2000円前後のスタッフ一押し!甘口ワイン
トレンサム エステート ノーブル タミンガ ( ハーフボトル ) [2016] 375ml
- 白ワイン
ライチ、アプリコット、みかんに、花々やはちみつの香り。フレッシュ&フルーティーなデザートワインです。
オーストラリアは南半球に位置し、日本からも多くの観光客が訪れる人気の旅行先。そのオーストラリアの重要な産業のひとつがワインです。
オーストラリアを代表するブドウ品種といえばシラーズですが、そのほかにもカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネといった世界的に親しまれている品種から、テンプラニーリョやネッビオーロなどの個性豊かな品種まで、国内65のワイン産地で120種類を超えるブドウ品種が栽培されています。
このページでは、ワイン専門店オンライン・ワッシーズが、オーストラリアワインの特徴や主要産地、代表品種、古樹や独自のワイン文化、注目の造り手、おすすめワインまで、初心者にもわかりやすくご紹介します。
(集計期間:9月15日~9月30日) 2026.10.1更新
ヨーロッパがすっぽりと入ってしまう程広大なオーストラリアですが、ブドウ栽培地域は大陸の南側に面した東西約3000kmの海沿いの地域に集まっています。
その理由は、赤道に近い北側から内陸は大半が砂漠に覆われており気温が高く、ブドウ栽培には適していない為。一方ブドウ栽培が行われる南側は、南太平洋、インド洋と南極からの海流が流れ込み、風はかなり冷たく気温差が激しい地域。この地域は平地だけでなく最も高い所で標高1,000mの高地も多くあり、多彩な気候と環境がブドウの栽培に適しており、多種多様のワイン造りが行なわれます。
世界中のワイン生産者がブドウ栽培で頭を悩ませてきた害虫のひとつが、フィロキセラです。
バロッサ・ヴァレーやマクラーレン・ヴェイルなど、オーストラリア有数の銘醸地を擁する南オーストラリア州では、ブドウ畑が地理的に隔離されていたことに加え、19世紀後半から厳格な検疫を続けてきたことで、フィロキセラの侵入を防いできました。そのため、接ぎ木をしていない自根のまま、樹齢100年を超えて実を結ぶブドウ樹が今も残っています。
代表的な例が、バロッサ・ヴァレーのラングメイルにある、1843年に植えられたとされるシラーズです。世界最古とされる現存シラーズ畑からは、現在もワインが造られています。またピーター・レーマンやダーレンベルグといった大手ワイナリーにおいても樹齢50年を超える、古樹を生かしたワインを手掛けています。
また、南オーストラリア州以外にも歴史的な古樹は残っており、ヴィクトリア州のタービルクでは、1860年植樹のシラーズから現在もワインが造られています。
フランス・ローヌ地方のワイナリー”M・シャプティエ”では、同地域から1831年にオーストラリアへ持ち込まれたルーツを持つシラーの樹を、病害を受けていない事から逆輸入の形でフランスに持ちかえった事があります。
オーストラリアでのワイン造りにも、フランスやイタリアなどと同じようにワインの品質を管理したり、産地を保護する為の法律が存在します。しかし非常にそのルールは柔軟です。
ヨーロッパなど古くからのワイン産地では、厳しい法律の下で地域ごとに栽培できるブドウが管理されています。
しかしオーストラリアではワインの法律が比較的緩やかな事もあり、地域を問わず生産者が自由に様々なブドウ品種を植える事が出来ます。その為シラーズ、カベルネソーヴィニヨン、シャルドネの他にもイタリアのネッビオーロやサンジョベーゼ、スペインのテンプラリーニョなど現在120種を超えるブドウ品種が植えられています。
フランスやイタリアなどの地域ではワイン法でブレンドに使用するブドウ品種も厳しく制限されています。
