ハダノリ@実はもう帰国して大阪四天王寺の事務所でブログ仕上げてますm(_ _)m
旅の途中まではがっつりアップデートしてたのに
マウンテンヴュー駅着きましたーー。と言った後ぷっつり情報の途絶えたハダノリですが。
生きてます。(そりゃ、簡単には死なない。)
ここから、リッジヴィンヤーズ取締役の黒川さんに案内していただきました。
皆さんご存知だと思いますが、リッジヴィンヤーズは日本の大塚製薬さんがオーナーなんですよーー。
なぜ、リッジで連絡を立ったかと言うと、、、リッジヴィンヤーズはとにかく、標高が高いのです。
モンテベロの畑は一番標高が高い所で、なんと820m!!
実は、トイレで日焼け止めを塗ろうと思ったら、チューブからクリームが飛び出ました!!!
これって、あれですよ、飛行機の中でキャップ開けたらクリーム飛び出すあれです!
すごいですよねーーー。空気薄いんちゃうかーー。
この日は収穫のまっさいちゅ――――!の中休み。
ひさしぶりに、静かなワイナリーとの事でした。
そして、ワイナリー着いたらいきなり、偶然にもワインメーカーのエリックさんがっっ!
こ、心の準備が出来てなかったぞう。ハダノリ・・・・・
なんと、一緒に写真撮るの忘れる・・・・不覚・・・・・
だって、普通にワッシーズのノリコです。って言うたら、
≪ああ、ワッシーズね壁サインしたよねーー。覚えてるよーー。≫って言われて
もう、嬉しくて舞い上がる・・・・
そしたら、すぐに壁みせてくれて、今 君がいるのはここね。
ほんで、今 ワイナリーにあるのはこのワインね。今この状態なんだよー。。と、説明が始まる。
リッジヴィンヤーズの航空写真 これめっちゃわかりやすかったです。
↑ こうして、タンクひとつひとつ、収穫した時のデータと、その後毎日のデータが
詳しく書き込んであります。ハダノリも昔地獄のワイナリー研修の時延々このデータとりさせられた(笑)(これ、写真撮っていいんですか?と聞いたら黒川さん快諾していただきました。さすがリッジですっっ!)
とか何とか言ってる間に、じゃぁ、ランチ一緒にしようか。とオフィスの横のキッチンスペースで
皆さんとサンドウィッチとビールでランチ。
タンクのシャルドネ持ってきてあげるよーー。と貴重なシャルドネと、日本未輸入の2015年のMazzoni。頂きました。『うちのスタッフ以外でこのワイン口にしたの君が初めてだよー』って、
嬉しすぎるっっっ!来てよかったーーー。
リッジって実は、日本未輸入の畑のワインとかいっぱいある。
エクスクルーシブとかで欲しいな―――。(←とここで言ってみるワッシーズバイヤーハダノリ。)
壁のホワイトボードにはどの樽に何が入っているか書かれてます。
ペンの色の違いで、今そのワインが1次発酵中なのか、2次発酵中なのか
それとも完全に終わってるのか、一目でわかります。
↑ 皆さん、ちょいちょい、ハダノリがこの写真撮ってるの見ると思いますが、、、
ただ単に、ツールが並んでるの好きなんです。意味はありません。
どのワイナリーいっても見つけたら撮ってる。
幸せなランチの後は黒川さんにワイナリーを案内していただきます。
オフィスの向こうっかわはすぐワイナリーです。
リッジの葡萄を運ぶ専用車! かっ、カッコ良い。。。。
そして、超デカいっ。かっこいいっっ!
ここに、どかーーんと横付けし、ざざざーーっと、ぶどうを 流し込みます。
ここに↓
重機たまらん!超カッコいいーーーー。
ぶどうは、ここに落とされ、茎と房に分けられます。
中身みたの初めて――――!
かっこいいーーー。(← もうウルサイデスネ)
リッジでは、3段階にわけて、ぶどうを選別するそうです。
最近の考え方として、マシンをつかった粒より選別などは、
テロワールを実は無視しているのではないか?と
あまり細かく選別する方法をさけているんだそうです。
( そういえば、そんな気もする・・・・何事もやりすぎはアカンよね。)
モンテベロのセラーは温度コントロールが行われています。
なんと、今回 バレルルームでは
2014年のモンテベロのアメリカンオークとフレンチオークの飲み比べをさせていただきました。
こんな経験させていただけるなんて、本当に黒川さんに感謝です。
( 実はこの時は大塚食品様のVIPのお客様と途中から一緒にワイナリー見学させていただいていたのですが・・・)
皆さん、フレンチオークの方が、お好き・・・な感じでした。
がっっ!
