このラベルなんなんでしょう?
水墨画のようなタッチで、夜に村を襲うミミズの怪物のようななんとも不気味な雰囲気もあるラベル。一度見たら忘れないインパクト。
これは、1700年代にゲーテによって書かれた「緑の蛇と百合姫のメールヒェン」のモチーフ。
あらすじを読んでみましたが、わたくしは全くなんのこっちゃ解りませんでした。
今日のワインはそんなラベルが印象的な
世界最南端にして屈指のピノ・ノワール銘醸地であるセントラル・オタゴに2003年設立されたワイナリー『バーン・コテージ』
創業者であるマルキス・ソヴァージュは、アメリカで農業を営んでおり、その傍らでワインの輸入業も行っていました。その時から「いつかはワイン造りを行いたい。」はあったようで、セントラルオタゴの地で理想の地と出会った事でバーン・コテージがはじまりました。
ワイン造りを始めるにあたり、指導を受ける人物として選んだのが『リトライ』のテッド・レモン。
(レモン氏を選ぶ辺り、さすがと言うしかありませんね。)
数々のブルゴーニュでワイン造りの経験を持ち、フランスの地だけでなく、世界中を知るレモン氏。レモン氏もセントラルオタゴのバーンコテージの畑の素晴らしさに可能性を感じたようで、バーンコテージへのアドバイスを快諾します。
その際、バーンコテージが行いビオディナミについても彼が進言したとの事。
ワイン造りにおいて『最低限の人的介入』をアプローチとして超一流の品質を求める徹底した姿勢はテッドレモン氏の哲学が貫かれている証でもあります。
※2021.6.30現在の価格です(変動がございます事ご了承ください)
※表示価格はすべて税込です
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■バーン コテージ ピノノワール バーン コテージ ヴィンヤード[2018]
販売価格 8,470円
素晴らしい質感と完成度を持ち、彼らを象徴するピノ・ノワール。
コロセウム状の土地にビオディナミ農法によって拓かれた「バーン・コテージ ヴィンヤード」のピノノワールから造られています。最初は控えめだったワインが、エネルギーや凝縮感、複雑性の層を伴って広がります。また、絹のように熟したタンニンと繊細なミネラルの酸味が口の中に広がります。
優美で奥深く、同時にゆるがない線の通ったストラクチャーは既にNZを代表するピノ・ノワールの1つとして世界的に確固とした高い評価を得ています。
■バーン コテージ ピノノワール ソヴァージュ ヴィンヤード[2018]
販売価格 8,470円
バノックバーンに位置し、フェルトンロードの畑と隣接する好立地で新たにワイナリーが取得した自社畑「ソヴァージュヴィンヤード」からのファーストリリース。
スパイス、マッシュルーム、ダークレッドフルーツの魅力的なアロマに、土やハーブのトーンが加わります。味わいは、素晴らしいエレガンスと凝縮感があり、質感のあるコアに支えられ、繊細で長いタンニンが持続します。
■バーン コテージ ムーンライト レース ピノノワール[2018]
販売価格 7,150円
自社畑「バーン・コテージ ヴィンヤード」と「ソヴァージュ ヴィンヤード」のブレンド(50:50)となったファーストヴィンテージ。2018年から畑のブレンドに生まれ変わりました。
素晴らしく香ばしいハーブの香りに、スパイス、レッドフルーツ、ペッパー、ミネラルの複雑さが加わります。しなやかでエレガントなこのワインは、美しい新鮮さと繊細で滑らかなタンニンが口の中に広がります。
■バーン コテージ リースリング グリューナーヴェルトリーナー[2018]
販売価格 7,348円
自社畑「バーン・コテージヴィンヤード」内に植えられた2品種をブレンド。カモミール、スパイス、バタースコッチ、柑橘類の花、レモンの皮などの魅力的なアロマがあります。リースリングとグリューナー・ヴェルトリーナーが見事に調和し、素晴らしいしなやかさとフィネスを持ち、焦点の合った繊細な酸味を伴います。「適度の重み」「スパイス感」「皮付きレモン」が浮かぶ辛口の白。
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