カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
オーストラリアで活躍する日本人ワイン醸造家、
スモールフォレストのラドクリフ敦子さんが、ワッシーズに来てくださいました!
前回お越しいただいたのは、2023年7月。
今回は、約3年ぶりのご来店です。
久しぶりにお会いした敦子さんは、変わらず明るく、気さくで、とてもチャーミング。
カリフォルニアワインの棚に、すっと混ざってみたり、
「まだまだあります大特価ワイン」の看板の前で、ご自身のワインを掲げてみたり。

【カリフォルニアワインの中に混ざる敦子さん】

【「まだまだあります大特価ワイン」の看板前でワインを掲げる敦子さん】

ワインのお話はもちろん、
敦子さんのお人柄まで伝わってくるような、楽しい写真がたくさん撮れました。
“濃いオーストラリアワイン”のイメージを、いい意味で裏切るワイン
オーストラリアワインと聞くと、
「果実味たっぷり」
「濃厚」
「力強いシラーズ」
というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
たとえば、バロッサのシラーズのような、
濃くてパワフルなスタイルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
でも、敦子さんが造るスモールフォレストのワインは、
そのイメージとは少し違います。
敦子さんご本人の言葉を借りると、
「リーンなワイン」。
“リーン”とは、余分なものをそぎ落とした、すっきりとした印象のこと。
派手に押してくるというより、
バランスがよく、すっと背筋が伸びたような、スマートなスタイルです。
とはいえ、味わいが薄いわけではありません。
きちんと凝縮感があり、旨みがあり、
料理にも自然に寄り添ってくれる。
このあたりが、スモールフォレストのワインの大きな魅力だと感じました。
スモールフォレストは、
ラドクリフ敦子さんがオーナー兼醸造家として手掛けるワイナリーです。
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のアッパー・ハンターを拠点に、
和食とも相性のよい、やさしく旨みのあるワインを造っています。

【試飲ワイン5種】
今回、敦子さんが持ってきてくださったワインは5種類。
その中から、前編ではまずこちらをご紹介します。
スモール フォレスト ヴァデーロ アッパー ハンター [2022]

爽やか。でも、ちゃんと飲みごたえのあるヴァデーロ
ヴァデーロは、ポルトガル系の白ブドウ品種。
マディラ島などをルーツに持つ品種として知られ、オーストラリアでも親しまれています。
日本では、まだあまり聞き慣れない品種かもしれません。
ただ、丁寧に造ると、これがとても魅力的な味わいになるのだとか。
オーストラリアでは白ワインのブレンドに使われることもありますが、
ハンター・ヴァレーでは、単一品種のヴァデーロとしても知られています。
実際に飲んでみると、
爽やかさがありながら、果実の凝縮感とストラクチャーもしっかり。
軽やかなだけではなく、
ちゃんと飲みごたえがあります。
敦子さんは、こんなふうにおっしゃっていました。
「私は甘いワインは造らないので、甘くはないです。でもフルーティーだと思います」
まさにその通りで、
甘口ではないのに、果実のふくらみがきれいに感じられるワインです。
印象的だったのは、凝縮感だけでなく、
どこかふわっとしたやわらかさもあること。
敦子さんによると、瓶の中で少しずつ変化していくワインとのこと。
「熟成」という言葉はあまり使わない、とおっしゃっていましたが、
時間とともに少しずつ厚みが出てくるようなタイプです。
チーズはもちろん、
白身魚、天ぷら、酢や柑橘を使った和食、
少しハーブやスパイスをきかせた料理にも合わせやすそうです。
家庭の食卓にも、すっとなじんでくれる1本だと思います。

【敦子さん、おちゃめです】
今回は、敦子さんのご来店の様子と、
スモールフォレストのワインの魅力、
そしてヴァデーロ 2022をご紹介しました。
次回は、
シャルドネ、ロゼ、シラーズ・ロゼ、シラーズ・オレンジの4種類を、
試飲コメントとともにご紹介します。
スモールフォレストのワインは、
「濃いだけではないオーストラリアワイン」を探している方に、
ぜひ一度試していただきたいワインです。


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