カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Ｊです。
ラヴィルリエのクリスマスケーキ第２弾はピスタチオクリームに包まれた一品。
こんもりとした苔玉のような、思わず笑顔になるかわいらしいフォルムです。
中身はというと、
・ピスタチオクリーム
・バニラのシブースト
・ベリーのソース
・チョコレート生地
これらが重なり合い、
ひと口ごとに表情を変える見事なハーモニー。
そしてシェフからのひと言。
「ぜひ、アルザスのゲヴェルツトラミネールと合わせてみてください。」
・・・それならば、ということで
急遽、実店舗のワッシーズで手に入れたのが
ジャン・ビシェール アルザス ゲヴェルツトラミネール
輝きのある麦わら色。
グラスからは、ライチやパッションフルーツ、
パイナップルを思わせるエキゾチックな香りが立ち上がります。
口に含むと、
スパイス、はちみつ、柑橘、ジンジャーのニュアンス。
香りの印象から「少し甘い？」と感じてしまいそうですが、
実際の味わいはバランスがよく、決して甘いわけではありません。
そしてこれが・・・
ピスタチオのケーキと、驚くほどよく合う。
これはちょっとした、いや大発見でした。
ゲヴェルツトラミネールに合う料理といえば
一般的には、
スパイシーな料理やフォアグラ、
中華、インドネシア、ベトナム、タイ、インド料理などの
アジア料理がよく挙げられます。
確かに、
スパイスや辛味をやさしく包み込んでくれる懐の深さは、
ゲヴェルツトラミネールならでは。
ただ、その個性ゆえに
「ちょっと馴染みがなくて手に取りづらい」💦
という方が多いのも正直なところ。
けれど実は、
世界中で造られている品種でもあり、
甘さ・辛口・ブレンドなど、表現の幅はとても広いのです。
アロマティックで、包み込むようなやさしさ。
これが、ゲヴェルツトラミネールの大きなキーワードかもしれません。
そんな方におすすめしたい一本
キムラ セラーズ
ワインメーカーズ ブレンド マールボロ [2024]
ゲヴェルツトラミネール40％、リースリング40％、ピノ・グリ20％のブレンド。
レモンピールやリンゴ、白い花、はちみつのやさしい香り。
フルーツのやわらかな甘みを感じさせつつ、
味わいはきれいな辛口。
華やかで繊細、
それでいてどこか安心感のある――
まさに“木村マジック”を感じる一本です。
単体で楽しむのはもちろん、
甘酸っぱさや、ほのかなスパイス感のある料理とも好相性。
酢豚やエビチリとの組み合わせも、
ぜひチャレンジしてみてほしいところ。
ピスタチオのケーキとアルザスのゲヴェルツで感じた
「包み込むような相性の良さ」。
その感覚は、
キムラセラーズのワインメーカーズ・ブレンドにも
しっかり通じていると感じています。
ゲヴェルツトラミネール、
まだの方こそ、ぜひ一度。
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