カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
12月も半ばにさしかかり、
街にはクリスマスソングがあふれる今日この頃🎄🎄
この時期になると、
フランスで年末年始を過ごした、あのキラキラした時間を思い出します✨✨
……もう数十年前の話ですが。
めっちゃ食べて、めっちゃ飲んだわーーー。
若かったのね……(遠い目)
フランスで年末年始に欠かせないもの。
それは、やっぱりシャンパーニュ![]()
おうちに呼んでいただくと、
ほぼ間違いなくシャンパーニュが用意されていて、
手土産といえば
チョコレートか、花か、シャンパーニュ。![]()
当時、自分で選べるシャンパーニュはそう多くありませんでしたから
ヴーヴ・クリコ、マム、ボランジェ、テタンジェ、
そして ゴッセ を、
その日の気分で持って行っていた記憶があります。
中でも印象的だったのが、
ワイン好きのご夫婦のお宅に招かれたときのこと。
持参したボトルのラベルを見た瞬間、
ご主人が「え、ゴッセ?」と、ぱっと目の色を変えました。
それが嬉しくて、
何度かゴッセを持って行ったのですが、
毎回とても喜んでいただけたのを覚えています。

日本ではまだそれほど知られていないかもしれませんが、
フランス本国では
「外さないシャンパーニュ」なんだなあ、
と、そのとき実感しました。
ゴッセって、どんなシャンパーニュ?
ゴッセは、フランス・シャンパーニュ地方で
長い歴史を大切にしながらワインを造り続けているメゾン。
華やかさで押すタイプではなく、
味わいはどちらかというと端正でクラシック。
ゆっくり食事をしながら飲むと、
「あ、やっぱりええなぁ」と思わせてくれるタイプです。
派手さはないけれど、
飲み終わったあとに、きちんと記憶に残る。
そんなシャンパーニュです。

グラスに注ぐと、
華やかな香りの中に、洋ナシや白い花、
そしてブリオッシュのような香ばしさ。
繊細な泡が、口の中でふわりと広がり、
ほのかに感じるオレンジピールのニュアンスが
上品なアクセントを添えてくれます。
飲み心地はとてもなめらかで、
クリーミーな余韻が静かに続いていく感じ。
派手に主張するわけではないのに、
ふとした瞬間に思い出す——
「記憶に残る一本」、という言葉がしっくりきます。
端正な酸と長期熟成がもたらす奥行き。
食事とともにじっくり味わうなら、これ以上ない一本です。
クラシックにして確かな満足感。
シャンパーニュ通の方にも、ぜひお勧めしたい一本です。


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