こんにちは♪
オンラインワッシーズ ひのみです。
冬も本番になり、赤ワインのご案内が続いていたので・・・
本日は久々に白ワインを＼＾＾／
わたしも大ファンの生産者さんに、フォーカスしたいと思います♪
レイミー ワイン セラーズ とは
『レイミー』 は、仏米のトップ生産者でその手腕を発揮してきた
醸造家のデイヴィッド・レイミーさんによって
1996年に設立された自身のワイナリーです。
彼は、UCデイヴィス校で醸造学の修士号を取得した後、渡仏し
ボルドー・ポムロールの中でも別格として君臨する
『シャトー・ペトリュス 』 へ。
そこで学んだ伝統的なワイン造りに、科学の原理を当てはめることによって
カリフォルニア産シャルドネの “熟成能力向上” に多大なる影響を与えました。
特に白ワインにおいて先駆的に始めた醸造プロセスは多く、
スペクテイター誌は彼を
【プロフェッサー・シャルドネ】と讃えています。
また、ワイナリー構築や再建に貢献し
ソノマという産地のレベルを引き上げたことも評価され、
2022年には史上初のソノマ・カウンティ・ヴィントナーズ
【生涯功労賞】が授与されました。
デイヴィッド・レイミー氏が実践してきた醸造技術の数々
デイヴィッド・レイミーさんが
【プロフェッサー・シャルドネ】と呼ばれる所以は、
新しい醸造プロセスを開拓してきたことにあります。
彼は、白ブドウの全房圧搾や、
穏やかにゆっくり圧搾する技術を編み出した人物！
これらの手法は、後に広く取り入れられることとなり
多くの素晴らしいシャルドネが誕生する礎となりました。他にも
・天然酵母による発酵
・樽でのマロラクティック発酵によって、円やかな味わいを与えること
・澱とともに熟成させること
・ろ過なしでのボトリング
など 果実を尊重したワイン造りに、いち早く着手されました。
後進から慕われ続ける、シャルドネの巨匠レイミー
デイヴィッド・レイミーさんはずっと変わらず
後進の醸造家から尊敬され、慕われる存在。
自分の造ったワインを飲んでほしいと、サンプルを持ち込む若手が後を絶ちません。
また彼の論文や講演は、世界中のワインメーカーにとって注目の的となっています。
直近では、昨年の秋にスペクテーター誌が主催した 1000名規模のイベントにおいて
【シャルドネの巨匠】のひとりとして登壇しました。
ちなみに、デイヴィッドさんが若き日に書いた
“熟成の仕組みやアロマの変化” に関する論文は極めて有名で
今でも、熟成を理解する上で欠かせない教材として
醸造学の分野で用いられているそうです。
レイミーのおすすめワイン
レイミー のワインは、口いっぱいに広がるカリフォルニアらしいリッチさと、
染みこむような繊細さを持ち併せていることが特徴。
中でもわたしがおすすめしたいのは、こちらの２種です♪
RAMEY Chardonnay Russian River Valley
聞いてびっくり！なんとも贅沢なブレンド
レイミー シャルドネ ロシアン リヴァー ヴァレー
レイミーから初めてリリースされた、念願のエステートワインは
“ウエストサイド ファームズ シャルドネ”
ここはロシアン川の土手沿いにある低地の畑です。
朝の涼しい霧によって、ブドウはフレッシュさと酸を備えます。
そんな思い入れの深い、自社畑の果実をメインに
ダットンやロキオリのアレンブロックもブレンドされた
なんとも贅沢な2019年のシャルドネ。
焼きリンゴやアプリコットの果実味と、
香ばしいアーモンドのようなアロマ。
ふくよかで濃密な味わいをお楽しみいただけます。
ピュアでエレガント 且つリッチって・・・
もう、魅力が渋滞しちゃってます。
RAMEY Chardonnay Ritchie Vineyard
『オーベール』にも供給される著名な畑
レイミー シャルドネ リッチー ヴィンヤード
リッチー ヴィンヤードは、
ロシアン リヴァー ヴァレーの北西にある銘醸畑。
カリフォルニア産シャルドネ頂点のひとつ
『オーベール』 にも供給されることで名が通っています。
ゴールドリッジに火山灰堆積が混ざった
このエリアで珍しい土壌を有しており、
濃厚な果実味と、芯の通ったシャープな酸が育まれます。
実は、わたしがレイミーのファンになったのは
この銘柄がキッカケなんです♪
5年ほど寝かせたバックヴィンテージを
飲む機会があったのは、仕事ではなくプライベートの場。
グラスに1/3程度で、少量ずつ注文できるワインスタンドでした。
ふんわり甘く香る、りんごをはじめとした黄色いフルーツ
優しい樽香、クレームブリュレのような風味が
見事に溶け込んでいて、とにかく上品。
あまりに美味しすぎて、おかわりしてしまったことを覚えています。
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「希少で、高価で、手の届かないワインを造りたいなど決して思わない。
より多くの人々に、良いワインと食事を囲んで
楽しんでもらうことこそが、私の誇り。」
だと言い切る、飾らない紳士のデイヴィッド・レイミーさん。
本当に凄い人は謙虚で驕らない、というのは万国共通なのですね＾＾
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