[ハダノリ現地レポ]モントレーのワインって?

2015サトウ&ハダノリアメリカW訪問レポート
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3日目ーーっ!!朝からまだ身体にワインのアルコールが残ってるハダノリです。
モントレーのscheid vineyards に向かってます。

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今日まで涼しいと思ったサンタバーバラが蒸し暑く、
暑いと思ったパソロブレスが涼しかったのですが、
1番冷涼と言われてるモントレーの今日の天気はどんなんかなー?


ハダノリのモントレーセミナー 長文始まりますよー。
そして、シェイドヴィンヤードの畑andワイナリー見学もあるよ。

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 Scheid vineyard

モントレーで28年働いているカークさんが、畑やワイナリーを案内してくれます
彼自身元々はサンタマリアやパソロブレスでも、作っていましたが、やはりモントレーが最も良いワイン栽培地だと気がつきこちらに移り住んだそうです。

モントレーという地域はそこにモントレー湾というとても海溝が深く冷たい湾がありそこからストレートに風が流れ込むので非常に冷涼なのですねーー。

南北に約130キロmの長さを持つ広い地域がモントレーで中には4つの地域と9つのAVAがあります。

また気候分布はリージョン1から4までと非常に幅広いのも特徴です。もちろんそれぞれの地域によって全く違うぶどう品種が植えられます、冷涼地のピノノワールからボルドーのカベルネ・シラーまで栽培が可能です。42種類の品種を作っているそうです!

モントレーといえば、実はぶどうよりも
アメリカナンバーワンのレタスの産地です。
やわらかい葉物がよく育っているのです。

じつはこれがワイン産業にも利点をもたらせており他の産地と比べると労働者の確保が格段に安易なんだそうです。
野菜の収獲時期とぶどう栽培に人がいる時期はぜんぜん違いますしねーーー。

またこの産地の真ん中にはハイウェイ101が通っている事から交通の便がよく、ぶどうもワインも他のワイン産地やロスやサンフランシスコなどの大都市に送り込む事がたやすく出来るのです(^_^)

シャイドヴィンヤードの4500エーカーのヴィンヤードの45%はシャルドネで、そのほとんどを、大手のワイナリーに売っています。
これらがナパやソノマの大規模ワイナリーのノースコーストワインやカリフォルニアワインという名前で売られるそうです。

私たちがよく見るカジュアルなカリフォルニアワインの多くのぶどうが実はほとんどこのモントレーで育ったぶどうをつ買っているそうです。

ここから、バスを降りてシェイドヴィンヤードの栽培責任者のショーンさんにお話をしていただきました。

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ショーンさんはヴィンヤードだけでなはく、害虫駆除のスペシャリスト、しかもサステイナブル農法を実践している人です。
サステイナブルとは、ぶどう栽培にだけではなく、大地や、働く人々にも優しい考え方です。
化学殺虫剤や化学肥料は使わず、自然の益虫や肥料を使い農業を続けます。

そして、サステイナブルであるためには、将来に全てのデータを残す必要があり、何を畑に行ったのか、全部記録に残しているそうです。

この時間帯は霧に包まれ小雨が降りちょっと寒かったです

そんな中、ショーンさんのサステイナブル農業の話を
一通り伺ったところで質問タイム!!

『 はーーい!』畑大好きハダノリはめっちゃ気になった事があるっ!
この畑、今収獲してるって言ってるけど、、、
すんごい、葉っぱの色の紅葉が早いと思う。
それってなんで?いつもそうなん??

目の前がピノノワール(茶色いっしょ?!)奥に見えてる黄色いのがゲヴェルツの畑。

目の前がピノノワール(茶色いっしょ?!)奥に見えてる黄色いのがゲヴェルツの畑。

ショーンさんの顔色が変わったっつ!(笑)
そう、いいところに気がついたねーーー。

それには3つの理由があるそうです。

まずは、どこの地域でも言ってるのと同じ、ことしはシーズンの進み方がはやかった。
ぶどうの成長が1ヶ月は早いと思う。だから葉っぱの色が変わるのも早かった。
2つ目は、害虫(!)スパイダーマイトというダニが発生したけれども余りにも収穫が近すぎてスプレーをするのを断念した。これが直接ぶどうの質に関係するわけではないれど、葉の色には関係したかもしれない。

そして最後の理由。収穫直前2度 ヒートウェーブがやってきて急激に気温が上がることが2回も起きた。これが葉っぱの色の変化を促進させたし、スプレーをすることが出来ないもう一つの理由にもなったそう。

特にこういう、サステイナブル認定の畑やオーガニックの畑は認定されたことによって自由がきかなくなる事ってあるよねーーー。
まぁ、何と言っても自然には勝てないわけだけど、
でもそれが、楽しいんだよ。とショーンさんはおっしゃてました。

さて、肌寒い畑での説明を終わりワイナリーに戻る途中、めっちゃ大きなマシンを見ました。

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これは収穫するときのマシンで。ぶどうの気をゆすってぶどうを粒で収穫するもの、あんまり見る事ないマシンですねーーー。
ちなみにシェイドはこのマシンを13台も所有してるんだそう、(すごいっっ!)

ワイナリーも壮大でした。
が、wassysのブログ読者(やハダノリ)にはお馴染み。
ワイナリーの設備ってのはどこも変わらないですね。大きいか小さいかの違いです

というわけで、スルーしようかと思ったら、
久しぶりにハダノリの無機物好きに火がついた!写真撮るのおもしろーーーい(^○^)
と、言うわけでハダノリの趣味の写真もお楽しみください。。。

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そして、ワイナリー見学の後はモントレーのリージョナルテイスティングです。

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