カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
先日、ナパ・ヴァレーを拠点とする
KAZUMI Wines(カズミ・ワインズ)を試飲しました。
今回、やっぱり気になったのは甲州。
「ナパで甲州?」
「いったい、どんな味なんだろう?」
最初は正直、ちょっと面白そう、くらいの気持ちでした。
ところが飲んでみると、これが意外と……
と言うとかなり失礼ですが(笑)、
珍しさだけではなく、どれもしっかり造られたおいしいワインでした。
しかも5本に共通して感じたのが、食事と一緒に楽しみたくなること。
ワインとしての個性はちゃんとあるのに、
料理を押しのけず、しっかり受け止めてくれる。
そんな懐の深さを感じました。
KAZUMI Winesについて
KAZUMI Winesを手がけるのは、日系アメリカ人のミッシェル・和美・坂崎さん。

「和美」という名前には、
和=調和、美=美しさという意味が込められています。
ミッシェルさんはカリフォルニア生まれ、東京育ち。
ミラノやニューヨークでファッションデザイナーとして活躍した後、
ナパのワイン業界へ入り、2015年に自身のワイン造りを始めました。
水彩画のような美しいラベルも、ミッシェルさんが描いたものです。
そしてKAZUMI Winesといえば、やっぱりナパで造る甲州。
公式サイトによると、米国で初めて甲州を栽培し、
収穫から瓶詰めまで行ったブランドなのだそうです。
これはやっぱり、飲んでみたくなりますよね。

KAZUMI スパークリング甲州 2024
青りんごやゆずの爽やかな香りに、ほんのり洋梨。
少し甘やかな香りから、やさしい味を想像しましたが、飲んでみると思ったよりドライです。
細やかな泡に、酸、ミネラル感、ほんのりクリーミーな口当たり。
するするっと喉を滑っていく、気持ちのよいスパークリングでした。
最初の一杯から、
「おっ、思っていた以上に本格的」となりました。
KAZUMI ナパ・ヴァレー甲州 2024
白い花、レモン、グレープフルーツに、ほんのり蜂蜜。
甲州と聞いて、もっとキュッと酸の締まった味を想像していましたが、
こちらは思いのほかやさしい口当たりです。
塩味やミネラル感もあり、やさしいだけではなく、
味わいにはきちんと複雑さも。
当たり前すぎるかもしれませんが、やっぱりお鮨や天ぷらに合わせたい。
素直にそう思いました。
KAZUMI ソーヴィニヨン・ブラン 2024
香りをとった瞬間、思わず、
「アーモンドの花!」
……まあ、大きく分ければ白い花なのですが(笑)
青りんごのような果実味があり、フルーティーでジューシー。
酸はしっかりありますが、角がなく、やわらかな味わいです。
爽やかさの中に厚みもあり、
魚介や野菜料理と楽しみたくなるソーヴィニヨン・ブランでした。

KAZUMI ロシアン・リバー・ヴァレー ピノ・ノワール 2024
淡く、明るい色合いのピノ・ノワール。
赤い花やチェリー、ラズベリー、赤りんごに、
アップルパイのようなスパイス感も少し感じます。
タンニンは細やかで、赤い果実の甘みと酸のバランスもきれい。
華やかで軽やかですが、軽いだけでは終わらない。
鶏肉や豚肉、きのこ料理など、いろいろ合わせてみたくなる味わいでした。

KAZUMI カベルネ・ソーヴィニヨン 2023
ブラックベリーやカシスなど、凝縮した黒系果実の香り。
コーヒーやタバコ、黒コショウなどのニュアンスもあり、ぐっと奥行きがあります。
しっかりした凝縮感はありますが、タンニンはなめらか。
生き生きとした酸があるので、重たくなりすぎません。
余韻も長く、今回の中では、やはりいちばん「ナパらしい」存在感のある1本でした。
珍しさだけでは終わらないワイン

最初は「ナパで甲州?ちょっと面白そう」と興味を持った今回の試飲。
でも、最後に印象に残ったのは、珍しさよりもワインそのもののおいしさでした。
それぞれにきちんと個性がありながら、どれも食事と一緒に楽しみたくなる。
“面白いワイン”だけで終わらせるのは、ちょっともったいないワインたちです。
オンライン・ワッシーズへの入荷は、もう少し先になる見込みです。
入荷しましたら、あらためてご紹介します。
どうぞご期待ください!

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