カリフォルニアワインとニュージーランドワインの オンラインWassy’s
受注担当Jです。
カリフォルニア ナパヴァレーはカーネロスで1980年代はじめから
ブドウを栽培し、ワイナリーへ販売してきたハドソンヴィンヤード。
そのブドウは信頼のおけるワイナリと1件1件丁寧に契約し、オーダーメイドで作られます。
販売先は有名なワイナリーが多く現在30社ほどです。
中でもコングスガードは1984年からずっと同じ区画を、
キスラーは1994年から同じ区画を契約しているそうです。
コングスガードとのお付き合いは
オーナーのリー・ハドソンが大学で醸造学を勉強していたころから
かれこれ40年以上。
リー・ハドソンとジョン・コングスガードは大学の同級生。
しかもその大学の同級生の中には他にも
キャシー・コリソン、ダグ・シェーファーなーんてビッグネームが。
話をもとにもどして、
コングスガードは大学卒業後、ニュートンにいました。
ニュートンで、ハドソンヴィンヤードのブドウを使ってワインを造っていたのです。
いかに良いブドウを作ることができるのか?とずっと考え続けていらしたそうです。
試行錯誤の中、間引きをすることで品質の向上が見られました。
ところが、間引きをすると収量が減り、質が良くても栽培家は損をする。
その頃、取引の主流は量買いでしたから。
これを改善したのが量での販売ではなく、面積単位での販売。
面積買いの契約は、ジョンコングスガードとハドソンがはじまりでした。
今ではハドソンヴィンヤードの半分が面積買いとなっています。
面積での取引、ということは
ブドウを栽培する側は全力投球で品質の向上に努められる。
受け取る側も量が少ないことは承知の上、
最高のブドウを使ってワインを造ることができるのです。
満を持して2004年、
リー・ハドソンは
最高のハドソンヴィンヤードのブドウを使って
ハドソンワイナリーとして立ち上げます。
その時のワインメーカーが
ジョン・コングスガードなのです。
厚い信頼関係がなければ、あり得ない話です。
シャルドネとシラーからのスタートでした。
ハドソンワインのワイン造りは、「畑がワインを造る」と
天然酵母を使い、ノンフィルターで、何も足さない。
シャルドネは、元はフランスから厳選したクローン。
小さな粒と房のショートウェンテ、ヘリテージクローンと呼ばれるものです。
小さな粒ということはジュースはあまり取れないので割高です
しかし皮が多い分とても濃厚になります。
そう、濃厚なのです(≧◇≦)
ハドソン シャルドネ カーネロス ナパ ヴァレー [2020]
透明感ある麦わらいろ。
選ばれた4つのブロックのブレンド。白桃、はちみつの甘い香り。
しっかり樽香もあるものの厚すぎずちょうど良い。
ミネラル、変な表現だけどちょっと冷たい石に触れた感じ。
リッチでありながら、過度なところがなくとてもバランス良いシャルドネ。
余韻が長~い!
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