Opus one 訪問記

ハダノリの日々
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カリフォルニアワインとニュージーランドワインのオンラインWassy’s ハダノリです。

今日は祝日 体育の日  本日の事務所出勤は、犬2匹とハダノリのみです。

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彼らの、足音やら寝息やらが、響くばかりです。

さて、カリフォルニアから帰ってきて、あっという間に2週間がたちました。
そろそろ、ちゃんと訪問記を書かないと・・・・

そして、こんな静かな日こそ、やらないと!
今回、ワイナリー巡りをしたのは、実際は5日間。その中で、オーパスワンには2回行きました。1日だけでは、知りたい気持ちが押さえ切れませんでしたので

無理をきいていただきました。
ワッシーズとオーパスワンは、とても深い繋がりがあります。
数年前から、ワッシーズスタッフは何度も、オーパスワンを訪れ、そしてオーパスワンの方々にも、ワッシーズを訪問していただいています。

とてもありがたいです

なのに・・・・実はハダノリ今回の訪問が初めてなのです!!
いつも、予定が合わず、一緒に行く事が出来ませんでした。

ワッシーズに来ていただいたときには、何度もお会いしているのですが・・・

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遂に、夢がかなう!初オーパス

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おなじみの、緑の丘陵地の上にそびえるワイナリー。

宇宙人を呼ぶための建物だとか、古墳だとか、どこかのまねっこだとか、言われていますが、実際は、アメリカの著名な建築家 スコットジョンソンさんのデザイン。

1995年に一般公開され、建物内にグラヴィティフロー(重力式構造)をはじめて用いたワイナリーです。

つまり、上から下へとワインが流れていくのです。(説明は後ほど)

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まずは、超豪華な応接室で、オーパスワンのyasukoさんから、オーパスワンについての説明を受けます。

この応接室、地元カリフォルニアのレッドウッドが使用され、すべての装飾品ひとつひとつが素晴らしい何と言っても、あのロスチャイルド家とモンダヴィ家の二つのファミリーの願いがこめられたワイナリーですからね。

真ん中にどかーーーんと飾られている、鏡はメディチ家からの贈り物だそうです

さて、階段を登り、うえのフロアへ。

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収穫したぶどうはこのフロアへ集められます。
まだ、収穫が始まっていませんから、このフロアには何もありません。

そこで、すごいマシンを見せてもらいました。
奥に見えている↓コレ

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これは、収穫したブドウを選別するマシンです。
なんと、一つ一つこのベルトに

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一粒ごと載せられ、スキャンされて、規定の大きさに満たないぶどうは大きくても、小さくても、エアでぷいっと、飛ばされハネラレルのだそうです。

ハダノリは、このマシンにすっかり魅せられてしまいました。

だって、すごいやんかーーー
このマシンを販売しているメーカーのホームページにもっと分かりやすい説明がありました。

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どーーーん!
モニタが見えますね。

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このように、ベルトに一粒づつ乗せられ、

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スキャンにかけられ、、、

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全部そろった、宝石です

人間の手で、粒よりをすると、どうしても健康なとなりの粒も一緒にはじいてしまうけど、このマシンを使う事により、規定に合わない粒だけを取り除くことができるので、健全なぶどうの数が以前より減ったんだそうです。

すごーーーい、欲しーーー。(←何に使うねん!とかいう、普通のツッコミは入りません

話は戻ります。

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このフロアの白い鍋蓋みたいなヤツ・・・

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これが、何かと言いますと、、、
これが、グラヴィティフローの一部。
下の階に降りると分かります。

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下のフロアは薄暗いのですが、、
写真の左上に白く光った丸がありますね。

これが、上の階の白い鍋ブタの正体です。

はい、葡萄は上から重力のながれにそって、下のタンクに入り醸造されるのです。

そして、このタンク

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すべてオーパスワンのために作られた特注品です。
そして、そのマタ下の下の階は、セラーになっています。

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これ全部オーパスワン・・・・あたりまえだけど。

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ハダノリ喜ぶ
と、こんな感じ1日目のワイナリー見学は終わりました。

最後には、オーパスワンの05と06の飲み比べもしました。
世の中のイメージでは、モンダヴィ家の世界進出の始まりがロスチャイルド家とのジョイントヴェンチャーのオーパスワンと思われがちですよね。

でも。実際は、ロバートモンダヴィが自身のワイナリーを作った1966年より
前に、バロンフィリップ ロートシルトはカリフォルニアを訪れ、そのワインの可能性の高さを、確信していました。

そして、1970年、ナパのワインは世界に通じるはずと考えていたロバートモンダヴィと出会い、78年にはバロンフィリップはモンダヴィをボルドーに呼び寄せます。

初の共同のワインは79年でした。そして80年に二つのファミリーは共同事業を発表します。

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有名なこのオーパスワンのシンボルマーク
向かって右が バロンフィリップ ロートシルト左がロバートモンダヴィ です。

