カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
先日、カリフォルニアの名門ワイナリー
ウェンテ・ファミリー・ヴィンヤーズより、
インターナショナル・セールス副社長の
マイケル・パーさんがワッシーズにお越しくださいました。
当日は店頭で、
ウェンテの歴史やワイン造りについてお話しいただきながら、
スタッフも一緒にワインを試飲させていただきました。
ワインを飲みながら、造り手やワイナリーの方から直接お話を聞ける時間は、
やっぱり特別です。
ボトルのラベルだけを見ていると分からない背景や、
そのワインが長く愛されてきた理由が、ぐっと近くに感じられます。

実は、ワッシーズとウェンテにはご縁があります
マイケルさんのお話の中で、うれしかったことがありました。
ウェンテのスタッフの方が日本に来られた際、
以前からワッシーズに立ち寄ってくださっていたそうです。
また、カリフォルニアワイン協会のプログラムなどでも、
ウェンテは訪問先のひとつとして紹介されることが多いとのこと。
サンフランシスコから比較的アクセスしやすい立地にあり、
さらに、ワイナリーとしてのストーリーもしっかりある。
そういう意味でも、ウェンテはカリフォルニアワインを知るうえで、
とても大切な存在なのだと感じました。
“家族経営”という言葉の重み
ウェンテは、1883年創業。
140年以上にわたり、家族でワイン造りを続けてきたワイナリーです。
「家族経営」と聞くと、
小さな規模のワイナリーを想像される方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ウェンテの場合は少し違います。
ウェンテは、5世代にわたって同じ畑でワイン造りを続けてきた、
カリフォルニアで最古の家族経営ワイナリーとして紹介されています。
マイケルさんも、ウェンテがアメリカで高く尊敬されている理由として、
この長い歴史と家族による継承を挙げていました。
規模が大きい、小さいという話ではなく、
代々、家族が責任を持って畑とワイン造りを守り続けてきたワイナリー。
そう考えると、
「家族経営」という言葉の響きが、ぐっと特別なものに感じられます。

現在、5代目としてワイン造りに関わるカール・ウェンテさんは、
カリフォルニア大学デイヴィス校で、
ブドウ栽培とワイン醸造の両方を学んだ人物です。
セミナーでは、カールさんが父の世代からも助言を受けながら、
過去の収穫の記録や経験を大切にしている、というお話もありました。
長く続いてきたワイナリーだからこそ、
毎年の気候や畑の状態、収穫の経験が積み重なっている。
その積み重ねが、ウェンテらしい
一貫したスタイルにつながっているのだと思います。
「昔から有名だから」ではなく、
長い時間をかけて磨かれてきた安心感がある。
ウェンテのワインに親しみやすさや安定感を感じる理由は、
きっとこういうところにもあるのだと思います。
ウェンテを語るうえで外せない「ウェンテ・クローン」
そして、ウェンテといえば、
やはり外せないのがウェンテ・クローンの存在です。
100年以上前、ウェンテはブルゴーニュ由来のシャルドネの苗木を自社畑に植え、
それを増やし、改良を重ねていきました。
その苗木はやがて、ほかのカリフォルニアのワイナリーにも広がっていきます。
現在、カリフォルニアのシャルドネの約80%が、
ウェンテ・クローンに由来すると説明されています。
「カリフォルニア・シャルドネの原点」
「カリフォルニア・シャルドネの祖」
ウェンテがそう呼ばれる理由は、まさにここにあります。
ただ古いワイナリーというだけではなく、
カリフォルニアのシャルドネの歴史そのものに、深く関わってきたワイナリー。
今回あらためてお話を伺って、
ウェンテという名前の重みを感じました。
現在も受け継がれる、家族のワイン造り(アンダーライン 大文字)
ウェンテは現在、5代目の世代へと受け継がれています。
醸造を担うカール・ウェンテ氏をはじめ、
栽培や経営に関わるファミリーメンバーが、それぞれの役割を持ってワイナリーを支えています。
セミナーでは、5代目の中心メンバーには女性も多く、
現在のウェンテは女性が大きな役割を担うワイナリーでもある、というお話もありました。
伝統を守りながら、今の時代に合わせて進化していく。
このバランスも、ウェンテの魅力のひとつだと思います。
次回は、試飲した4本をご紹介します
今回のセミナーでは、
ウェンテのシャルドネ2本、カベルネ・ソーヴィニヨン2本を試飲しました。
・モーニング・フォグ シャルドネ 2024
・リヴァ・ランチ・リザーブ シャルドネ 2024
・サウザン・ヒルズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2022
・チャールズ・ウェットモア カベルネ・ソーヴィニヨン 2022
同じウェンテのワインでも、
産地や造りによって、味わいの印象はかなり違います。
次回の後編では、
実際に試飲して感じたそれぞれの個性を、
ワッシーズらしくご紹介したいと思います。
カリフォルニア・シャルドネの原点ともいえるウェンテ。
その魅力を、ぜひ前編・後編でお楽しみください。

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