カリフォルニアワインとニュージーランドワインのオンラインWassy’s 受注担当です。
三羽のカラスが家紋のように円になっているラベルで有名なレーヴェンスウッドから
創始者であり、醸造家のジョエル・ピーターソンさんがご来店\(^o^)/
スタッフへのセミナーをしていただけるということで
ワッシーズのスタッフたちは前日からそわそわ・・・緊張しておりました。
何故って、ジンファンデルのゴッドファーザーとして知られ、
カリフォルニアの≪ワイン名誉の殿堂≫入りを果たすなど数々の栄誉に輝いている方。
あー、でも笑顔がとってもやさしくて、偉い方だけど親しみを感じます。
今回のセミナーでは、ジョエルさんの、ひいてはレーヴェンスウッドの原点ともいえるのではないかと思われる
子どもの頃のエピソードをお伺いして≪なるほどーー≫と強く印象に残ったことがあります。
ジョエルさんのワイン歴は、なんと10歳から始まります。
≪えっ?飲んでいたの?≫かどうかは不明ですが、もう時効なので許してください<(_ _)>
彼が10歳の頃、ご両親が初めてワインをケースで買いました。
1950年代のお話です。そんなに高額ではなかったようです。
しかし、そのケースには1929年のイケムや、1945年のオーブリオンなどが入っており、
ジョエルさんの両親はすっかりワインの虜になったそうです。
さぞ美味しかったでしょうねえ~(*^_^*)
で、ワインにのめりこんだお父様は、ワインの楽しみを分かち合う仲間を求めて、
何と自らワインクラブを立ち上げ、会報などを発行するようになったそうです。
1950年代のカリフォルニアには、ワインを楽しむ方はそう多くはいらっしゃらなかったようです。
その気持ちわかります。ワインは特に楽しみを分かち合う仲間が欲しくなりますよね。
ところが会報を発行するにあたって、お父様ってば、大変苦労されたのです。
ワインの香りや味を表現するのはとっても難しいのです。
そこでお父様、子どものジョエルさんに香りを嗅がせて
≪どんな香り?≫と訊ね、
≪リンゴ≫などシンプルな言葉を引き出したのでした。
リンゴの中でもどんなリンゴ?と少しずつ幅を広げていかれたようです。
子どもだとシンプルに答えてくれますからね。
私もワインの香りや味わいを表現するということに困る事しばしば・・・なので
初心に戻るつもりでまずはシンプルに、そして組み立てて行くことを心がけねば。
ジョエルさんが18歳になったころには、趣味の範疇とはいえずいぶんワインの知識はあったようです。
そして運命のジョセフ・スワン氏に師事。
本来医学の勉強をしていたのに、≪僕のいる場所は小さな研究所の中ではない、外だ!≫
とワイン造りを始めたジョエル・ピーターソンさん。
ずーっとジンファンデルを造り続けて、経済的にも大変な時期があったのに
それでも≪No Wimpy Wine≫ (軟弱なワインなんか作ってられるか!)とコツコツと
続けてこられた方に輝かしい殿堂入りは納得。ワインは人だなあと思った瞬間。
ジョエルさん自身も満足そうにしていらっしゃいました。
そんなジョエルさんのレーヴェンス・ウッドには、とても力強いワインたちが勢ぞろい。
レーヴェンス・ウッドのワインは コチラ をご覧くださいね。
リーズナブルなのに満足感あり。これからの季節、あったかシチューやすき焼きなんてぴったり。
是非皆様にも味わって、感じていただきたいっ
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