにすぐ思ったのは、
「これ、日本の食事に合いそうやな」ということでした。

刺身やお寿司、天ぷらにも合いそうです。
派手に主張しすぎず、でも飲んだ印象はちゃんと残る。
こういう白は、一本あると食卓でかなり頼もしいですね。

【明るい果実味だけで終わらない、しっかり感のあるシャルドネ】
ジェイ シャルドネ カリフォルニア [2023]


このシャルドネは、飲む前と飲んだ後で印象が少し変わった一本でした。

モントレー、ソノマ、ナパという3つの銘醸地のブドウを使ったシャルドネで、
商品ページでもそのブレンド比率が明記されています。

たしかに、さわやかさやトロピカルな印象はあります。
でも口に含むと、意外と骨太。しっかりとした果実味があって、ナッツのようなニュアンスや、
後からふわっと感じる樽の気配もあり、思った以上に飲みごたえがあります。

軽やかすぎず、かといって重すぎない。
カリフォルニアらしい親しみやすさはありつつ、
食事と合わせても物足りなくならないところが、このワインの良さだと思いました。

鶏肉料理やクリーム系のソース、香ばしさのある料理と合わせると、かなり楽しそうです。

【スパークリング名門が造る、食事に寄り添うカリフォルニア・ピノ】
ジェイ ピノノワール カリフォルニア [2023]

そして赤。
これも、なかなか良かったです。

赤系と黒系、両方の果実感があって、かわいらしく軽やかというよりは、もう少し果実の厚みを感じるタイプ。
酸味はやわらかく、口当たりにも広がりがあるので、食事にも合わせやすそうでした。

2023年はジンファンデルを11%ブレンドしていることもあって、色味もやや濃く、果実の凝縮感もあります。
ただ、重たくなりすぎず、親しみやすさがきちんと残っているのが良いところ。

ピノ・ノワールらしいしなやかさを持ちながら、食中酒としての安心感もある。
そんな一本に感じました。

「かわいいピノ」というより、少し満足感のあるカリフォルニア・ピノ。
そんな言い方がしっくりきそうです。

今回の試飲で感じたのは、ジェイはやっぱりスパークリングが看板でありながら、
白も赤も、その延長線上にある“食事に寄り添うおいしさ”をきちんと持っている、ということでした。

華やかで、わかりやすくおいしい。
でも、それだけで終わらない。
食卓の中に入ったときに、ちゃんと魅力が広がるワインたちでした。

ジェイといえば泡。
そのイメージはもちろん間違っていません。
でも今回飲んでみて、白も赤も、思っていた以上にちゃんと良かった。
それがいちばんの発見でした。

気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

ジェイ ヴィンヤーズ アンド ワイナリー

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