しかし、自由な気風のオーストラリアワインではワインが美味しければ混ぜてもOK。シラーズとカベルネソーヴィニヨンのブレンド、セミヨンとシャルドネのブレンドといったオーストラリア独自の個性的なブレンドワインが楽しまれています。
オーストラリアは元々ブドウが生息していなかった土地の為、全てのブドウはヨーロッパから輸入され植えられたもの。ヨーロッパとの大きな環境の違いもあり、オーストラリアの環境に合いやすい品種やクローンの研究がおこなわれてきました。近年では最適なブドウ品種を自分たちで生みだそうと、完全なオリジナル品種を作り出す研究も盛んになっています。
中でもヴィクトリア州にある『ブラウンブラザーズ』は研究に熱心で、ワイナリー内にキンダーガーデン・ワイナリーを設立し小ロットの実験品種を作成、タランゴ、シエナと言ったオーストラリア・オリジナルの新種を生み出しています。
オーストラリアは、6つの州と2つの自治地域から成り立っています。
ワイン用ブドウは6州すべてで栽培されていますが、ここでは、ワイン生産の中心となる5州を取り上げ、主要産地とワインの特徴、注目の生産者を地図とともにご紹介します。
オーストラリアのワイン生産量の約50%を占めるワイン産地。シラーズが多く栽培されるバロッサヴァレーが有名ですが、カベルネソーヴィニヨンの評価が高いクナワラや良質なリースリングが多く作られるクレアヴァレーと多彩な産地が点在します。この産地を探す
ドイツからの移民が多く住み、400mを超える標高で涼しく穏やかな気候から、ドイツとゆかりの深いブドウ品種であるリースリングが多く作られています。この産地を探す
オーストラリアを代表するブドウ品種シラーズが、栽培面積の半分を占めている産地。大手のワイナリーから家族経営の小さなワイナリーまで多くのワイナリーが存在します。温暖で雨が少なく湿度が低い気候の為、健全で上質なブドウを育てることが出来ます。この産地を探す
南オーストラリアでは最も古い産地です。温暖な気温と吹き込む冷涼な風の影響を受け、濃厚できめ細かいシラーズやグルナッシュと言った黒ブドウが、この地域で栽培されるブドウの約90%を占めています。この産地を探す
テラロッサと呼ばれる石灰岩に赤土が乗った独自の土壌を持ち、海洋性の気候でボルドーに近い環境と言う事もあり、ボルドーの主要品種と同じカベルネソーヴィニヨンを使ったワインの評価が非常に高い地域です。この産地を探す
オーストラリアワイン生産量のわずか2%と小さな産地ですが、世界中で評価の高いワイナリーが多く存在するプレミアムワイン産地です。この産地を探す
海側と山側それぞれに中小規模のワイナリーが点在しています。オーストラリアの中でも冷涼な地域が多く、ピノノワールとシャルドネの評価が高い地域です。冷涼な気候からシャンパーニュのモエ・シャンドンもこの地でスパークリングワインを生産・リリースしています。この産地を探す
標高100mから360mの間にブドウ畑が点在し、それぞれの標高にあわせてバラエティに富んだブドウ品種が栽培されています。高い標高で収穫されるピノノワールとシャルドネの品質は素晴らしく、中腹で収穫されるカベルネソーヴィニヨンやシラーズは酸味を持ったエレガントな味わいが特徴。ワイナリー観光も盛んな人気産地です。この産地を探す
ヴィクトリア州の海沿いに位置するワイン産地で、天候や湿度などブルゴーニュに近いと言われていることもあり、最良のピノノワールやシャルドネが作られます。小規模でこだわりの強いワイナリーが点在しています。この産地を探す
メルボルンからほど近い半島で、オーストラリアとしては比較的新しく、年々注目度を増している産地。海に面している事から冷涼な気候で、ピノノワールはこの地域の代表品種です。またクラフトビールの作り手も多く存在する地域でもあります。この産地を探す
