スタッフトリイです。
少しずつ日常が戻ってきてる感じでしょうか?
大阪でもショッピングモールや飲食店も徐々に開店しだしております。
とはいえ、マスクと消毒はまだまだ欠かせないようですが。
今日のワインは輸入元担当者さんからの熱烈なイチオシワイン!
担当者さんみずから「これ、おススメです!」とアピールいただきました。
『レイミー』
https://winestore.jp/fs/wine1227/c/4033
レイミー、確かに以前から評価も高くてカリフォルニアのピノノワール&シャルドネでは名の通った作り手だったのは間違いない。
でも、なぜか他の作り手に比べてスポットライトを浴びてなかったと言うか、知ってる人だけが飲んでいるマイナー感があるんですよね。
個人的には検索する時に、レイミーなのかレミーなのか
“RAMEY”ってアルファベットの綴りがどちらとも読めるんで、解りにくいのが原因なんじゃないかと。
(知らんけど)
名前はともかく、改めてレイミーの歴史を見るとこれが
か~な~り~、凄い。
・ボルドーの最高級シャトー・ペトリュスで修行。
・カリフォルニアの『ドミナス』ではの副社長に就任。
・マタンザスクリーク、チョークヒル、ラッドなど一流
ワイナリーで研鑽を積み世界に誇るワインを産出。
・2019年ワインスペクテーターTOP100にHyde Vineyard
Chardonnay2016が第7位に。
TOP10に白ワインとして唯一選出!
と、獲た経験のほとんどが世界的なものばかり。
見え方変わったんじゃないですか?
確かに飲むと、文句なく美味しいんですよね。
飲めば、さらにイメージ変わりますよ。
今回のレイミーご案内につきまして、ワインそれぞれのコメントは輸入インポーター担当者様より頂きました、熱のこもったコメント附きでご紹介。
■レイミー ソノマ コースト シラー[2016]
特価6,500円
https://winestore.jp/fs/wine1227/4033/58878
このシラーは個人的にめちゃくちゃ惚れ込んだワインです!
ソノマの中の涼しい気候の4つのエリアのブレンド。それぞれ土壌構成も様々。北ローヌをモデルに造られており、芳醇でエレガント。ベーコンのような燻した香りや白胡椒、ハニーサックルの香り。インクやバラの花、ドライプラム、チェリーパイ、カスタードクリームの香り。味わいは香りよりもエレガントで非常にタンニンが豊か。アフターにクリーミーさが加わり全体的にとても優しい印象。とっても癒されます。
レイミーの造るワインの中でも最も生産量が少なくわずか866ケースのみ。
■レイミー クラレット ナパ ヴァレー[2016]
特価6,248円
https://winestore.jp/fs/wine1227/4033/52197
2001年より生産がスタートした人気のキュヴェ。残念ながらクラレットナパヴァレーは2016年が最後のヴィンテージになります。(2017年からはノースコースト・レッドワインに変更)ナパヴァレーを中心にルシアン・リヴァー・ヴァレーのブドウをプラス。骨格がしっかりとし、濃厚かつ瑞々しい果実感が印象的。
様々な土壌で育てられたブドウをブレンドし、複雑かつ奥行のある味わいを表現。若いうちからも十分に美味しく楽しめます!
■レイミー フォート ロス シーヴュー ソノマ コースト シャルドネ[2016]
特価5,984円
https://winestore.jp/fs/wine1227/4033/58215
2016年からフォート ロス シーヴューというAVAが追記。
ソノマの中でも標高が高く海からも近く非常に寒いエリアになります。2016年ヴィンテージはベストソノマシャルドネにも選ばれ、受賞後わずか半年で完売。
香りにチョークのミネラル感や細かいペッパーや柑橘、小さな花のような香りを感じる、引き締まった凛とした印象のシャルドネ。
ルシアン・リヴァー・ヴァレーとの対比も面白いです!
WE96Pt、WA93Pt、WA92Pt。
■レイミー ロシアン リヴァー ヴァレー シャルドネ[2017]
特価6,420円
https://winestore.jp/fs/wine1227/4033/60439
フォート・ロス・シーヴューと全く同じ醸造工程。全房圧搾、天然酵母、樽発酵、MLF、12ヶ月の樽熟成、新樽比率に至るまで同じにし、シンプルに産地の違いを表現しています。
フォート・ロス・シーヴューよりふくよかで濃密。肉付きがありアプリコットやオレンジの果実味を楽しめます。酸味はルシアン・リヴァー・ヴァレーの方が柔らかく横に広がり、引き締まった印象のフォート・ロス・シーヴューとはまた違った表情を見せてくれます。
■レイミー シャルドネ ハイド ヴィンヤード カーネロス ナパ ヴァレー[2016]
特価10,810円
https://winestore.jp/fs/wine1227/4033/61170
ワインスペクテーター誌2019年TOP100の第7位に選出!
