カンフー・ガールの次はブロッサム・フューリー。チャールズ・スミスの引き出し、どんだけあるねん、って。

j の日々
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カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。

先日、オルカ・インターナショナルさんの試飲会へ行ってきました。
会場には、チャールズ・スミスゆかりのワインもいろいろ。
見慣れたラベルもあれば、
「また何か出てる!」と、思わず足を止めてしまう新顔もありました。

今回、私がひそかに楽しみにしていたのが、この2本の飲み比べです。
ブロッサム フューリー リースリング 2024
そして、
チャールズ スミス ワインズ カンフー ガール リースリング 2024

カンフー・ガールを世に送り出したチャールズ・スミスが、
今度はどんなリースリングを造ったのか。
それが、新しく登場した
ブロッサム・フューリーです。

しかも、この2本。
どちらも2024年で、同じエヴァーグリーン・ヴィンヤードのリースリングです。
それなのに、並べて飲むと印象はけっこう違いました。

ブロッサム・フューリーは、カンフー・ガールと比べると、ぐっとドライ。
白桃、洋梨、白い花。
みずみずしい果実味に、ミネラルがふんわり。
酸が「きゅっ!」と前に出て、味わいを引き締めるというよりも、口当たりはやわらか。
余韻も、思ったよりじわっと長く続きます。
出しゃばらず、そっと食事に寄り添う。

でも、おとなしいだけではなく、どこかに芯の強さもある。
なんだか不思議なリースリングだなあ、と思いました。

ワイン屋としては、
もう少し小難しいことを言ったほうがよいのかもしれませんが(笑)、
飲んだときに浮かんだのは、ほんとうにそんな印象でした。

皆さんには、どんなふうに感じられるでしょうか。

あとから資料を見てみると、ブロッサム・フューリーの残糖は4.2g/L。
一方、カンフー・ガールは14g/L。

そりゃ、並べて飲むとブロッサムのほうがドライに感じるわけです。

カンフー・ガールは、白桃や柑橘を思わせる明るい果実味に、ほんのり甘みを感じる親しみやすさ。

ブロッサム・フューリーは、それよりもドライで静か。
それでいて、余韻にはちゃんと芯が残ります。

どちらが上、という話ではなく、同じ畑の同じ年のリースリングでも、
こんなに違う表情を見せるのがおもしろい。
これはぜひ、2本並べて飲み比べてみていただきたいです。

それにしても。
カンフー・ガールを世に送り出して、
今度はブロッサム・フューリー。
ラベルも、名前も、味わいも、ちゃんと違う。
次から次へと新しいものが出てくるのに、今回もやっぱりおもしろい。
そのパワーとアイデアは、いったいどこから湧いてくるのやら・・・

チャールズ・スミスの引き出し、どんだけあるねん。
まだまだ、奥に何段も隠れていそうです。

そして、チャールズ・スミスの引き出しは、
リースリング2本で終わりませんでした。

続いて飲んだのが、
チャールズ スミス ワインズ バブルド カンフーガール NV

「BORN TO SPARKLE. MADE TO ROCK.」
そんな勢いのある言葉から、
もっとビリビリ、キレキレの味わいを想像していたのですが、
飲んでみると意外にもやさしい。

白桃に、お香のような……いや、これはジャスミンかな?
ふんわりとした香りがあり、口当たりも酸もまろやかです。

なんだか心が落ち着く。
Rockするために生まれたはずなのに、
私はすっかり癒やされてしまいました

そして、リアル・ワインもシャルドネとカベルネを試飲。
なかでも、一口飲んで思わず
「おいしー!」と声が出たのがカベルネでした。

黒系果実の凝縮した果実味はしっかりあるのに、
タンニンはほどよく、厚すぎない。
酸もきちんと感じられて、全体のバランスがいい。

リアル・ワインは、いつ飲んでも外れない。

さらっと言ってしまいそうですが、
いつ飲んでも「おいしい」と思わせてくれるって、
実はすごいことですよね。

新しいリースリングを出したかと思えば、
「Rock」を掲げながら、やさしく癒やしてくる泡があり、
真正面から「おいしー!」と言わせるカベルネまである。

やっぱり最後に思ったことは、ただひとつ。

チャールズ・スミスの引き出し、どんだけあるねん。

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