下にある、イナズマの様なものはアイデアをあらわしているそうです。
つまり、アイデアがバロンからモンダヴィへ交互に繋がっている様を表しているのです。

・・・・知ってるようでしらなかった、
ステキなオーパスワンのお話しです。

さて、
1日目が終わり、、、、ハダノリはどうしてもこれだけでは、帰りたくなかった。。。

畑が見たい!!(元農婦魂が、、、

ワイナリーがすごいのは分かったけど、畑はもっとスゴイに決まってる!
見たーーーーい!
と、yasukoさんに無理やり頼みこみました

収穫が、明日か、あさってか、、、というトンでもなく忙しい時に、本当に本当に、ありがとうございます。

なんとっ!畑担当の方がハダノリ&ワシノリの為に時間を作って下さいました。
( ↑ちなみに、自己紹介は常にノリコ&ノリコでーーす。とヒト笑い作れました。)

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別の日。
私達の無理なお相手をしてくれたのは、実際に葡萄で働いているPerrineちゃん!
フランスでワインつくりを学び今はオーパスワンのヴィンヤードマネージャー
のNathalie Jureさんのアシスタントをしています。

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オーパスワンの畑は全部で4ブロック 50ヘクタールです。
ワイナリーの周りにあるのが、X1 & X2 ブロック
そして、超有名、モンダヴィの横にあるトカロンの 一部であるのがKブロックとQブロック←マヤカマス山脈のふもとマーサズヴィンヤードの隣です。

写真をみて分かる様に、非常に背の低い垣根つくりとなっています。
この辺り(X2)は非常に古い畑でしたので、今の畑とはつくりが全く違いました。

それを現在のワインメーカー マイケルシラッチさんが来て~、すべての
葡萄の木の状態を、コンピュータで管理し、木の健康状態、収穫量・・・
細かく記録し、少しずつ、植え替えを行っています。

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若い樹と古い樹が、混在しているこの畑では、若い樹のみに水を与える工夫がしてありました。
イリゲーションホースの若い樹のところにだけ、細いホースが垂直に取り付けてあり、他には水はいきませんが、若い樹にのみ、直接水がでる仕組みになっていました。

また、畝と畝の間のカバークロップも年により、その種類や有無を変えているそうです。

もちろん除草剤は全く使用せず、ぶどうに与えるのはオーガニック製品のみだそうです。

とにかく、ぶどう一つ一つに、まったく違った手のかけ方をしていたのが
印象的でした。

忙しいのに、私達の相手をしてくれて、ありがとーー。
ハダノリが変な質問しても答えてくれてありがとーーPerrineちゃん。
ほな、もう一回記念撮影して帰ろっかね。

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うわーー。ワシノリちゃん、まぶしくて私目が開けられないよぉーー。
と、言っていたら。
ワシノリちゃんの背後から、どこからか現れた(?!)おじさまが、

『キレイに撮れたかい?
・・・・・・

ま まいけるーーーーーーー
Perrineから、キミ達が来てるって聞いてね
もうちょっと、時間大丈夫かい?、ならラボにおいで

・・・・・ワインメーカーのマイケルシラッチさんの登場です。

↑これは、おととしマイケルさんがワッシーズに来てくれたとき。
ハダノリ&ワシノリ 嬉しいびっくりで、もう、あわわわわ

もちろん、喜んで、マイケルさんとラボへ。
おとといは何をテイスティングしたんだい?

そうか、じゃぁ、特別に2007年をテイスティングしてみないかい?
あわわわわ

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ちなみに、マイケルさんの後ろに見えている、マシンは

ガスクロマトグラフィー
! 今年の6月に導入したばかりで、まだテストの段階らしいのですが、コレを使って、ブショネを防いでいるのだそうです。
そして、、、、、

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じゃじゃーーーーん!!!
これが、噂の世紀のヴィンテージ 2007年オーパスワン!!
まだ、リリース前です。

いち早く、テイスティングさせていただきました。
噂どおりの、今でも飲めるパワフルボディ!!
この、『今でも飲める』が、スゴイ事なんです。

パワーを感じるのに、きちんとまとまっていて、しなやかにトロケテいきます。

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マイケルシラッチさん
お忙しい中本当にありがとうございした。

そして、オーパスワンのスタッフの皆さん、一年で一番忙しいといわれる中、
暖かく迎えていただき本当にありがとうございます。

私達は、皆さんのワインに取り組む真剣な気持ち、そして暖かな気持ちをしっかり伝えつつ、オーパスワンを日本のお客様に販売して行こうと思います

PS ちなみに、次の日は、ボンドのポールロバーツさんと、ボンドの07をテイスティング!(←これも、日本人で初かもよ)したのですが、ポールもオーパスの07はめっちゃスゴイよねー。と言ってました。

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