ザ・ニュー・カリフォルニアワインThe New California Wine
ザ・ニュー・カリフォルニアワインとは
日本では、まだまだフランスワイン=エレガント、アメリカワイン=濃厚というイメージが根深いのが現状ですが、今カリフォルニアでは新しい世代の生産者たちが「土地固有の風土を表す本来のエレガントなカリフォルニア・ワインを造ろう」をスローガンに革命を起こしつつあります。
この流れは、アメリカのワイン愛好家にもっとも影響力の強いメディアのひとつ、サンフランシスコクロニクル誌の元ワイン部門編集長兼ライターであるジョンボネ氏は2013年に刊行した「ザ・ニュー・カリフォルニアワイン」において、まだまだ少数派である彼らにスポットライトを当て国際的に知られるものになりました。
この新たな潮流の背景には近年のアメリカの食文化の変化があります。現在都市部を中心に素材重視、地産地消、「畑からテーブルへ」といった声が日増しに強くなり、ワインにおいても新世代のレストランオーナーやシェフ、ソムリエ達が少しずつ造り手に対する発言力を高めており、新しいカリフォルニアワインの広まりに力を与えています。
日本ではまだあまり知られていない、新潮流。
カリフォルニアワインの多様性を感じてみませんか?
ジョン・ボネ氏著書に取り上げられた生産者(一部)
- 新進気鋭の生産者
- リオコ、ブロックセラーズ、マサイアソン
- 温故知新
- リッジ、カレラ、コングスガード、コリソン
- 新しいワインメーカー
- Steve Matthiasson(マサイアソン)、Tegan Passalacoua(サンドランズ)、Abe Schoener(スコリウム・プロジェクト)、Nathan Lee Roberts & Duncan Arnot Meyer(アルノー・ロバーツ)、Morgan Twain-Peterson(ベッド・ロック)、Ted Lemon(リトライ)