3月にこんな感じ
でオンラインWassy’sで特集してたオーストラリア記ですが、
その後、オンライン WASSY’Sのメールマガジン読者の皆さんには、ちゃんと訪問記まとめ。をお届けしてました。
今回は、ブログ読者の皆様にもお届け。
ハダノリのワイナリー訪問記その一。
Tscharkeシャーキ ファミリー[オーストラリア/バロッサバレー]
シャーキファミリーのワイナリーは田舎のど真ん中、看板なんてなんにもない、シンプルな倉庫(?)にあります。
迎えてくれたのは若干28歳の若いお兄ちゃん“ダミアン”
なんと、シャーキファミリーの6代目(!!)当主です。
このお兄ちゃん若いけどすごいです。
実はこのシャーキの上のクラス、グレイモンドで、
一躍世界の脚光をあびました。(日本は未輸入(T_T))
テイスティング(いえいえ、思いっきり飲みましたが、)しましたけど、ほんっまに美味かったです。グレイモンド。
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シャーキ ファミリー レーベルはダミアンがテンプラニーニョ、アルバリーニョ、ジンファンデルなどの、旧世界の品種をつかって作ったワインです。アルバリーニョはダミアンがオーストラリアで初めて育てたそうです。
だから、オーストラリア全土からそのブドウの苗をもらいにたくさんの人がやってくるそうです。 やるねぇ、兄ちゃん。
そして、この小さなワイナリーを訪れ、もっとも心に残ったのがおじいちゃんっっ! 今87歳(うろ覚えですけど。)
ハーベストの初日からワイナリーに来て、じっと孫を見守っています。
おじいちゃん、もうかなりのお年寄りなのですが、『そこ』に必要な方です。
そして、ダミアンがホンマにホンマに、おじいちゃんに対して優しい!常に、おじいちゃんの事を気にかけ会話してるのです。
たまたまハダノリ、おじいちゃんの隣で、いっしょにオーストラリアの『普通』のバーベキューを食べました。 (ソーセージがメインなのはニュージーランドと一緒。)
おじいちゃんは、ずーーっと、おじいちゃんのお母さんとその家族の話をしてくれました。
鉄工?夫ファミリーだったそうです。
途中で、ダミアンに、“でも、おじいちゃん今、僕らはファミリーは鉄じゃなくワインを作ってるんだよ”と言われながらも、すごく楽しそうに話してくれました。
そして、もちろんワイン!!
ガールズトークは彼の4人の姉妹達のワイン。
そして、オンリーワンは彼自身。
マスター(パーカー90点)はペンフォールドで栽培責任者をしている彼のお父さんのワインだそうです。
彼は、日本にもっともっと行きたい。って言ってました。
それには、もっともっとたくさんの日本人に彼のワインを知って欲しい。って、私もそう思います。
ダミアンのワインのクオリティは言うまでもないし、彼のやってる事ってユニークだし、日本でもきっと人気がでるんちゃうかな?
ちなみにもう一つのワイン『カース』(パーカー91点)これって、ニホンゴで“呪い”とか“災い”って意味。ジンファンデルの栽培があまりに難しくて、手間がかかって思わずつけた名前だそうです。(笑)
うまっ!
シャーキ ガール トーク [2006]
シャーキ オンリー サン [2005]
≪高得点≫シャーキ ザ カース [2006]【パーカー91点】
≪高得点≫シャーキ ザ マスター [2005]【パーカー90点】
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