カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
先日、ワイントゥスタイルさんの試飲会で
ピノ・ノワールとシャルドネを試飲させていただきました。
最近のカリフォルニアは、
濃厚さよりもエレガントさやアルコール度数を抑えたスタイルが増えていますが、
サンディはまさにその代表格。
ひと口飲むと「まるでブルゴーニュのよう!」と感じるのです。
初めて出会った数年前からその印象は変わらず、
今回改めて味わっても「やっぱりブルゴーニュっぽいなぁ」としみじみ思いました。
サンディは、2010年に、
ソムリエのラジャ・パー(Raj Parr)と
ワインメーカーのサシ・ムーアマン(Sashi Moorman)によって
カリフォルニア州サンタ・バーバラに設立されたワイナリーです。

ワイナリー名の「Sandhi(サンディ)」は
ラジャの故郷であるインドのサンスクリット語で「調和」を意味し、
その名の通りエレガンスとバランスを大切にしています。
サンディが手がけるのは主にシャルドネとピノ・ノワール。
どちらのワインもアルコール度数を控えめに仕上げ、酸とミネラル感を大切にしています。
新樽の使用は最小限にとどめ、
果実の透明感と畑の個性を素直に映し出すことを重視しています。
冷涼な気候に恵まれたサンタ・バーバラ・カウンティは、
カリフォルニアにおけるピノとシャルドネの聖地とも呼べる場所。
その土地の個性をいかに美しく表現するか??それこそがサンディの真髄なのだそうです。

今回試飲したワインたちは
シャルドネ セントラル・コースト 2021
@5,390円
サンディ入門編。爽やかな酸と軽やかさで、毎日の食卓にも寄り添えるスタイル。
シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2021
@6,930円
セントラルコーストより一段深みがあり、凝縮感・酸・ミネラルの完成度がぐっと増します。
ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2022
@8,030円
ほんのり還元香があり、それがまた“いいブルゴーニュ感”。
ふかふかとした土、赤い小さな果実、フレッシュさと奥行きのある味わい。
ロマンス ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2021
@19,800円
上級レンジ。気品ある果実味と複雑さ、余韻の長さが際立つ一本。

現在、オンラインワッシーズでは
サンディの取り扱いはピノ・ノワールが1種類のみとなっていますが、
それだけでもぜひ試していただきたい価値あるワインです。
ブルゴーニュ好きの方にも、カリフォルニアの新しい一面を知りたい方にもおすすめの造り手。
ぜひお楽しみください。



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