カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
家族がどうしても食べたい、というので
久しぶりにポールボキューズのお惣菜ローストビーフを買ってきました。

厚みがあるのに食べやすく、コロコロとカットされたスタイル。
赤身のお肉にじんわりと旨みが詰まっていて、見た瞬間から
「これはワインが欲しくなるやつ…」
合わせたワインは
ジャファーズ ピノノワール フィドルスティックス ヴィンヤード [2014]
グラスに注ぐと、明るい赤色。

熟成を経ていながらも、まだ生き生きとした印象を持っています。
香りは、アメリカンチェリーや赤いリンゴ。
ほんのりとしたスパイス感も感じられ、香りだけでも十分に心が踊ります。
口に含むと、熟した赤い果実の甘やかさに加えて、
紅茶やハーブのニュアンスもほんのりと。
タンニンはほどよく溶け込み、まろやかで、でも決して弱くない。
しっかりとした芯があり、料理に負けない存在感を放っています。
ローストビーフとの相性、ばっちりでした

今回のローストビーフは、赤身ならではの旨味がぎゅっと詰まったタイプ。
噛みしめるたびにじわっと広がる旨味に、このピノ・ノワールが本当によく寄り添ってくれました。
口の中でお肉とワインが溶け合うような感覚。
気がつけば、グラスもお皿もあっという間に空っぽに。
「やっぱりピノは赤身に合うねぇ」と家族でしみじみ実感した夜でした。

カリフォルニア州サンタ・バーバラの自然豊かな土地に根ざす、
少量生産のブティック・ワイナリー。
冷涼な気候を活かしたピノ・ノワールやシラーで知られ、
繊細さと力強さのバランスが見事なワインを造っています。
今回いただいたフィドルスティックス・ヴィンヤードは、
サンタ・リタ・ヒルズの中でも評価の高い単一畑。
土壌や気候の特徴を丁寧に反映させた1本は、
熟成を経てますます魅力を増しています。
お取り寄せにはなりますが、
ワイン好きの方にはぜひ一度味わっていただきたい1本です。
ローストビーフとの相性、ぜひご自身でも体験してみてください。
本日ご紹介のワイナリー ジャファーズ

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