こんにちは♪
オンラインワッシーズ ひのみです。
昔から「点心」が好きです。特に、海老蒸し餃子が大好きで・・・
そういえば、子どもの頃に
「海老蒸し餃子だけ お腹いっぱい食べてみたい!」
という衝動に駆られて、浮き粉を買ってみたことがあります。
皮作りが難しくて、あえなく失敗した苦い思い出。笑
中国茶と合わせるだけでなく、近頃は
点心とワインのペアリングも楽しんでいます♪
点心とは?
「点心」は中国料理における「軽食」の総称です。
中国料理は大皿で提供するスタイルが基本であり、
前菜、スープ、メイン料理、デザートまでコース仕立てとなっています。
対して 点心は、スープやメイン料理が含まれておらず、小皿で提供されることが多いです。
また、点心は味によって大きく2つに分けられます。
1つめは、塩気を感じる料理「鹹点心(かんてんしん)」
鹹点心には、餃子や焼売などの定番メニュー、豚まん・小籠包・ちまきなどの蒸し料理、
その他、ラーメンやおかゆなども含まれます。
そして2つめは、甘味・デザート系の「甜点心(てんてんしん)」
ごま団子や月餅など餡を使ったものや、杏仁豆腐・マンゴープリンなどの冷菓があります。
点心は、おやつの時間のみならず
朝食と昼食の間や、夕食前、また夜食としても親しまれています。
点心と飲茶の違い
点心と混同されがちな言葉に「飲茶」があります。
点心は、料理自体を指す言葉。
一方 飲茶は、中国茶とともに点心を楽しむ習慣のことを言います。
ところで、中国茶の茶器には、実際にお茶を飲む「茶杯」の他に
「聞香杯(もんこうはい)」という器があるのをご存知でしょうか。
聞香杯は、お茶をいただく前に香りを聞くためだけに用いる器のこと。
普段気軽に飲むときではなく、丁寧にお茶を淹れる場合のお作法で登場します。
(「嗅ぐ」のではなく、「聞く」と表現するところが素敵ですよね^^)
聞香杯へ注いで供された中国茶を、茶杯に移した後、
空になった聞香杯でまず香りを楽しむのです。
“香り” に重きを置き、専用の器が存在するなんて、
中国茶とワインは通ずるところがあるなぁと思います。
点心とワインのペアリング
点心を軽くつまみながら、お茶を楽しむ飲茶の文化は、
中華版のアペロといったところ。
小腹を満たしてくれる点心は、ワインのお供にもぴったりです。
そこで今回は、鹹点心に合うおすすめのワインを3つセレクトしました。
海老や帆立の甘みを包み込む、アロマティックな白ワイン
キムラ セラーズ ワインメーカーズ ブレンド マールボロ [2022]
ゲヴェルツトラミネール40%、リースリング40%、 ピノグリ20%
3種類のブドウ品種のハーモニーが魅力的な1本。
ブレンドのワインをブラインドで飲むと、わたしは
「おいしいけれど、これはなんのブドウや・・・?」と
頭に “はてな” が浮かぶことが多々あります。
しかし、この キムラ セラーズ ワインメーカーズ ブレンド は、
それぞれの品種の個性がしっかり際立っているのに
すべてが喧嘩せずに 仲良く手を取り合っているような、絶妙なバランス。
海老蒸し餃子に合わせてみると、プリッと甘い海老に
ワインが持つ、桃やお花のような優しい香りが重なって、
口福なひとときでした。
ニュージーランドで活躍する醸造家『キムラ セラーズ』 の
木村さんが造った、初のアロマティック・ブレンドがこちら。
初年度から大変好評で、今後も定番のラインナップになりそう!という
耳寄り情報が届いています♪
ブドウ入手先の畑や味わいのスタイルは、年によって変わる可能性があるので
一期一会のワインとなりそうです^^
香味野菜の風味が引き立つ、オレンジワイン
ザ ヴァイス オレンジ オブ ゲヴェルツトラミネール [2021]
ブドウの果皮を果汁に浸けてから醸されるオレンジワインには、
穏やかな渋みと旨味があります。
そのためオレンジワインは、スパイスや香味野菜をたっぷり使う
中華によく合うワインとして知られています。
中でも、この ヴァイスのオレンジワイン は、香り高くも繊細な風味なので
点心に欠かせない生姜・葱などの香味野菜や、パクチーなどと相性抜群♪
スウィーティーやパッションフルーツの華やかなアロマと
ローズティーのような上品な渋みがあり、奥行きが感じられるワインです。
『ザ ヴァイス』 は、ナパにおける注目株のワイナリーです。
オーナー兼ワインメーカーのマレック・アマローニさんは、モロッコ出身。
10代でニューヨークに渡り一時は、家も職もない状況を経験したという苦労人です。
偶然働き始めた高級レストランにおいて、ソムリエとしてだけでなく
ワインバイヤーとしての才能が開花。また、レストランでの経験を活かし、
酒類業界大手の『ディアジオ モエ ヘネシー』ではトップセールスマンとして活躍しました。
仕入れ・販売・ワイン造りと、マルチな才能を発揮するマレックさんが手掛ける
ヴァイスから、今後も目が離せません!
迷ったらやっぱり泡!万能なスパークリングワイン
シャルドネ70%、ピノノワール30%のスパークリング。
澱とともに2年以上熟成させることで、複雑味とクリーミーな舌触りが生まれます。
そして、1本芯が通ったような綺麗な酸も余韻まで長く続きます。
どんなお料理とも合わせやすいワインといえば、万能選手のスパークリングですよね。
クラウディー ベイ ペロリュス のようにクリーミーな質感のあるタイプや、
イースト香を持つタイプは、特に 餃子や豚まん、小籠包にぴったり。
生地や皮の質感とも調和を見せてくれます。
焼き小籠包もいいですね♪ あつあつを頬張って
冷えたスパークリングワインを、くぅ~っといけば最高です!
『クラウディー ベイ』 は、ニュージーランド産ソーヴィニヨンブランの
確固たるスタイルを築き上げた、世界的に知名度の高いワイナリーです。
そんな中、実はスパークリングがわたしの推しワインなんです。
ソーヴィニヨンブランが有名すぎる故、意外と
飲んだことのある方が少ないのではないでしょうか?
ぜひ一度お試しくださいね^^
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本日は3つのタイプの「点心に合うワイン」をご紹介しました。
中華の小皿も取り入れて、気軽なアペロのバリエーションを広げてみませんか?
カリフォルニア、ニュージーランド、オーストラリアの
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