オンラインWassy’sのフジイです。
ここ数日で気温がグンと下がり、秋の気配。
まだまだ昼間は暑く、本格的な秋にはもう少しですが、
ワインの美味しい季節になってきました。
秋と言えば読書!?
ワインと同じくらい本が好きで、しかも古書のたぐいがたまらなく好きです。
(ちなみに、読書というより、本そのものが好きなのでちょっと偏っていますが。)
どちらの世界も踏み入れれば踏み入れるほどに奥が深くて、
我ながらあきらめていますが、お金がたまるはずもありません。
先日も、買ってしまいました……。
買おうと思って探していたわけでもないのに、
ひょんなタイミングで出あってしまって……。
1927年にフランスで発行された、
ニコラ商会のワインの販促本とのことです。
私は知らなかったのですが、
この本は『葡萄酒閣下』と呼ばれていて
ワインが好きな人の間では挿絵がとても有名で
絵としても販売されているそうです。
私がひと目で気に入ってしまったのもその挿絵。
古いけど古くないような、何とも言えずかわいいんです。
みたいな感じです。
本文用紙はしっかりした厚手の紙で、
「元々はもっとしなやかな手触りだったんだろうな」とか考えたり、
「簡素だけれど糸で綴じられているな」とか確かめたり、
「本文の端は切れないナイフで切り開いたから
ギザギザしているんだろうな」とか想像したり。
もうそろそろやってくる秋の夜長も
ワインと本で、ひとり長々と楽しめそうです。
コメント
素敵な本を手に入れられましたね。
ところでおいくら位で入手されたのでしょうか?
そっと教えていただけませんか。
ありがとうございます。
購入したのは割と前のことなのではっきりとしないのですが、
7~8000円台だったと思います。
古書は、このタイミングを逃すともう出合えないかも、と
ついついお財布のひもが緩んでしまいます。