【輸出はまさかの日本だけ】長年のカリフォルニアワイン愛好家が沸いた!! 幻のデリンガー

飲まなきゃソノマ
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こんにちは♪
オンラインワッシーズ ひのみです。

本日は、古き良きカリフォルニアの老舗ワイナリー
『デリンガー』 をご紹介したいと思います。

ワイン会やパーティーのお誘いが増える、これからの季節・・・
「お!?」と一目置かれるワインをお探しの方は必見です♪

デリンガー ワイナリーとは

『デリンガー』 は、1975年に設立された家族経営ワイナリー。
ロシアン リヴァー ヴァレーの草分け的存在です。

この地のピノノワールがブームとなったのは1990年代のこと。

オーナーであり、ワインメーカーを務める
トム・デリンガーさんは、いち早く土壌やテロワールに着目し、
プレミアムワインを造り始めたレジェンドのひとり
です。

ロキオリ
ウィリアムズ セリエム

などと肩を並べる老舗ワイナリーとして、デリンガーは全米に名を轟かせています。

名実ともに、申し分のない造り手ですが
実は、日本では “知る人ぞ知る” 的ポジション。

それもそのはず・・・

デリンガー が手掛けるハンドクラフトのワインは
そのほとんどがメーリングリスト限定で販売されています。

他には、地元レストランでわずかに提供されているくらい。
本国アメリカでも、なかなかお目にかかれません。

2023年現在、国外輸出は【日本のみ】というレアなワインなのです!!!

トムさんは、ワイン造りに全力投球なさる方。
メディアに出ることも、販路を広げることにも関心がなく
巷では “幻の人物” と囁かれているのだそう。

そんなデリンガーのワインが、日本へ正規輸入するというニュースが届いた3年前には
「一体どうやって口説き落としたの?!」と業界がざわつきました(笑)

決め手は2つの土壌!デリンガーの自社畑

デリンガー の自社畑は、2つの土壌タイプを有しています。

1つめは、ゴールドリッジ
石がほとんどない砂質土壌です。

この区画で育てられたピノノワールは、
明るく華やかなアロマと、豊かな赤い果実の風味、
リッチかつ親しみやすい甘美な味わいを特徴とします。

そして2つめが、アルタモント
丘陵地に多く分布し、粘土質の多い赤みを帯びた土壌です。

ここで育まれるピノは、より濃密な果実味とベーキングスパイスの香りが特徴的。
また、発酵時に少量だけ全房を含めることで、複雑味とポテンシャルが引き出されます。

進化を続ける老舗ワイナリー、デリンガー

デリンガー では現在、トムさんの二人の娘である
カルメンさんとエヴァさんがワイナリー仕事に加わっています。

姉のカルメンさんは主に、顧客対応やマーケティングを担当。

そして、妹のエヴァさんは、ゼネラルマネージャーとして
80エーカーある畑中を歩き回り、
栽培チームと醸造チーム両方の指導を担っています。

スタンフォード大学とブルゴーニュ大学で
土壌科学や、栽培・テロワールに関する修士を取得したエヴァさんは、
2007年の入社時から、年間約3エーカーのペースで
ブドウの再植プロジェクトも進めているそうです。


画像引用元:dehlingerwinery instagram

また、メディアが苦手な 父トムさんに代わって(?)
姉妹は各専門誌の取材も引き受けており、
昨年には、ワインスペクテーターにおいて特集ページも組まれています。

奇跡的に、日本への輸入が叶ったのも、デリンガー姉妹のおかげかもしれませんね♪

デリンガーのおすすめワイン

今回ご紹介するのは、初入荷の際、スタッフ皆で飲ませていただいた2つのワイン。
“飛び抜けた余韻の長さ” が印象に残っています。

社長のワッシーは「昔懐かしいカリフォルニアワインや…旨いなぁ。」
と、目を細めていました^^

DEHLINGER Pinot Noir Goldridge

★ワインスペクテイター:91点
★ヴィノス(アントニオ・ガローニ):92点

デリンガー ピノ ノワール ゴールドリッジ ロシアン リヴァー ヴァレー [2017]

自社畑のうち、ゴールドリッジ土壌の区画のピノ。

ラズベリーやブルーベリー、すもものコンポートを思わせる
豊潤なフルーツの香りと味わい。
新樽率48%のフレンチオークからもたらされる芳ばしい風味が
果実味と重なり、しなやかな口当たりが続きます。

DEHLINGER Chardonnay

★ヴィノス(アントニオ・ガローニ):94点
デリンガー シャルドネ ロシアン リヴァー ヴァレー [2018]

りんごやレモンカスタードのアロマを中心に
ほんのりとカシューナッツやバターの香りも現れます。
長い余韻を締めくくるのは、カラメルソースのようなほろ苦さ。

こちらのシャルドネも自社畑のうち、ゴールドリッジ土壌で育てられたもので
古木のブドウが使用されています。

新樽率30%強のフレンチオークで樽発酵し、澱とともに熟成。
その後、無濾過で瓶詰めすることで、飲み応えのあるテクスチャーが生まれます。



生産数は元より、輸入量も少ないワインな故
気が付けば、当店在庫も品薄になってしまっているのですが…

この機会に ぜひともご注目いただきたいワイナリーです。

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