ウインダウリー エステートWindowrie Estate
美しい桜のワインが伝える「歴史」と「願い」
このワイン、『サクラ・シラーズ』に描かれている桜には、オーストラリア/ニューサウスウェールズ州・カウラ地区の深い歴史と想いが込められています。
第二次世界大戦中の1944年、ここカウラの地で捕虜になっていた日本兵約1000人余りが大脱走を企てる事件が起こりました。脱走とはいえ、実際は戦陣訓の教えの元、「名誉の死」を遂げるための行動であり、この事件で200名以上もの死者を出しました。
カウラの人々は事件で命を落としてしまった日本兵を手厚く葬り、日本との友好関係を深めるために本格的な日本庭園や日本文化センターを作りました。
さらには日本人墓地から日本庭園までの5kmの間に約2000本の桜を植え、毎年10月頃には桜祭りが行われるようになったのです。
ウッドブロック・サクラ シラーズは、国際理解を象徴するカウリの桜をモチーフに、平和への想いとともに造られました。
この美しい桜のラベルのワインは、お花見の季節にお楽しみいただきたいのはもちろんですが、改めて平和への想いを感じていただきたい1本です。
メディア掲載
●漫画「ソムリエール」(le vin #33「それぞれの桜」)
●日本テレビ開局55年記念スペシャルドラマ「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった」
-カウラ捕虜収容所からの大脱走-を題材にしたドラマとして放映。
ウインダウリー・エステートについて
ウインダウリ エステイトはシドニーより車で西へ5時間ほどの所に位置するカウラ地区初のブティック・ワイナリー。
ワイナリーは1861年に建てられた歴史的建築である製粉所(ミル)を改築しセラー、テイスティングルームとして使用されています。
ワインメーカーでオー ナーのデイビッド・オデア氏は1959年にウインダウリーを購入。1961年にホークスブリー大学農学部を卒業し、ハンター・ヴァレー近くの農場育ちの ウィズと1964年に結婚後、2人3脚で穀物類を育て農場を切り開いてきました。
1980年代に入り、ブドウ栽培へと移行したことはオデア・ファミリーに とって大きな決断でした。始めは上手くいかないこともあり、試行錯誤の繰り返しでしたが、今ではこの地域・カウラ地区初のワイナリーとして 大成功をおさめ、家族全員がワイナリーの運営に携わり成長しつづけており、現在、4人の兄妹がワイナリーの軸となっています。
\コチラのワインもおすすめ!/
ウィンダウリで醸造した日豪の架け橋ワイン