カリフォルニアワインとニュージーランドワインのオンラインWassy’sのフジイです。
先日、外でワイン部活動してきました。
テーマはスペインワイン。
スペインワインに対して、藤井がもともと持っていたイメージは、
太陽をたくさん浴びて育ったんだろうなぁと思わせる、
濃~い、そしてちょっとスパイシーな感じ。
時々、金色の網々がかかっているボトルがあって、
大学生の頃は「何か高級そうやん 」なんて思いながら飲んでいました。
確かに、スペインのワインは濃い~濃い~ものが多かったそう。
けれど、外国の醸造技術や土地の適性もあっていろんな工夫がなされ、
グングンと品質は良くなり、濃いだけではない洗練されたワインも
数多く生み出されているのだそうです。
イタリアに負けず劣らず「なんじゃそりゃ」の土着品種も多いようで、
日本にはあんまり入ってきていないようですが、
そんなのも飲んでみたいなぁ、などと思います。
今回のテイスティングは6種。
こんなにたくさんのワインを比べるのは、自分ひとりではできないことなので、
いつも楽しみにしつつ、ピリッと緊張もする時間。
少しず~つですが、自分のペースで順序立ててテイスティングが
出来るようになってきたような、そんな気がします。
今までは、「分からへんっ!!」と、慌てていて頭が真っ白でした。
ですが……、相変わらず撃沈はします。
今回は、オンラインでも取り扱いのあるこのワイン。
■アルバロ パラシオス フィンカ ドフィ[2012]
紫がかったイキイキとした色調で、
香りもブルーベリーやカシスなどのフルーツが全面に出た、
シンプルでフレッシュな印象。
味わいも香り同様にフレッシュでフルーティ。
若さを楽しむ、グイグイ飲めるタイプのワインだと思い、
テイスティングした赤のスティルワインの中で、
一番のお手頃価格だと思ってしまいました。
が、一番価格が高かったのです。
他の人と意見を交換し合ってまとめたテイスティングコメントは、
そんなに大外れしていなかったものの、
ワイン全体の評価において、
そのワインの持つポテンシャルを全く捉えられていませんでした。
今回の撃沈は、
テイスティングをする時に、ものすごい勘違いや間違いをしているのではないか、と
根底からひっくり返されるような衝撃をドカンと受けました。
ワインって奥深い……。
楽しいけど難しい。
ワイン部活動は続きます。
コメント