懐石に合わせたくなったカリフォルニア・ピノ。ザンダー・ソーレンという発見

j の日々
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カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。

先日、布袋ワインズさんの試飲会で、
ザンダー・ソーレンのワインをいろいろ試飲する機会がありました。

しかも驚いたのは、ザンダー・ソーレンその人が来ていたこと。

正直、最初は「え、あのザンダー本人?」という感じでした。
というのも、ザンダー・ソーレン氏は、アメリカのAppleで約20年間重役として勤務し、
スティーブ・ジョブズ氏とともに、iPodやGarageBand、iPhoneの着信音など、
世界を変えたデジタル音楽制作業務に携わってきた人物として紹介されているからです。

そんな経歴を聞くと、なんだか雲の上の人のようにも思えてしまいます。
でも実際にお会いすると、とても気さくで、自然体で、
思わず写真を撮りたくなるような魅力がありました。
手を振ってくれる感じにも、どこか親しみやすさがあって、
「すごい人」なのに距離を感じさせない。そのギャップも、とても印象に残りました。

しかもザンダー・ソーレンは、幼い頃から日本文化に愛着を持ち、
日本料理に寄り添うカリフォルニアワイン造りを目指してきたそうです。

この話を知ると、今回飲んだワインの印象が、なんだかすごく腑に落ちました。

派手に力で押してくるのではなく、果実味はありながら、
酸やうまみがきれいに寄り添ってくる。
華やかだけれど、どこか繊細。
そして、飲み進めるほどに「これ、日本料理に合うやろうな」と思わされるんです。

今回は、その中でも特に印象に残った3本をご紹介します。

【赤い果実の瑞々しさがきれいに広がる】
2021 ザンダー・ソーレン ピノ・ノワール ユーキ・ヴィンヤード ウェスト・ソノマ・コースト

まず印象的だったのが、ユーキ・ヴィンヤードのピノ・ノワール。

冷たい海の影響を受ける畑の個性もあってか、
赤いベリーを噛んだときのような、瑞々しい香りの広がりがとても印象的でした。
芳醇な果実味がありながら、ふわっと広がる果実感を酸がちょうどよく引き締めてくれる。
そこに、ほんのりスパイスとバラを思わせるニュアンスも感じられて、
ジューシーなのに品があるんです。

タンニンはきめ細かく、味わいにはうまみもある。
華やかさとやわらかさのバランスがとてもきれいで、
飲んでいて自然とグラスをかさねてしまうタイプでした。

※オンラインワッシーズでは2019ヴィンテージの取り扱いがございます。
ザンダー ソーレン ピノノワール ユーキ ヴィンヤード ソノマ コースト [2019]

【フレッシュさとエレガンスがきれいに重なる一本】
2020 ザンダー・ソーレン ピノ・ノワール オリヴェット・レーン・ヴィンヤード ロシアン・リヴァー・ヴァレー

次に印象に残ったのが、オリヴェット・レーン・ヴィンヤード。

こちらも、赤い小さなベリーやさくらんぼのような果実感があり、
フレッシュでさわやか。
それでいて、スミレのような華やかさもあり、
最初から最後まで複雑さがちゃんと続いていました。

ジューシーなのに軽すぎず、エレガントさもある。
そして、やっぱりうまみがある。
タンニンもなめらかで、全体がすごく自然につながっている感じでした。

派手に主張しすぎるのではなく、繊細に積み重なっていくタイプの美しさ。
これもまた、日本料理との相性を考えたくなる一本でした。

【特別な日に開けたくなる、気品のある一本】
2020 ザンダー・ソーレン ピノ・ノワール ルディオン セントラル・コースト

そして、やはり特別感があったのがルディオンです。

熟した赤い果実、スパイス、白いバラ。
そして、どこか嗅いだことのある高貴な香りがあって、「あ、これや」と思ったのが白檀でした。

なめらかなタンニンはとても細やかで、するすると喉を滑っていくような感覚。
ほどよく成熟した果実と酸味のバランスがとてもよく、パワフルすぎず、
それでいてしっかりとエレガント。
これはたしかに、特別な日に開けたくなります。

しかも試飲会でうかがったところ、「ルディオン」という名前は、
お父様とお母様のお名前を組み合わせたものなのだそうです。
そう聞くと、このワインが彼にとっても特別な一本なのだろうなと、より強く感じました。

そして、このワインもやっぱり、ただ豪華なだけではありませんでした。
うまみがあるんです。※オンラインワッシーズでは2020ヴィンテージの取り扱いがございます。
ザンダー ソーレン ピノノワール ルディオン セントラル コースト [2020]

【懐石料理に合わせたくなった理由】

今回飲んだ3本に共通して感じたのは、果実味や香りの華やかさだけではなく

「うまみ」がしっかりあることでした。

だからこそ、頭に浮かんだのが懐石料理です。

だしの繊細なうまみ、季節の素材が持つやさしい旨み、
派手ではないけれど丁寧に積み重ねられた味わい。
そういう料理に、ザンダー・ソーレンのピノ・ノワールはきっと寄り添ってくれる。
むしろ、そういう食事と一緒にこそ、このワインの魅力はもっと深く見えてくるのではないか。
そんなふうに感じました。

実際、畑についてお話をうかがったときも印象的でした。
海に近い涼しいエリア、たとえばサンタ・バーバラやソノマの畑を選ぶ理由を尋ねると、
「海の香をつけたい。うまみもね」
というようなお話をされていて、
やはりご本人の中に「うま味」への強い意識があるのだと感じました。

日本料理とのペアリングを見据えてワインを考えている方なのだと、
そこでもあらためて納得しました。

スペシャルなワインと、スペシャルな食事。
そんな時間、実現させたいですね。

今回の試飲で、ザンダー・ソーレンは単に“すごい経歴の人が造るワイン”ではなく、
日本の食卓をちゃんと見つめてきた人が造る、
繊細で美しいカリフォルニア・ピノなんだと感じました。

まずは気になった1本からでも、ぜひ試してみていただきたい生産者です。

気になる方は、ぜひこちらからご覧ください。
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