パルメイヤー そして新しいブランドウェイフェアラー(*^_^*) 

j の日々
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カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s  受注担当 です。

パルメイヤーの続きです。

パルメイヤーには3つのブランドがあります。
パルメイヤー、ウェイフェアラー、そしてセカンドラインのジェイソンです。

まずパルメイヤーですが
ボルドーワインに拘った品種が作られています。

クラシカルなボルドーワインを生み出すクローン、
カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルド、マルベックが植えられています。
またフランスボルドーからこっそり樹を持って来て畑に植えたり・・・と
そのこだわりは相当なもの

 

そして当時カリフォルニアで№1と言われたワインメーカーランディ・ダンとともに、
1986年パルメイヤーはボルドースタイルのワインを初リリース。
瞬く間にその実力は知れ渡ることとなり、
95年には映画にも使われるようになるほど。

            

その後もパルメイヤーは素晴らしいワインメーカーとともにあり、
93年からは、マーカッシンのヘレン・ターリー、
2012年からヴィヴィアナ・ゴンザレス・レーヴと紡がれていきます。

パルメイヤーは自社畑ウォーターランチと信頼関係がしっかりとある
昔からのお付き合いのあるナパヴァレーの契約畑のぶどうからつくられます。

自社畑ウォーターランチというのはナパヴァレーのアトラスピーク近郊の高地にあります。
標高が高いので、霧が発生しても全く影響がありません。
だからいつも乾燥しています。

土壌は赤土、火山性なので水はけがいい。
結果、水分が不足気味の土壌においては、根は深く土中に伸びようとします。
根が伸びることによって水分といろいろな栄養をも吸収し、
より良質なぶどうを結実するのです。
ここではシャルドネメルロプロプライエタリー・レッドがつくられます。

どのワインもため息が出るほど香り高く、樽香がうまくワインに溶け込み、
リッチで丁寧に造られているのが伝わってくるものばかり。

そして2014年ソノマコーストに、新ブランドとしてウェイフェアラーが誕生。
このウェイフェアラーには現社長であるクレオさんが深く関わっています。

一スタッフとして入られたクレオさん、
勿論出荷作業や、細々とした雑用から色々なことをこなしてこられたのですが
この新ブランドの立ち上げにも携わり、
いわばクレオさんの成長とともにあるブランド。

往々にして子どもがワインビジネスを継がないこともあるいまこの時代に、
娘が後を引き継いでくれるというのは、それは嬉しいことだったでしょう。

ジェイソンさん、実はブルゴーニュワインも大好きで、
ブルゴーニュの地に畑を手に入れてワインをつくろうと考えていらしたそうです。

しかし、結局はブルゴーニュに畑を購入することはありませんでした。
1998年当時、ワインメーカーであったヘレンターリーの
「カリフォルニアのラ・ターシュとなる畑だ」アドバイスにより
ソノマコーストに、カリフォルニア ピノノワールとシャルドネの
グランクリュとなる可能性を高く秘めたポテンシャルの高い土地を購入しました。

畑は標高が330mと高く、海が5kmと近い。
畑に行くまでに曲がりくねった道を2時間かけていかなければなりませんが
近くにはハーシュ、マーカッシン、ピーターマイケルの畑もあります。
細かく区分けされた畑は様々なクローンと台木によって構成され管理されています。

日照量が多く、海からの涼しい風、クローン台木、激しい温度差という環境。
土壌は白黄色の、昔海底であった砂が隆起堆積した土壌で、
痩せていて非常に水はけが良です。
水はけがよいと病気にもなりにくいし、
ぶどうは水を求めて深く深く根をおろします。
そうすることによってさまざまな養分や水を得ることができ、
やせた土地すなわちピノノワールとシャルドネに適した土地なのです。

冷涼な気温と細かい区画の徹底した栽培管理。
それぞれのクローンの持つフレーバーやタンニン、酸をしっかり残した、
小粒で健康なぶどうが育ちます。

最高のブドウに最高のワインメーカー、
最高のワインができるはずです。(納得)

 

次回はセカンドラインのジェイソンとカリフォルニア火災のその後・・・を
お伝えします\(^o^)/読んでくださいね~

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