ひと足先に春気分。1年1度のお花見ワイン サクラ・シラーズ

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まだまだ寒いですね、春到来はまだ先のようですが、春の季節が近くなると、このワインがやってきます。

毎年心待ちにされるファンも多いこのワイン。

ウインダウリー エステート サクラ シラーズ

オーストラリアで造られる桜のラベルのワインは、日本とオーストラリアの歴史に深く関わっています。

1944年、第二次世界大戦中オーストラリアのカウラ地方で捕虜になっていた日本兵約1000人が大脱走する事件があり、その結果200名以上もの死者を出したという悲しい出来事がありました。

カウラの人々は事件で命を落とした日本兵を手厚く葬り、日本との友好関係を深める思いを込めて日本庭園を作りました。
その後、日本人が葬られた墓地から日本庭園までの間約5kmの間に約2000本の桜を植えられました。以来毎年桜の咲く10月頃には桜祭りが行われています。

国際理解を象徴する桜、それを後世に受け継いでいくためのサクラシラーズなのです。

ちなみに、このカウラ捕虜収容所からの大脱走を題材にしたお話は、ドラマやドキュメンタリーなどでも多く取り上げられており、日本テレビのスペシャルドラマとして「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった」 で放映されています。

またサクラシラーズは、漫画「ソムリエール6巻」(le vin#33それぞれの桜)でも取り上げられています。

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このワインを手掛けるワイナリー

『ウインダウリ―』が造られるカウラは、シドニーから300km程内陸に入った所に位置しています。
この辺りは温暖な気候で四季があり、野鳥や野ウサギ、カンガルーがブドウ畑を駆け回るそんな穏やかな土地です。

ウインダウリ―はそんなカウラの町で初めてのブティックワイナリーとして40年以上の歴史をもっています。

1959年にこの土地を購入したオーナーのデイビットさんは、奥様と2人3脚で穀物を育てていましたが、80年代に入りブドウ栽培に転換、数々の試行錯誤を経て、この地で初めてのワイナリーとして成功しました。

現在、子供達も加わり家族全員がワイン造りに携わっています。
60エーカーという広大な畑ではシャルドネやソーヴィニヨンブランを始めとする白ブドウ、シラーズやカベルネソーヴィニヨン、サンジョベーゼなどの黒ブドウと多種多様な品種が植えられています。

収穫された優良なブドウは、4割のみ自社のワインとして醸造、残り6割は大手ワイナリーに果汁として販売しています。

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※表示価格は配信日現在の税込価格です。(変動がございます事ご了承ください)

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桜の時期に発売されるオーストラリアと日本の友好ワイン
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ウインダウリー エステート サクラ シラーズ [2020]
販売価格 3,570円
シラーズらしく、濃厚なカシスやプルーンなど黒系果実を思わせる果実味。そこにバニラ、コーヒー、チョコレート、樽からくる芳しく甘い香りを感じます。フルボディでタンニンはしっかりありますがギスギスした感じは無く、シラーズ品種らしく、非常にスムーズで柔らか。たっぷりとした果実味とジューシーな味わいを楽しめます。
平和への思いとともに造られたサクラシラーズを、この桜の季節に味わってみてください。


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