オーストラリアのワイン産業発祥の地。ヨーロッパから持ち込まれたブドウの樹は最初シドニーで植えられ、その後ハンターヴァレーでワイン産業として広がり、徐々にオーストラリア全土に拡大していきました。白ブドウのセミヨン種が多く親しまれています。この産地を探す
オーストラリア最古のワイン産地。ここで作られる辛口のセミヨンは食事と合いやすく人気が高い。この産地を探す
内陸に位置し夏場は非常に気温が高く乾燥していますが、夜の冷え込みとの寒暖差がブドウ栽培に適しています。この産地を探す
オーストラリアならではのワイン文化のひとつが、赤いスパークリングワインです。シラーズなどの黒ブドウから造られ、赤ワインの豊かな味わいと泡の爽快感をあわせ持っています。
オーストラリアで赤いスパークリングワインが造られ始めたのは19世紀後半。1881年にはヴィクトリア州で「スパークリング・バーガンディ」が造られ、1893年には南オーストラリア州でフランス人醸造家エドモンド・マジュールが、シラーズを使った発泡性赤ワイン造りを始めました。こうした試みが、現在のスパークリング・シラーズへと受け継がれています。
ワインの赤と泡の白が織りなすコントラストが美しく、きめ細かいクリーミーな泡と甘く熟したフルーティーで芳醇な味わい。
オーストラリアでは、バーベキューパーティーやクリスマスなどのお祝い事で多く楽しまれており、日本の食事では焼き鳥や焼肉、ブリの照り焼きなどの濃い目のタレの食事ともよく合います。
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ワインの栓として多く利用されているコルクとスクリューキャップ。コルクは古くからワインの栓として利用されていますが、スクリューキャップの歴史が始まったのはごく最近。このスクリューキャップをいち早く導入し研究、改良を推し進めたのがオーストラリアワインです。
1970年代オーストラリアでは質のいいコルク素材はヨーロッパ諸国に独占され入手が困難だった事から、ニュージーランドとともに、新たなワイン栓としてスクリューキャップに注目し積極的に導入をすすめてきました。しかし、当時はスクリューキャップを使ってワインを長期保管することに対して不安視する声も多く、安いワインにだけ利用されていました。
その後もスクリューキャップの研究と改良が進められ、コルクに劣らないワイン栓としてひとつの完成となった2000年、最良のワイン栓としてスクリューキャップの良さを世界中に知ってもらおうとクレアヴァレーにある5つのリースリング生産ワイナリーが一斉にスクリューに切り替えました。当時一斉切り替えというプロモーションは大きな話題となりスクリューキャップは大きく注目を浴びる事になりました。
このプロモーションの先陣を切ったのが世界的にリースリングで高い評価を得ている『グロセット ワイナリー』のジェフリー・グロセット。リースリングはとりわけコルク不良の際に香りの影響を受けやすい事から、コルク不良の問題を回避できるスクリューキャップが「リースリングの本当の美味しさを確実に伝えられる手段である。」と確信し積極的に導入を行いました。
白ワイン以上に熟成を求められる赤ワインは、プレミアムワイナリーを中心に長年研究が進められてきました。近年、長期熟成に関する研究や実績が重ねられ、スクリューキャップは安定した密閉性を備え、コルク栓に劣らずワインの品質を保てることが分かってきました。そのため、プレミアムクラスの赤ワインにも採用が広がっています。
オーストラリアでは中小規模のワイナリー、中でもナチュラルワイン(自然派ワイン)を手掛ける若い生産者が増えています。オーストラリアワインのイメージを覆すとも言われる最新のナチュラルワインは、限りなくワイン造りに人の手を加えず、添加物は使用しないかごく少量だけ。
