ヘスティアは、ワッシーズにとって思い出深い生産者のひとつでした。
まだ正式にヘスティアの日本での輸入が決定する前のこと。ヘスティアのオーナー兼ワインメーカーのシャノン・ジョーンズ氏が日本への輸入インポーターを探すプロモーションの為に来日。試飲会の合間に「フラ~ッ」とワッシーズにやってきたのでした。
この試飲会で弊社の社長ワッシーの好印象だったひとつにヘスティアがあり、インポーターに「このワイン、どこかインポーター付いた方がええで。」とアピール。めでたく日本への正式な輸入が決定し、ワッシーズでもすぐに取り扱いをはじめました。
正規輸入後押しというご縁もあり、以降来日の度にお店に来て頂き、ワインメーカーズ・ディナーなどイベントも開催、Wassy’sでワシントンワインと言えばヘスティアと大プッシュしていました。
しかし大変残念な事に
「2020年の春先にヘスティアがワイナリー廃業」
との連絡が。
廃業となんともショックな出来事。本当に残念です。
突然の出来事の為、現在販売中のヴィンテージが、本当に最後のヴィンテージ。もうコレ以降飲む事が出来なくなってしまいました。
スタッフ一同も残念な思いと感謝の気持ちで最後のヴィンテージを試飲。2016年前後のヴィンテージと言う事でどのワインも程よくこなれており、今まさに飲み頃と言った所。
ぜひ最後のワインお楽しみください。
※2021.4.6現在の価格です(変動がございます事ご了承ください)
※表示価格はすべて税込です
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感謝の最終販売です。
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■ヘスティア セラーズ シラー[2014]
販売価格 5,359円
ワシントン州で最も高く評価される葡萄園の一つであるCiel duCheval vineyardはのブドウを使用。収穫は手摘みで行っています。暖かった2014年ヴィンテージは、古典的なレッド・マウンテンのシラーに仕上がりました。ダーク・フルーツの味わいなどが感じられ、重量感のあるフルボディタイプだが、タンニンが柔らかく余韻が長いです。生産量はわずか75ケースのみです。
■ヘスティア セラーズ カベルネソーヴィニヨン[2016] ←《ベストセラー》
販売価格 5,280円
ワラワラ・ヴァレーのカベルネソーヴィニヨンは、ワシントンワインの中でも主要な葡萄の一つです。土地特有のマイクロ気候と栽培に適した気候の影響をうけ、葡萄はゆっくりと時間をかけて熟していき、ワインにエレガントなテクスチャーと骨格、複雑味を産み出します。
スグリやブラックチェリー、ドライチェリーなどの果実味を引き出しながら、タバコやスパイスの長いフィニッシュを感じさせるワインに仕上がっています。生産量250ケース。
■ヘスティア セラーズ シャルドネ[2017]
販売価格 2,926円
生産工程で樽を使用しない為、過剰な果実味のふくらみが抑えられシャルドネのフレッシュさとみずみずしい酸が素晴らしいバランスで引き立てあっており、レモンの皮、リンゴや梨の軽やかなアロマを花の香りの余韻が追いかけます。
野菜や魚、チキンや豚肉を使った料理などと非常に良い相性です。
■ヘスティア セラーズ リースリング[2017] ←《スタッフ人気》
販売価格 3,080円
果実の個性を充分に引き出した素晴らしい仕上がりのリースリングです。桃、アプリコットのアロマと微かなぺトロールの風味口な味わいで、残糖度は1リットルあたり1グラム以下に抑えられており、すっきりとした酸味と爽やかさが魅力です良くまとめています。
アペリティフとしても楽しめますし、幅広い料理と良い相性で飲み飽きる事がありません。
■ヘスティア セラーズ マルベック[2016]
販売価格 4,466円
ワシントンワインにおいて、マルベックは他品種に比べ、独特の味わいをもった個性的な葡萄です。ドライハーブや胡椒、花のアロマを持つ濃色のワインに仕上がりました。ブラックベリー、プラムのアロマをエキゾチックなスパイスが引き締め、長くしなやかな余韻を残します。
■ヘスティア セラーズ カベルネフラン[2016]←《ワインメーカーおすすめ》
販売価格 4,620円
https://winestore.jp/c/gr411/washington/wa6/17026/54927
ヘスティア・セラーズでは、2012年からカベルネ・フランをラインナップに加えていますが、当時から今も変わらず人気の品種の一つです。スミレ、ハーブ、タバコにボイセンベリーやスグリのアロマがバランス良く溶け合い、キャラメルやスパイスの余韻が残ります。フレンチオーク樽75%、アメリカンオーク樽25%を使用し24カ月熟成させました。生産量150ケース。
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ヘスティア・セラーズは、2004年にワシントン州スノコルミー・リヴァー・バレー設立された小さなプライベートワイナリーです。ココで作られるワインは個性豊かでコクがありバランスの取れた仕上がり。
細部にまで密接に関われる家族経営の小さなワイナリーならではの利点をフルに生かし、品質への妥協のない集中力と情熱を持って高品質なワインとして、ワシントンワイン業界に新風を巻き起こしました。
ヘスティアのワインで使われるブドウは、特徴である個性的な複雑味を産み出すため、異なる3エリアのヴィンヤードから行っており、コロンビアヴァレーに位置するホースヘブンヒルズのアンドリューズランチ・ヴィンヤード、ヤキマヴァレーのバウシェイ・ヴィンヤード、ワルークスロープのストーン・ツリー・ヴィンヤードとブドウ作りに情熱を傾けている栽培家の畑を選んで使用しています。
この畑のこだわりはワインメーカーである”シャノン”のこだわり。
金融業であり、アマチュアラグビー選手でもあったシャノンが試合でニュージーランドに遠征した際、ワインにであったのがきっかけ。アメリカに帰国するとすぐにカリフォルニア州立大学デイビス校のワイン学週末コースを受講、栽培と醸造等について学び始めました。2年かけて同コースを修了後さらにワシントン州立大学でもワイン醸造学を重ね、2004年ついに金融の仕事を退職。妻と共に自身のワイナリー「ヘスティア・セラーズ」を立ち上げました。
この情熱から生まれたヘスティア。飲んだ事のある方は最後に
もう一度、飲んだ事ない方は最後のチャンスとしてお飲みくだ
さい。
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