ナパヴァレーの最も南に位置するカーネロスにあるハイド・ヴィンヤード。冷たい風が流れ込むエリアで夏でも涼しい気候となります。ルシアン・リヴァー・ヴァレーの単一畑リッチー・ヴィンヤードと醸造や熟成など同じ工程を経ており、それぞれの気候・土壌の違いを楽しめます。新樽率は昔に比べて低くし、ブドウ本来の個性を引き出しています。小粒のブドウの凝縮した果実味。
しっかりとした酸があるが熟度ある果実で酸の強さを感じないなめらかな口当たり。蜜蝋やドライパイナップルの芳醇さに緑茶のような爽やかさが加わり、複雑味がありながらも全体的には陽気で親しみやすい印象のワインです。
■レイミー リッチー ヴィンヤード シャルドネ[2016]
特価10,280円
https://winestore.jp/fs/wine1227/4033/59827
HydeVineyardよりテリがあり艶やか。金柑や蜜りんご、ハニーサックルの華やかな香りを持つエレガントなワイン。伊予柑やはっさくなど和柑橘、熟したりんごのような果実味。アフターにほのかな苦味があり全体を引き締め、気品に溢れたワイン。Hyde Vineyardと同じく、全房で優しくプレスし天然酵母で発酵。マロラクティック発酵後は新樽率20%で20ヶ月熟成。ノンフィルターで瓶詰めされています。
シャルドネの真の魅力を再確認出来る素晴らしいワインです!
─────────────────────────
あれもこれも実はレイミーのおかげ
─────────────────────────
レイミーはデイヴィッド・レイミーが1996年設立したワイナリー。冒頭で書いた通り設立までに様々な経験を積んでいます。
1979年にUSデーヴィスを卒業。クラスメイトのほとんどが地元ワイナリーに就職を決める中、レイミーはペトリュスやドミナスを所有する超一流のムエックスファミリーへ。
当初は醸造についての話ができるよう、生きた語学を学ぶ為にパリで働くことに。1986年のハーベストではムエックス家で働き、その後はアメリカに戻りシミ・ワイナリーへ。
ロバート・モンダヴィで働いていた女性ワインメーカーの下で修行を重ね、その当時に圧搾の方法を研究するようになりました。今となっては高級ワインにも多く用いられる全房のままプレスする方法や、ゆっくりプレスする方法なども編み出し、その後多くの人が彼のアイデアをマネするように。
他にも、1990年代始めにはほとんどなかったという天然酵母での発酵も、デイヴィッド・レイミーが始めたことだそうです。
1984年?88年はマタンザスクリークで修行。フルタイムのワインメーカーといて働き、カリフォルニア・ベスト・シャルドネにも選出されるワインを生み出しました。
1989年には再度ポムロールへ渡り、ボルドーのトップシャトーに君臨するシャトーペトリュスで働き始め、その頃に結婚。
1990年代にはチョークヒルで修行。その頃にシャルドネが高い評価を得て多くのレストランで使用されるように。
1996年にドミナスの副社長に就任するとともに、自身のワイナリーも立ち上げ260ケースの生産からビジネスがスタート。カベルネ・ソーヴィニヨンを造り高評価を得る。
1998年にはラッド・エステートから引き抜きがあり2001年までカベルネとシャルドネの生産を続け、2002年には自身のワインの生産量も増え安定したことにより、ラッドを卒業。ヒールズバーグに拠点を置くこととなりました。
今では3000ケースを生産するまでに成長。今日でもデーヴィッドの元にはワインを飲んで欲しいと数々の若手生産者がサンプルを持って訪れるそうです。長年に渡り積み重ねてきた彼の経験と技術は多くの信頼を経ており、後世へと受け継がれています。
こうやって改めてレイミーの凄さを知ると、間違いなく今までと誓った美味しさになりそうです。
しかも他と比べても意外と安い!
『レイミー』
https://winestore.jp/fs/wine1227/c/4033
コメント