毎年、桜の時期にやってくる友好のワインです。
毎年、桜が咲く時期にあわせて発売されるワインで、心待ちにされているお客様もおられる人気ワインです。
このワインは日本限定として、ワイナリーで特別に限定数量を醸造しており、日豪友好の証のワインとされています。
シラーズらしく、濃厚なカシスやプルーンなど黒系果実を思わせる果実味。そこにバニラ、コーヒー、チョコレート、樽からくる芳しく甘い香りを感じます。フルボディでタンニンはしっかりありますが、ギスギスした感じは無く、シラーズ品種らしく、非常にスムーズで柔らか。たっぷりとした果実とジューシーな味わいを楽しめます。
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※2022.3.23現在の価格です(変動がございます事ご了承ください)
※表示価格はすべて税込です
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桜の時期に発売されるオーストラリアと日本の友好ワイン
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■ウインダウリー エステート サクラ シラーズ [2019]
販売価格 3,267円
このサクラシラーズが「なぜ日本だけのワイン」なのか?
それは日本とオーストラリアの歴史に深く関わっています。1944年、第二次世界大戦中カウラの地で捕虜になっていた日本兵約1000人が大脱走を企て、200名以上もの死者を出した事件がありました。
カウラの人々は事件で命を落とした日本兵を手厚く葬り、その後日本との友好関係を深める思いを込めて日本庭園を作りました。
日本人が葬られた墓地から日本庭園までの間に約2000本の桜を植え、毎年桜の咲く10月頃には桜祭りが行われています。
国際理解を象徴する桜、それを後世に受け継いでいくためのサクラ シラーズなのです。
このワインを作るウインダウリ―のワイナリーがあるのが、事件のあったカウラです。内陸に位置するカウラは温暖な気候で四季があり、野鳥や野ウサギ、カンガルーがブドウ畑を駆け回
るそんな穏やかな土地です。
シャルドネやソーヴィニヨンブランを始めとする白ブドウ、シラーズやカベルネソーヴィニヨン、サンジョベーゼなどの赤ブドウと多種多様なブドウが植えられています。収穫された優良なブドウ(全体の40%)は自社ワインとして醸造、残りの60%は大手ワイナリーに果汁を販売しています。
このカウラ捕虜収容所からの大脱走を題材にしたお話は、ドラマやドキュメンタリーなどでも多く取り上げられており、日本テレビのスペシャルドラマとして「あの日、僕らの命はトイレ
ットペーパーよりも軽かった」 で放映されています。また、漫画「ソムリエール6巻」(le vin #33 それぞれの桜)でも取り上げられています。
平和への思いとともに造られたサクラシラーズを、この桜の季節に味わってみてください。
※カウラ事件(Wikipedia)
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