こんにちは。
オンラインワッシーズ制作のクロカワです
先日、ワッシーズに素敵なお客様が♪
先日受注Jのブログでも話題になっていた
今、日本でも話題になりつつある「ニュー・カリフォルニアワイン」の一つ、
スコリウム・プロジェクトからオーナーのエイブ・ショーナーさんがいらっしゃいました。
めっちゃいい笑顔
エイブさん、元々はギリシャ哲学の教授だったそうで
ロゴはニュートンのダイアグラムから来ているとか。
↓これがそのロゴ。
スコリウムプロジェクト自体はエイブさんを含めて3人でワインを作っている
小さなワイナリーで20種類のワインを1年に2~3万本程度と
多品種ながら1種類あたりの生産量がとっても少ない!
単純に計算してもワイン1種類あたり1000本~2000本しか作られてないんです(((゚Д゚)))
そんなスコリウムのエイブさんによる店頭プチセミナーでは
ご自身のワインを並べて開口一番
「ぼくのワインにとっては葡萄品種や色はあまり意味がないんだよ」
と。
???
どういう意味?
と思いながら飲んでみると納得。
スコリウム・プロジェクト
ドルシッシマ・カミーヤ ファリナ・ヴィンヤーズ[2013]
スコリウム・プロジェクト
ザ・プリンス・イン・ヒズ・ケイヴス ファリーナ・ヴィンヤーズ カリフォルニア
この2つはどっちもソーヴィニヨンブランから造られるワインなのに、
どちらのワインも、私の知ってるソーヴィニヨンブランの味わいと香りじゃなくってほんとにびっくり!
ドルシッシマ・カミーヤ のほうが気持ちスッキリした味わいだけど
ソーヴィニヨンブランによくある草原やグレープフルーツの香りは感じず
クロカワの印象としては美味しいアルマニャックみたい・・・(変なコメントでごめんなさいm(_ _)m)
このワインは、1年以上もゆーーーっくり醗酵させたとか。
飲んでみるとほんとになんだこりゃ?ってなります( ´艸`)
もう一方の、プリンス・イン・ヒズ・ケイヴスはというと
華やかで鉄っぽさ、マスカット、ほんのりクミンのようなスパイシーさを感じ、
ドルシッシマとはまったく違った味わい。(こっちはオレンジワイン)
けどこっちもソーヴィニヨンブランっぽくはない(笑)
ちなみに製法はそれぞれ違うけど、同じ畑の収穫場所違いだとか。
その場で畑の絵をかきながら説明してくださいました↓
丘の上の葡萄を使ったのがドルシッシマ・カミーヤ 。
東向きの斜面なので午後の光があたらず、岩と砂の土壌で水はけがいいとか。
下ったところにある黒い部分がプリンス・イン・ヒズ・ケイヴス。
プリンス・・・は少し丘になっていて地中に岩があるそう。
岩が邪魔をするから根が張らず、葡萄はあまり水を吸わずに育ちます。
この2つのワイン、方やオレンジワイン。もうひとつは1年の長期醗酵と
それぞれに違った製法なのですが、これが葡萄を製法を逆にしたら
上手くいかないのだとか。
それぞれの畑の良いところをしっかり見極めて
ワイン造りをしてるってことなんですよね。
正直に言っちゃうとスコリウムのワインって
「このワイン、品種がアレだからこういう味よねーーー」
とかいう指標が全くないので安心して飲めません(笑)
だけど、飲めば飲むほど気になるワイン。
魅力的なワインです。
そしてエイブさんのお話、もっと聞きたかったなぁ。
さすが元教授っお話を聞くのが楽しい!
ということで、最後にオンラインチームから
クロカワ・フジイと一緒にパシャリ
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