シェリーって呼んじゃイケナイの?

ハダノリの日々
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ニュージーランドワインとカリフォルニアワインのオンラインWassy’s店長ハダノリ(@勉強します)です。

先日試飲したこのワイン。
本日入荷です

FINO(フィノ)って書いてますが、シェリーではないです。

なぜかと言うと、 シェリー地方で作られたのではないからです。

モンティーリャ・モーリスという地方で作られています。

シェリー(ヘレス)で造られているワインのみが、シェリーと名乗れます。
( シャンパーニュと一緒ですね。)

ちなみに、もうちょっと調べてみると、昔は、白ぶどうで作られた酒精強化ワインはすべてシェリーと呼ばれていたみたいです。

1990年代から少なくともEU国内では、シェリー(ヘレス)以外で作られたワインはシェリーと名乗れなくなりました。

しかも、このモンテリーニャのシェリータイプワイン。
酒精強化じゃないんです

酒精強化が何かと言いますと。
ワインとしてのアルコール発酵が終わったあと(この時点でのアルコールは11度くらい)蒸留酒を足して、アルコールを15度まであげます。

これが、シェリーの造り方ですが、このモンティーリャのシェリータイプワインは酒精強化してません。
自分のブドウの糖度だけで、アルコール度数15度まであがってます。

で、もうひとつ面白いのは、

ブドウ品種はペドロヒメネス

そうなんです。普通はシェリーなら甘口に仕上げられるけど、これは辛口。
FINOフィノです。

あっ。

気がつきました???シェリーって言ったらあかんけど、
FINOって言ってもいいの??

しらべた。

スペイン国内では、モンティーリャのワインに限り FINO AMONTILLADO OLOROSO
という言葉を使用する事を許可されているんだそうな。

でも、EU内ではダメなんだってーーー
日本ならええのか。

あと、このワインはシェリーとおなじ
ソレラシステムでつくられてます。

世界にはまだまだ知らないワインがあります。
楽しいねーーー

ちなみにもうひとつ気になったのは、
ワインの名前 La SULTANA ソルタナ
見た瞬間! えーー何っ!
ソルタナぶどうで作られる FINOなのーーーー?
と思ったのですが、ちがった 

このワイナリーのウェブサイト見たけどなにも書いてなくて・・・・
で、辞書でも調べてみたら

イスラム教国王妃

って、出たっ  びっくりしました。知らんかった。

でも、結局どの意味なのかはわからないけどねーーー。

ちなみに、もっと重要な事!
このワイン、めっちゃシェリーの味です。
で、もっともっと重要な事。
このワイン



1000均コーナーに入りますっっ



びっくりだねーーー。
では皆様の、ご購入お待ち申し上げております 

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