カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
アイコニックさんの試飲会で、どうしても紹介したかったワイン。
それが オーガスト・ウエスト ワインズ です。
ロシアン・リヴァー・ヴァレーを中心に、
テロワールを素直に表現することを大切にするワイナリーで、
華美な演出や派手さよりも、ブドウそのものの個性や畑の表情、
そして“飲み疲れしないこと”を重視した造りが特徴です。
派手に主張するタイプではないのに、
グラスの中には静かな存在感があって、
気づくともう一口飲みたくなっている——
そんなタイプのワインが多い印象です。
試飲したワインは
オーガスト・ウエスト
ピノ・ノワール ロシアン・リヴァー・ヴァレー 2023

口に含むとまず感じるのは、心地よい口当たり。
タンニンはなめらかで、舌の上をすっと滑るように広がります。
グラスからは赤いフルーツの香りがやさしく広がり、
派手すぎないのに、どこか奥行きを感じさせます。
味わいは全体のバランスがとてもよく、
繊細さが先に立ちながらも、芯にはしっかりとした強さがあります。
「パワフル!」という方向ではなく、
静かだけれど揺るがない強さを感じるピノ・ノワール。
飲み進めるうちに、ほんのりとした土のニュアンスが顔を出し、
ロシアン・リヴァーらしい涼やかさと、ピノの旨みが静かに重なっていきます。
「派手じゃないのに、印象に残る」——まさにそんな一本でした。
“名手を育てた名手”

ワインメーカー、エド・カーツマン氏
オーガスト・ウエストのワインメーカーは、
“名手を育てた名手” として知られる エド・カーツマン氏。
フリーマンの アキコ・フリーマンさん、
アーサー・セラーズの 桃井隆宏さん。
このお二人は、キャリアの初期にエド・カーツマン氏から
大きな影響を受けたことでも知られています。
共通して感じるのは、
ブルゴーニュを思わせる繊細さと、内に秘めたパワー。
オーガスト・ウエストのワインにも、
その哲学が静かに息づいているように感じます。
オンラインワッシーズで取り扱い中のオーガスト・ウエスト
現在、オンラインワッシーズでは以下のワインをご紹介しています。
今回試飲した2023とも通じる、バランスの良さと飲み心地のよさが魅力の一本。
オーガスト ウエスト ピノノワール ロシアン リヴァー ヴァレー [2021]

オーガスト ウエスト ピノ ノワール ロゼラス ヴィンヤード サンタ ルチア ハイランズ [2011]

オーガスト ウエスト ピノ ノワール ロゼラズ ヴィンヤード [2014]

いずれも、
オーガスト・ウエストの “奥行き”と“静かな強さ” を
しっかり味わえる銘醸畑のピノ・ノワールです。


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