カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
先日、ヴァイアンドフェロウズさんの試飲会に参加してきました。
「あらためて飲んだらやっぱり美味しかった!」とか
「これ、新ヴィンテージ出たんや?ええやん♪」など、
気になるワインがいくつもあったのでご紹介します。

ジョセフ・クローミー シャルドネ(タスマニア)
思ったよりもふくよかで、ほんのり塩味を感じるミネラル感。
グレープフルーツや白い花、桃のような香りに、
冷涼なタスマニアの気候を感じさせるキリッとした酸が心地よい。
全体のバランスが美しく、クリーンでピュアな味わいが印象的でした
バターソテーした白身魚、鶏むね肉のレモンソース、
またはカリフラワーのグラタンなど、やさしい味の洋風料理と合いそうです。
そしてそしてここからはオンラインワッシーズでも取り扱いがあるワインたち

■パリンガ・エステート(モーニントン・ペニンシュラ/ヴィクトリア州)
オーストラリア南部・モーニントン半島を代表する生産者で、
冷涼な海風が吹くエリアならではの繊細なピノ・ノワールと
エレガントなシラーズが魅力。
オーナー兼ワインメーカーのリンジー・マッカラム氏は、
オーストラリア国内でも数々の受賞歴を持つ実力派です。
パリンガ エステート ペニンシュラ ピノノワール [2023]
さくらんぼや小さな赤い果実の香りが華やか。
やわらかい口あたりで、ほどよい酸味が全体を引き締めます。
軽やかで上品、まさに“食事と寄り添うピノ”。
やっぱりこのピノには豚しゃぶや鶏の照り焼きなんかがおすすめ。
パリンガ エステート ペニンシュラ シラーズ [2020]
チェリーの果実味とスパイスのニュアンスが心地よい、
冷涼シラーズらしいすっきりとしたスタイル。
酸味とタンニンのバランスがよく、上品でクリーンな味わい。
このシラーズはホントに料理に合わせやすい。それも日常の。
ハンバーグや豚の生姜焼き、
あるいは焼き野菜いっぱい添えたステーキなんかよいと思います。

タスマニア島の老舗ワイナリーで、
“アートとワインの融合”をコンセプトに掲げる個性派。
ワインのラベルも独創的で、センスあふれるデザインが印象的です。
ムーリラ プラクシス ソーヴィニヨン ブラン
オンラインにあるのは2023ですが
今回試飲に出たのは新ヴィンテージ2024
白い花や青草、トロピカルフルーツの香り。
爽やかな酸味が広がり、意外としっかりとした飲みごたえも。
冷涼産地らしいピュアなスタイルのソーヴィニヨン・ブランです。
爽やかな酸味のワインに合わせたい料理は
エビとアボカドのサラダ、チキン南蛮、
またはレモンを絞った唐揚げなど、柑橘や酸味のある料理に合うと思うのです。

1979年創業。オーストラリアのピノ・ノワールの頂点に立つ生産者。
ビオディナミ農法を早くから取り入れ、自然な栽培と低収量にこだわることで、
独特の深みと緻密さをもったワインを生み出しています。
バス・フィリップが贈る、希少なガメイ!
バス フィリップ ワインズ ガメイ [2023]
若々しくみずみずしい赤系果実の香り。
ピノのような繊細さを感じる上品なガメイで、
やわらかいタンニンとほのかなスパイスが心地よく続きます。
バス フィリップ ワインズ エステート ピノノワール [2023]
チェリーやスミレ、土やきのこの香り。
赤い小さな果実を頬張ったような凝縮感があり、
力強いタンニンの奥に繊細な酸がしっかりと生きています。
長期熟成のポテンシャルを感じるピノ・ノワール。
しばらく置いてから飲みたい1本です。
どのワインも、
「冷涼産地のエレガンス」を感じさせる味わい。
派手さはないけれど、飲むほどにじんわりと広がる深みがありました。
季節の食卓にも寄り添うオーストラリア&タスマニアの名品たち、
ぜひ一度、お試しください



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