カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
いやもう、とにかく日本愛がすごい方でした(^^♪
ザンダーさんは幼い頃から日本文化にとても愛着があり、何度も日本を訪れながら、
「世界で最も敬愛する日本料理に寄り添うカリフォルニアワインを造りたい」
という構想を深めてきたそうです。
何度も、ってどのくらい?
と思ったら、来日はもう50回以上だとか。
えっ、そんなに!
日本料理に合うカリフォルニアワイン。
その言葉だけでも、かなりワクワクします。
今回、試飲させていただいたのは5本。

まずは新入荷の、
ザンダー シャルドネ サンタ バーバラ カウンティ ( ザンダー ソーレン ) [2024]

きりっとしていて、ミネラル感と塩味が印象的。
フルーティなんだけど、果実味が前に出すぎず、きゅっと引き締まっています。
その中に和梨を思わせるニュアンスがあって、なんだかほっとする。
エレガントで、どこかマコンやブルゴーニュのシャルドネを思わせるスタイルです。
ザンダー ロゼ オブ ピノノワール ( ザンダー ソーレン ) [2025]

イチゴやスイカを思わせる、軽やかなロゼ。
でも、ただ軽いだけじゃない。
だしを思わせるような旨みに、ミネラル感、塩味、そしてほのかな苦み。
それぞれが重なって、なんとも心地いい。
「うす旨のピノを飲んでいるみたい」
と思いました。
この深みには、セニエ法とダイレクトプレス法、
二つの造り方を組み合わせていることも関係しているようです。
ちなみにセニエ法とは、赤ワイン用の黒ブドウを果皮と一緒に漬け、
色や風味が少し出たところで果汁の一部を抜き取ってロゼにする方法。
果皮からの風味もほどよく加わるので、
ロゼに少し厚みや複雑さが出やすい造り方です。
そしてここからピノ・ノワール。
ザンダー ソーレン ピノノワール ユーキ ヴィンヤード ソノマ コースト [2021]

熟したラズベリーやプラム。
そこに乾燥したハーブ、バラやマージョラムを思わせるニュアンス。
5年ほど寝かせてからリリースされるワインなのですが、
それでもまだ若々しさがあります。
でも、とげとげしくはない。
思っていたよりもしっかりした濃さがありながら、タンニンはしなやか。
エレガントです。
私はこれ、今買ってもう2~3年置いてみたいなあ。

ザンダー ピノノワール サンタ バーバラ カウンティ ( ザンダー ソーレン ) [2021]

こちらは華やかな果実の香り。
ジューシーで、口当たりもやわらか。
酸味と、重すぎないタンニンのバランスが心地いいです。
なんとなく、
肉じゃが。
いや、ほんまに(笑)
お醤油やだしの味と合わせてみたくなりました。
普段のお惣菜にも、すっと寄り添ってくれそうなピノです。
そして、
ザンダー ソーレン ピノノワール ルディオン セントラル コースト [2021]

これは、ユーキよりさらに寝かせてみたいピノ。
ブラックチェリーの凝縮した果実味に、何層にも重なるスパイス。
骨格はしっかり。
でもタンニンはなめらかです。
エレガントなのに、内側に静かなパワーを感じます。
「今すぐ全部見せます!」ではなくて、
まだ先がありそう。
そんなワインでした。
今回、ピノを飲み比べながら、ふと思ったんです。
旧いブルゴーニュと、新しいブルゴーニュ。
もちろんザンダーさんのワインは、カリフォルニアワイン。
でも、私の中ではそんな言葉がしっくりきました。
私がワインを飲み始めた頃は、まだまだヨーロッパ、
それもフランスワインが中心でした。
初心者の頃の私は、ボルドーは渋くてなかなか飲めなくて(笑)
その点、ブルゴーニュは飲みやすいなあ、とブルゴーニュばかり飲んでいました。
懐かしいなあ。
そんな記憶もあって、
ユーキ・ヴィンヤードのピノを飲んだ時は、
「旧き良き時代のブルゴーニュ」
サンタ・バーバラ・カウンティのピノには、
「今の時代に進化したブルゴーニュ」
みたいな印象を持ちました。
あくまで私の感覚ですけどね(^^♪![]()
カリフォルニアだけど、どこかブルゴーニュを思わせる。
そして目指しているのは、日本料理に寄り添うワイン。
ザンダーさんの「日本が大好き!」という気持ちを聞いてから飲むと、
塩味だったり、旨みだったり、だしに合わせたくなる感じだったり。
なるほどなあ、と妙に納得しました。

それにしても来日50回以上。
日本好き、という言葉では足りないかも(笑)
ザンダーさん、ご来店ありがとうございました!


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