ハドソン ワインズHudson Wines
ハドソン・ワインズの早わかりポイント
- ワイン専門誌『ワイン・スペクテイター誌』で“カリフォルニアの偉大なシャルドネ畑”に選出される高品質なブドウ畑の一つ
- ブドウ農家としての信頼も厚く、コングスガードやキスラーなどのプレミアムワイナリーにもブドウを供給!
- 2008年Napa Valley Grapegrowers(ナパ・ヴァレーぶどう栽培者団体)からグローワー・オブ・ザ・イヤーを受賞する実績
コングスガードやキスラーが信頼するカリフォルニア随一の“ワイン”栽培家
ハドソン・ヴィンヤーズはテキサス出身のロバート・リー・ハドソンがカーネロスに切り開いた40年の歴史を誇るヴィンヤード。800ヘクタールほどの広大な土地でオーガニック野菜の栽培、畜産等も手掛け、ナパ・ヴァレーで一番大きな敷地を持つプライベート・ファームです。
ハドソンを語る上で外せないのが、カリフォルニア屈指の高品質なブドウ。
2008年Napa Valley Grapegrowers(ナパ・ヴァレーぶどう栽培者団体)からグローワー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2023年にはワイン・スペクテイター誌の特集“カリフォルニアの最高のシャルドネ畑”の一つに選出されるなどその品質は圧倒的です。
ハドソンのブドウは、コングスガードやキスラー、レイミーといった名だたるワイナリーにも供給しており、信頼関係を築いた限られた生産者だけが、ラベルに「Hudson Vineyards」の名を冠することを許されているという事実が、ハドソンのブドウの価値を物語っています。
そんな名栽培家であるハドソンが2004年に始めたのが、自社畑最良の区画のブドウを使用して造る自社ブランド「ハドソン・ワインズ」。土地の個性を熟知した栽培家自らが造り上げる、リッチで旨味溢れるワインは世界中の愛好家を魅了し続けています。
ハドソン・ワインズの歴史
ロバート・リー・ハドソンは、アリゾナ大学で園芸学を学んだ後、1975年にフランス・ブルゴーニュへ渡ります。そこで彼を受け入れたのが、まだ設立間もないモレ・サン・ドニのドメーヌ・デュジャック創設者、ジャック・セイスでした。
多感な20代をこの地で過ごしたリーは、「世界的な評価を受けるワインは、偉大な畑が生み出す偉大なブドウからのみ造られる」という揺るぎない真理を確信したといいます。
アメリカに戻ったリーは、1977年から1978年にかけて、より専門的なブドウ栽培と醸造を学ぶためにカリフォルニア大学デイヴィス校の大学院へ進学しました。この時のクラスメートが実に豪華。ジョン・コングスガード(コングスガード)、キャシー・コリソン(コリソン)、デイヴィッド・レイミー(レイミー)、ジョン・ウィリアムズ(フロッグス・リープ)といった、後にカリフォルニアのワイン業界を背負って立つ伝説的な造り手たちが顔を揃えていました。
リーはブドウに最適な土地探しのためサンタバーバラからメンドシーノまで様々な土地を探索。最終的に、ワイン産地としてまだほとんど知られていなかったナパのカーネロスに可能性を感じ、1981年にハドソン・ヴィンヤーズを設立しました。
当初のハドソンは醸造はせずブドウの販売のみ。リーが畑を開墾した後、最初のブドウの購入者となったのが、当時ニュートン・ヴィンヤーズのワインメーカーだったコングスガードだったといいます。ほかにも、大学でともにワイン造りを学んだ同級生の多くが、ブドウの顧客となったそう。また、ヘレン・ターリー(マーカッシン)は、ハドソン・ヴィンヤードの畑名を名乗った最初のクライアントでした。
コングスガードやキスラー・ヴィンヤーズなど、ハドソンのブドウを使った上質なワインが知られるようになると、ハドソンのブドウは、瞬く間に高い評判を得ていきました。
そして、農場設立から20年経過した2004年、 ついに自社ブランド「ハドソン・ワインズ」がスタート。この記念すべき初ヴィンテージのワインメーカーを務めたのも、友人であるジョン・コングスガードでした。他ワイナリーのコンサルタントは一切しませんが、唯一、ハドソンだけは今に至るまでジョン・コングスガードが「コンサルタント」として、ワイン造りを支え続けています。
ブドウ農家としての栽培へのこだわり
カーネロスにある800ヘクタールほどの広大な敷地のうち、ハドソンがブドウ畑として使っているのはわずか80ヘクタール。回り込む丘の斜面に様々な区画が点在しています。ナパの太陽を十分に浴びながらも、サンフランシスコ湾からの冷たい霧と風の影響を受けるため、秀逸な酸が落ちずに凝縮した果実味を生み出します。
オーナーのロバート・リー・ハドソンは、自らを単なるGrape grower(ブドウ栽培家)ではなく、“Wine grower(ワイン栽培家)”であると考えています。自分たちは、単なるブドウという原料を栽培をしているのではなく、世界最高峰のワインを栽培しているのだという信念をもっているのです。
このため、コングスガードやキスラーといったハドソンのブドウを提供しているワイナリーとは、長年にわたり同一の区画を契約し続けているといいます。さらには、各ワイナリーとの綿密な打ち合わせのもと、オーダーメイドの栽培が行われているのも特徴。樹冠管理から、灌漑のタイミング、収穫時期に至るまで、各社の理想のスタイルに合わせたブドウ栽培が行われています。
この究極の手仕事を支えるのが、ハドソンを支える16名の熟練スタッフ。彼らは大規模農園のような季節労働者ではありません。正社員として創業から30年以上在籍するスタッフも多く、畑に関する深い知識と確かな技術をもつハドソンになくてはならない存在なのです。