ハダノリは断然アメリカンオーク推しです。
フレンチオークのモンテベロは 酸味がたって、荒々しい感じがしました(まだ樽の中だし当たり前と言ったらあたりまえ)
対して、アメリカンオークのモンテベロはめちゃめちゃなめらかで、何とも言えない円やかさをすでに発揮していたのです。これは好みの問題だともいますが、、、
黒川さんもおっしゃってましたが、アメリカンオークが悪いイメージを持っているのは良くないオークを使ったワイナリーが多く存在するからで、リッジのように素晴らしいアメリカンオークを使っていれば、その品質は最高のものとなる!(とハダノリも思います。シルバーオークとかも素晴らしいもんね)
こちらは、地下のセラー。創業当時からあるセラーでなんと土壁。まったく温度コントロールされていないのに、ひんやりとしています。
オモシローーい!と思ったのがこれ。発酵が終わったワイン。
プレスする前に、一晩タンクのまま置いてタンクの底の部分にホースをつなぎそこからジュースを獲るんだそうです。
めっちゃめちゃ濃い!美味しかったーー。
これを、ワインに混ぜる事によって、複雑味がより増すんだそうです。こんなことしてるワイナリーも始めて見ました。
そしてもっと初めて見たのが、、、
うえの写真よーく見てほしい。
チェーンでつながってるでしょ。
このまま、ころんとひっくり返して発酵後の中の皮やカスを落とすんだそうです。
中に入ってシャベルで掻き出すあの命がけの仕事((笑) ハダノリもやって完全にハイになってましたけど)をしないで済むんですね。これあると。。。。。
さて、畑ですっ♥
この写真の真ん中、がくんと落ちてる谷がサンアンドレアス断層です!
(って見たときは私興奮してたのに、このへったくそな写真では全く分からない・・・ので、絵を入れたりする・・・)
ちなみにリッジヴィンヤーズのこのアニメーションが素晴らしいです。
モンテベロの険しさがとてもよく分かります。ここ見てね。
畑はたけ♪♪
ちなみに、リッジヴィンヤーズでも例にもれず今までで最も早い収穫となったそうです。収穫量も恐ろしく低く、、、そのぶんブドウの凝縮味も素晴らしいみたいです。
モンテベロには約40の畑があり、収穫後はそれぞれの区画を別々に発酵させます。リッジのタンクはどれもとても小さかったです。(区画によって別々に扱うからね)
区画ごとは単一品種ですが区画によって品種が違うのでどの区画を入れるかによってブレンド比率は変わります。
ちなみに毎年だいたい1月にそれぞれの樽をランク分けするそうです。
イチバン品質が良い物をモンテベロ モンテベロには届かないなーーと思うものをエステートにします。
が、モンテベロかエステートかどちらとも判断が付かないものは
1つずつ モンテベロにブレンドし判断していくんだそう。。。。(すごいですね。)
ちなみに、ポールドレイパー氏はブレンド時全部飲みこむんだそうですっっ!
えーーーーーっっ。すごい、、、、絶対無理っっつ(≧▽≦)
今回のツアーで最もたっぷりとワイナリーとヴィンヤードを見ることが出来たのがリッジヴィンヤーズでした。収穫のお忙しい中 色々とご説明いただき本当にありがとうございました。m(_ _)m
もう一つ、黒川さんにお聞きしたリッジヴィンヤーズのちょっといい話。
ヴィンヤードの敷地内には、たくさんの家が建っています。
そこには畑で働くメキシコ人の家族が住んでいるそうです。そんな事をしているワイナリーはカリフォルニアにはとても少ないと思います。皆さん住み込みなんですね。(本人だけでなく家族も一緒)そして繁忙期には奥さんも子供さんも皆で畑を手伝うそうです。
こんなに良い待遇なので皆リッジでの職を失わないよう、その仕事ぶりはとても質があがるのだそうです。(そりゃそうですよねーー)しかも、小さいころからこの畑で育った子供たちがそのままオトナになってもリッジで働くそうです。そんな畑は絶対将来安泰です!!毎日毎日 何年もぶどうを見てる人たちがいてこそ、ぶどうの状態がよーーーくわかるんです。たった6年ダケド、毎日同じ畑で同じぶどうの6年の成長を見ていた私が言うんだからホントです!
ステキなワイナリーでした。もっとじっくりいたかったーーー。もっとワイン飲みたかったーー(←結局はそこかっ!)日本にハイッテナイワインもいつかワッシーズで取り扱いできるようになりますように。
‥…━━ * m(゜▽゜* ) ホシニネガイヲ・・・
ちなみに。
この日もサンフランシスコで黒川さんとカニいただきました。
サンフランシスコは甲殻類がうまいっっ!
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