一部の作り手は、古くから続くワインの醸造方法や醸造学などに囚われない革新的なワイン造りをおこなっており、それに対して批判的な声もあがっています。しかし既成概念にこだわらない製法や味わい、目を引く個性的なラベルデザインで若い消費者を中心に、世界各国で一大ブームとなっています。
\オーストラリアのナチュラルワイン中心に輸入/
ワインダイヤモンズの
今、注目されているのが“オルタナティブ品種”を使ったオーストラリアワイン。オルタナティブ品種とは、シラーズやカベルネ、シャルドネといった主流品種以外の、少量生産のブドウ品種のこと。ではなぜ人気が高まっているのでしょうか?理由は3つあります。
移民国家であるオーストラリアは新しいものを受け入れる土壌があり、イタリアやギリシャなど、それぞれの母国をルーツとする品種も自然に受け入れやすい。
暑さや乾燥に強く、少ない水でも育つ品種は、温暖化の進むオーストラリアに適しており、サステナブルな栽培にもつながる。
世界的に珍しい品種を求める消費者や差別化を図りたい生産者の関心が高まり、トレンドを後押ししている。
オーストラリアを代表する赤ワイン用のブドウ品種がシラーズ。温暖な気候から生まれるシラーズはベリー系の香りと凝縮した味わい。柔らかいタンニンとスパイシーなアクセントが特徴。しかし現在は温暖な地域だけでなく冷涼な地域でも栽培されており酸味がありエレガントさを兼ね備えたシラーズも味わえます。
オーストラリアのプレミアム生産者ケーズラーが手掛けるカジュアルレンジのシラーズ。イチゴやラズベリーなどの華やかな果実味に、やわらかなタンニンとスパイスのニュアンスが調和。スタッフいちおしの1本です。
オーストラリアで注目の若手醸造家アンガス・ヴィンデン氏が手掛けるワイン。上質なタンニンと美しい赤い果実を備え、活気に満ちた新時代のハンター・シラーズ。彼の師であり、畑の前オーナーに敬意を込めて作り上げました。
オーストラリアの代表的カルトワインの1つ。ベルベットの手袋のようにしっとりとした果実味が口の中を包み込む。このセンセーショナルな感覚がずっと続くワイン、それこそがこのワインが持つ個性です。 ワイン・スペクテイター:95点
スタッフおすすめ!コスパ抜群の豪州ピノ。プラム、チェリー、イチゴの魅力的な香りと、ほのかにスパイシーなオークの風味。フレッシュな果実味は口の中でも続き、ほどよい酸や滑らかなタンニンと調和しています。
ワイン評論家から「5つ星」を受けたヴィクトリア州のブティックワイナリーが造る高品質なフラッグシップ・ピノノワールです。2018年は傑出した品質で、複雑な香りと甘美な味わいが魅力。 ジェームス・ハリデー:94点
オーストラリア最高峰のプレミアムワイン、バス・フィリップのフラグシップ。2020年は新旧2人の醸造家が携わった特別な年です。美しく表情豊かなベリーの果実味と下草や複雑な紅茶のニュアンスのある美しくピュアな1本。
世界で最も有名なオーストラリアワイン生産者、ペンフォールズのリースリング。フレッシュなシトラスや白い花の可憐な香り。アロマティックで爽やかながらも長い余韻が愉しめます。
カリフォルニア伝説のワインメーカー“ポール・ドレーパー”が認め、NYタイムズ誌が注目する生産者。ネクタリンの果肉のようにジューシーな美味しさ。
豪州屈指のプレミアムワイナリー、バス・フィリップが手掛けるシャルドネ。官能的なほどリッチな味わいで、熟した桃やナッツの風味と長い余韻を堪能できます。
注いで驚く真っ赤なスパークリングワインと真っ白な泡の見た目良さが人気。程よく甘いベリーの香りと味わい。余韻のほろ苦さが良いバランス。
イタリア由来品種にフォーカスする“ウニコ・ゼロ”の手掛ける微発泡スパークリング青りんごや白い花に加え、草原のような爽やかさと、ほのかな塩味が感じられます。
ラベルの絵からネーミングまで細部にこだわりを見せる人気ワイナリー。トロピカルなフレーバーが口いっぱいに広がり、爽やかな酸が続く、飽きない味わい。