カリフォルニアでブルゴーニュするっ【ラシーヌ】その1(^-^)

j の日々
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カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。

いきなり変な日本語でごめんなさい

ラシーヌはカリフォルニア サンタリタヒルズにあるワイナリ。

ブルゴーニュのドメーヌ・ド・モンティーユの当主エティエンヌ・ド・モンティーユ氏と、

アメリカ人でありドメーヌ・ド・モンティーユの醸造長のブライアン・シーヴ氏、

シャンパーニュのレコルタン・マニピュランとして不動の人気を誇る

ピエール・ペテルスのロドルフ・ペテルス氏、

そしてサンタ・バーバラのタイラー・ワイナリーのオーナー醸造家である

ジャスティン・ウィレット氏の4人のコラボレーションから生まれました。

そもそも何でブルゴーニュ人のエティエンヌさんは

カリフォルニアのサンタリタヒルズを選んだのだと思われますか?

エティエンヌさんが若かりし頃、1年間アメリカに留学されたそうなんですが

その時のワインの自由な楽しみ方に、アメリカの可能性を

感じたのですって。

ご自身はフランス ブルゴーニュに身を置きながら、

ブルゴーニュ以外で新しいことをしたい!!とずっと思っていたそうなんです。

エティエンヌさんにとってすごくラッキーだったのは

ブルゴーニュにあるご自身のドメーヌ・ド・モンティーユの

醸造長であったブライアンさんがアメリカ出身だったこと。

エティエンヌさんが求める新しいこと、その可能性をもってアメリカに誘って下さった

その人がブライアンさんだったわけなのです。

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いよいよそのアメリカでの可能性を探してアメリカに渡ったのは2016年のこと。

オレゴン、ソノマコースト、サンタクルーズマウンテンズ、そしてサンタリタヒルズ、と

1ヵ月かけて見て回りました。

まず冷涼であること。

サンタリタヒルズは太平洋からの冷涼な風や霧の影響を受ける。

そのことにより酸がしっかりあり、アルコール分はほどほどのワインができる。

土壌はアルカリ性 珪藻土が特徴でミネラル感を生む。

そして土地が高騰していなかった。これ重要です。

とにかく、このサンタリタヒルズで、自分たちが思うワイン造りを始めたのでした。

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大昔に海底だった珪藻土に植えられたシャルドネは、

ブルゴーニュとシャンパーニュで用いられるテクニックをベースに醸造され、

ピノ・ノワールは全房を用いてピジャージュを行う発酵を基準としています。

この全房発酵、というのがラシーヌらしさ感じてもらうのに必要なのです。

ラシーヌらしさ、って何?とエティエンヌさんに尋ねたところ

「全房発酵からくるピノのスパイシーさ、フローラル」

これは果実味と合わせることによって出来るもの

だから全房発酵が必要なんだ、とおっしゃてました

「エレガンス」「爽快感」「スパイシーさ」を追求しながら、

抽出が効いていてボリューム感があり、長期熟成可能なスタイルを目指されています。

冒頭の、「ブルゴーニュする」というのは

エティエンヌさんの言葉をJなりに超訳してみたコトバ。

何となくニュアンスが伝わればよいけど・・・

ホームであるブルゴーニュで地道にコツコツ培ってきた方法・味を

サンタリタヒルズでもやる。ってかんじかな。

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実は北海道でもモンティーユさんはブルゴーニュしてるんですが

それはまた別の機会に(^-^)

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シャルドネはクリーミーで味わい深く、

ピノはエレガントかつ重厚な味わい。

何だか正反対響きを持つ「エレガント」と「重厚」ですが

エティエンヌさんの魔法の手にかかれば

ワインの中で美しく融け合って、バランスを取り、美味しくなるのです。

先だって、ラシーヌのワインと日本料理の会に参加させていただきました。

お料理は靱本町がくさん。

ミシュラン星付きの日本料理なんてドキドキする!!と伺ったワタシ。

お料理はどれも丁寧なつくりで、

おだしのやさしさが滲みる品々。

ワインはラシーヌのシャルドネとピノノワール。

今回合わせたお料理には

お刺身をはじめたくさんのお魚が登場していたのですが

驚いたことに、

シャルドネもピノノワールも合わないお料理、というのがない!

がくさんのお料理が素晴らしいことに間違いはないのですが

ちょっとびっくり。

確かにピノはおだしととっても相性が良いけれど、ここまでとはね。

お料理がワインに、ワインがお料理に寄り添う、

さて、そんなラシーヌのワインの秘密について、

エティエンヌ ド モンティーユさんからお聴きした

とっておきのお話

「還元」と「コルクのはなし」「樽について」を

次回にお伝えしたいと思います。

まだまだ続くラシーヌ

今回ご紹介の ラシーヌ の詳細はこちら↓↓↓

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